江戸より甲州街道をPAOで走る
江戸は日本橋を起点とし甲斐国、下諏訪までを結ぶ甲州街道がある。
それは内藤新宿からはじまり下高井戸、上高井戸、布田五宿、府中、
日野、八王子を通り小仏峠から甲府を経て信州の下諏訪に至る
200キロ強にも及ぶ約53里の道である。
こういう古くからある街道に遭遇すれば、必ず名勝など必ず存在すると云ふのは
わたしの山本勘助(これはヤマカンのことね)であるが、
東京は日野に唯一現存するという日野宿本陣が在った。
PAOの記念撮影をどこで行おうかと思っている矢先のことであったから
こう云ふチャンスがないとなかなか行く機会はない。
日野宿には本陣屋敷が当時の江戸の面影をくっきり残しており、
この本陣内にあった佐藤道場では、新撰組の局長近藤勇や土方歳三、沖田総司
などが稽古に励んだようである。
いつも思うのだが、昔の人が今のような人間社会を想像したであろうか。
本陣の前でPAOを軽々留め置くことなどすれば、控え控えおろーときっと言われるだろう。
しかし今ではクルマの駐車場まで整備されているからPAOを置いても何ら問題は無い。
PAOトラディショナル 前方正面姿見
この度は東京都町田市にお住いのO様の元へお届けにあがられた
PAOトラディショナルをご覧頂く事に致そう。
24年の歳月が流れたにもかかわらず、SWの整備と仕上げにより
とても美しい状態を保っている。というのは手前味噌である。
それに加えオーナーのこだわりを追加することにより
より長く楽しくお乗り頂けるクルマが出来上がった。
謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー
象牙色(アイボリー)とオリーブグレイ色のツートーンで張替えられた
謹製ウェル帆布60デザインスタンダードレザーシート。
象牙色やオリーブグレイはPAOのキーワードであるから自然と似合う。
PAOトラディショナル 側面姿見
アイボリーにラッカーフィニッシュがおこなわれたホイール。
純正本来はシルバー一色である。
下手なアルミホイールを入れるようであれば、鉄製ホイールが
良く似合うPAOにはこうして純正スチールホイールを
好きな色に塗装して楽しむ事が可能だ。
PAOと記念撮影
この度はO様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございました。
大変お洒落なご邸宅にPAOがとっても似合っておりました。
末永くお乗り頂けますように。
今日はコレマデ。
本日の名言
人間、死んだら何も出来なくなるもんな、やっぱり
by 山下清
清い心が響きますが、きょう一日を大切に、毎日生きるコトが肝要ですなぁ。