Post date / 2013年9月16日

東京都町田市のO様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

パオ

日野宿本陣

江戸より甲州街道をPAOで走る

江戸は日本橋を起点とし甲斐国、下諏訪までを結ぶ甲州街道がある。

それは内藤新宿からはじまり下高井戸、上高井戸、布田五宿、府中、

日野、八王子を通り小仏峠から甲府を経て信州の下諏訪に至る

200キロ強にも及ぶ約53里の道である。

こういう古くからある街道に遭遇すれば、必ず名勝など必ず存在すると云ふのは

わたしの山本勘助(これはヤマカンのことね)であるが、

東京は日野に唯一現存するという日野宿本陣が在った。

PAOの記念撮影をどこで行おうかと思っている矢先のことであったから

こう云ふチャンスがないとなかなか行く機会はない。

日野宿には本陣屋敷が当時の江戸の面影をくっきり残しており、

この本陣内にあった佐藤道場では、新撰組の局長近藤勇や土方歳三、沖田総司

などが稽古に励んだようである。

いつも思うのだが、昔の人が今のような人間社会を想像したであろうか。

本陣の前でPAOを軽々留め置くことなどすれば、控え控えおろーときっと言われるだろう。

しかし今ではクルマの駐車場まで整備されているからPAOを置いても何ら問題は無い。

パオ

PAOトラディショナル 前方正面姿見

この度は東京都町田市にお住いのO様の元へお届けにあがられた

PAOトラディショナルをご覧頂く事に致そう。

24年の歳月が流れたにもかかわらず、SWの整備と仕上げにより

とても美しい状態を保っている。というのは手前味噌である。

それに加えオーナーのこだわりを追加することにより

より長く楽しくお乗り頂けるクルマが出来上がった。

パオ シート張替え

謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー

象牙色(アイボリー)とオリーブグレイ色のツートーンで張替えられた

謹製ウェル帆布60デザインスタンダードレザーシート。

象牙色やオリーブグレイはPAOのキーワードであるから自然と似合う。

パオ

PAOトラディショナル 側面姿見

アイボリーにラッカーフィニッシュがおこなわれたホイール。

純正本来はシルバー一色である。

下手なアルミホイールを入れるようであれば、鉄製ホイールが

良く似合うPAOにはこうして純正スチールホイールを

好きな色に塗装して楽しむ事が可能だ。

パオ

PAOと記念撮影

この度はO様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございました。

大変お洒落なご邸宅にPAOがとっても似合っておりました。

末永くお乗り頂けますように。

今日はコレマデ。

本日の名言

人間、死んだら何も出来なくなるもんな、やっぱり

by 山下清

清い心が響きますが、きょう一日を大切に、毎日生きるコトが肝要ですなぁ。

Post date / 2013年9月7日

月刊スピードウェル9月号『相変わらずなラシーン』刊行

月刊スピードウェル

またもや、3名の自傷写真家がRASHEENが放つ光をありのままに焼き付けた。

今回はBolseyskiy Ueki氏による個展となるが、次回は他2名の作品が公開される。

ラシーン

photograph : Bolseyskiy Ueki

ラシーン

photo art : JULIO

ラシーン

photo art : ザコウブギョー

カラーもあれば白黒もあり、表現方法はそれぞれ違う。

ただ、わたしたちの前にラシーンというクルマがあった。

それでは月刊スピードウェル9月号『相変わらずなラシーン』

を隅から隅までズズイとご覧くだされ。

本日の名言

自分が方向を変えれば

新しい道はいくらでも開ける。

by松下幸之助

間違いありません。そして自分をどんどん良いものに変えてゆく心が必要ですなぁ。

Post date / 2013年9月5日

大阪府東大阪市のW様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン

羅針盤とサルタヒコ

『ラシーン』といふ車名は、羅針盤から来たというのは、発売当時の雑誌の

片隅に書かれていた記憶がある。以前デザイナー平林俊一氏にお会いした時に

(ラシーンはクルマと比べてデザインはされていない。旅行カバンだとか、

日本という風土にあった形だとか)そのようなキーワードがいくつか集まって

出来ているというコトをお聞きした。

旅行するのには道しるべが必要であるから、このラシーンといふ名のクルマに乗れば

人生の行先まで示してくれるような、そんな感覚なのだろう。

しかしながら羅針盤は11世紀、中国・宋の時代に発明されたものであるから

わたしが日本の風土というところで云うならば、猿田彦(サルタヒコ)である。

サルタヒコは日本神話にある天孫降臨の際、天津神を先導した。

だから、日本では導きの神としてお祀りされている。

最近、わたしのまわりではこのサルタヒコの話題で盛り上がっており、

わたしも地元のお祭りに出る神輿の先に居る天狗のような恰好をした

先導(これがサルタヒコ)の役を受けた。

羅針盤ではなくサルタヒコが車名になるなら、サルーンとなってしまうから

これは、一般的なセダン車の形容であり間違ってしまう。

やはりここは、羅針盤からきたラシーンがお似合いなのかもしれない。

ラシーン 塗装

ラシーントラベラー フロントフェス

この度は大阪府東大阪市にお住いのW様の元へお届けにあがらた

ラシーントラベラーをご覧頂く事に致そう。

外観はホイールを除きほぼノーマルでの製作であるが、

フロントグリルやワイパー、背面タイヤのステーなど

再度ラッカーフィニッシュが行われピカピカに仕上げられている。

ラシーン シート張替え

謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー

女性らしい綺麗な桃色で製作されたレザーシート。

優しい印象がラシーン全体を包み込むような感覚。

ラシーン タイヤカバー

謹製ウェル帆布 スペアタイヤカバー張替え

内装の優しい印象と打って変わって、ブラック一色で製作された

スペアタイヤカバー。

内装の柔らかさに対しぐっと引き締めた感覚が、Coolである。

ラシーン ホイール

ホイール ホワイトダイアモンドラッカーフィニッシュ

絶妙なホワイトカラーが足元をえんすつするホワイトダイアモンドラッカー。

そしてスチールホイールの造形自体がラシーンを引き立てている。

ホイールカバーは可愛らしいが、スチールホイールは男前。

ラシーン

ラシーントラベラー 後方正面姿見

ラシーン

W様ご夫妻とラシーンの記念撮影

この度はW様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。

ご希望通りの製作が行えまして幸いです。

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

貧しさの中なら、労りだけで十分子供は育つ。

だが豊かさの中では、

精神的な厳しさを与えなければ鍛えられない。

by松下幸之助

これは、本当に現代人にあてはまりますなぁ。

豊かなゆえの副作用がここにあります。

Post date / 2013年9月3日

山形県南陽市のS様 PAO『SW-LTD』納車おめでとうございます

パオ

パオ

パオ

奥の細道をPAOで走る

道祖神の招きにあった芭蕉は取るものも手につかないまま

東北へと旅立ったという序文で奥の細道は始まった。

閑けさや 巌にしみいる 蝉の声 

ここは芭蕉が俳句を詠んだ山形県にある山寺『立石寺』の前である。

ちょうど巌にその蝉の声がしみいっている時期に伺えたのは、

わたしも芭蕉と同じ道祖神招かれたと言い換えてもいい。

この立石寺であるが、貞観2年(860)清和天皇の勅願にて慈覚大師が開いた。

それから1150年が経って今なほ断崖に隆々とそびえ立つお堂の姿に驚きながら

開山した頃に伝教大師が灯した比叡山の灯(不滅の法灯)を分灯してもらって、

今まで一度も消えることなく灯されているという現実にさらに驚愕した。

寺に居た僧侶に伺うと、この法灯を消えないようにするために

毎日何度と当番が見廻り、都度、菜種油を注ぎ足したりしていると云ふ。

もし万が一油が無くなって消えでもしたら1千年と続く灯(ともしび)に

土が付くから、油断は大敵だということだ。

油を断つ、すなわち油断といふ言葉はここから派生したらしい。

1千年灯し続けられた不滅の法灯の油を断つのと

わたしが自宅近所をPAOで航行中に、ガス欠をして助けを求めるのとは

同じ油断でも、まったくもってスケールが違う。

パオ

PAO『SW-LTD』

この度は山形県南陽市にお住いのS様の元へお届けにあがられた

PAO『SW-LTD』をご覧頂く事に致そう。

SW-LTDには専用色ロイアルブルーに変更が加わり、内外装のいたる部分に

装飾が施され、それぞれはスピードウェルのセンスに任される。

フロアーカーペットまで敷き替えられたモデルは一層輝き、

目にした人は、それぞれに憧れの眼差しを返してくれることだろう。

パオ

謹製ウェル帆布 60デラックスシート張替え

日本のロールスロイス、というのは私の中で思っているキャッチコピーではあるが

ワインレッド一色で仕上げられたPAOの内装は豪華な様子。

ちょっと背伸びをした冒険心がLTDの中には詰まっている。

パオ

フロアーカーペットの敷替え

米国より特別に輸入されるフロアーパンチカーペット。

独特な風合いは、往年のクルマらしいイメージが彷彿される。

米国や英国などはレストアに対する概念が一般的にも浸透しているから

こういう素敵な雰囲気のモノがそろっているように思える。

パオ

テールランプやボディーの深い輝き

SW-LTDは普通の処理からより進んだ表面処理仕上げが行われる。

そのことにより、洗車をまめに行わないと次の洗車時に

汚れが傷をつけるというコトになりかねないから注意が必要だ。

ずっと美しくあるためには、それなりのメンテナンスを行なわなければならない。

パオ

PAO『SW-LTD』後方正面姿見

パオ

S様とPAOの記念撮影

この度は、S様PAO『SW-LTD』納車誠におめでとうございます。

末永くお乗り頂けますよう、製作させて頂きました。

オーディオは現在製作中ですので、今しばらくお待ちください。

それではよろしくお願いいたします。

今日はコレマデ。

本日の名言

チャレンジしているうちは失敗はない。

あきらめた時が失敗である。

by稲盛和夫

カッコいい!!やっぱり稲盛さんはカッコいい。

Post date / 2013年8月31日

新潟県長岡市のY様 FIGAROヌーベルバーグ納車おめでとうございます

フィガロ

山本五十六

長岡のヌーベルバーグ

今回は新潟県長岡市のオーナーの元へフィガロをお届けをする。

大阪からは北陸道を北にひた走れば新潟に到着するのだが、折しも日本海側は

大荒れの模様で、富山のSAで少し綺麗なところがあったから、そこで記念撮影をさせて頂いた。

わたしは、日本全国の新しいオーナーの元へ夢のクルマをお届けするにあたり、

夢のクルマとその風土を写真に収めるのが好きであるが、新しくオーナーとなられた

方々も、クルマと共にあちらこちらにお出かけをして記念撮影するのは

とても面白いし、思い出に残る事だからしてもらいたいと思ふ。

なんせカメラはその瞬間の光を永遠のモノに記憶(変換)できる装置なのだから、

持ち歩いた方が良い。ただし、フィルムカメラかデジタルカメラか、

そういふ話になった場合、カメラはどちらでも好きな方を使えば良いが、

ちゃんと現像してプリントに仕上げるという事が重要である。

その点、フィルムの場合は必ず現像しないと見れないし、カメラ屋で現像してもらった時に

好きなショットだけを選んで即座にプリントしてもらえるのだから都合は良い。

しかし、どうもデジタル写真はすぐに見ることが出来るという安心から

パソコンと云ふ箪笥に仕舞い込んで、肥やしになってしまうから注意が必要だ。

長岡の話に戻るが、ココは山本五十六元帥の故郷でも有名である。

納車後オーナーに教えて頂いた駅前のへぎそば屋で昼食を頂き、帰路駅に

足を運ぼうとした瞬間、五十六元帥の生家の看板に目が着いた。

駅から500mほどの呉服町というところにそれはあった。

玄関は空きっぱなしであったため、そのまま内覧させていただいたが、

急な階段を上って右の部屋が五十六元帥の勉強部屋であると書いてある。

その勉強部屋のガラス越しから外を覗けばフィガロが走っているなどという光景は、

まるで芸術的に見えるのだから、これはまさに長岡のヌーベルバーグである。

※1ヌーベルバーグの発祥はフランスの芸術活動であり、そこには

アンドレ・バザンやロベルト・ロッセリーニなど精神的な父と呼ばれる前衛的な

人物が複数いるが、近代日本の精神的な父という言葉を借りれば、

これは山本五十六元帥にぴったり合う言葉であるとわたしは思う。

※2ヌーベルバーグと云ふ呼称(1957年10月3日付のフランスの週刊誌『レクスプレス』誌に

フランソワーズ・ジローが「新しい波来る!」と書き、そのキャッチを表紙に掲げたことが起源。)

フィガロのキャッチコピー(東京ヌーベルバーグ)とは、東京の新しい風という芸術的な意。

フィガロ

FIGAROヌーベルバーグ 右舷前方姿見

この度は新潟県長岡市にお住いのY様の元へお届けに上がられた

FIGAROヌーベルバーグをご覧頂く事に致そう。

ラピスグレイという群青の空の色のフィガロであるが、ラピス・ラズリという宝石の色

をモチーフにしている事が伺える綺麗な色だ。

今回はフルオリジナルに近い仕上げをYオーナーが希望されたので、

内装の張替えなども純正に限りなく忠実に再現できるように材料にこだわって製作をおこなった。

フィガロ

FIGARO フロントフェス

ヘッドライトには純正オプションのライトピークが、左舷前方には

これまた純正オプションのコーナーポールが装着され、

豪華な印象を受ける。

フィガロの生産台数は2万台であり、こう云ふ純正オプションは新車時に装着した車両

には概ね残っているだろうけど、どれだけ台数があるかは解らない。

フィガロの純正オプションは、とても貴重なものと言える。

フィガロ シート張替え

謹製ウェル帆布 FIGARO純正レザー調張替えシート

今回は限りなく純正に近い風合いの合革での張替えがおこなわれている。

ハンドルやシフトノブのレザー巻やドリンクフォルダーなどは

純正オプション品であり、これまた希少。

フィガロ

FIGARO コックピット

フィガロの内外装には至る所に花弁の装飾が施されている。

ハンドルの中心部であったり、ハザードやクーラーなどのスイッチであったり、

ドアのオープンハンドルなどもすべてに花弁のデザインが施されている。

クルマに装飾を施すという感覚はヨーロッパでは今でもあるだろうが、

日本では今でもあまり見かける事はないだろう。

フィガロの美しさはそういった装飾によるものだと言える。

フィガロ

ホイールキャップ ラッカーフィニッシュ

フィガロにはホイールキャップの仕様がスタンダードであり、

こちらもキャップのラッカーフィニッシュが標準で着いてくる。

純正では、フィガロの天井部に塗装されているホワイト色に

ラッカーフィニッシュが行われており、今回はその純正を復元して

製作が行われた。

フィガロ

Y様とFIGAROの記念撮影

この度はY様、FIGAROヌーベルバーグ納車誠におめでとうございます。

あいにくの雨模様でしたが、納車させて頂きありがとうございました。

また、へぎそばはとてもおいしゅうございました。

これからはFIGAROを長くお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

話し合い、耳を傾け、承認し、

任せてやらねば、人は育たず。

長岡の誉れ、五十六元帥の素晴らしい名言です。