Post date / 2014年1月7日

神奈川県川崎市のO様 PAOレストアおめでとうございます

パオの復元再生

パオ専用 リプレイスメントマフラー

伊勢の神宮 おかげ年

レストアは式年の大改修

昨年は60年に一度の出雲大社、20年に一度の伊勢神宮と両宮が式年遷宮した。

遷宮というのは社殿を改修や新調して神が新宮に遷ることである。

ほころびかけた社殿を一新し、益々神の威信を取り戻し、

そして日本自体を蘇らせる、国の一大行事だ。

まあこのような事を1300年も当時の趣のまま続けているのだから、

思いは太古より今につながっていると言って良い。

今回、わたしは運よくその両方の遷宮に参加させて頂いたから、

両神宮のお社をじっくり見学することが出来たのである。

出雲は屋根の葺替えが主で工事中には主屋根まで上らせて頂いて

作業風景を拝見し、先人の匠の技を目の当たりにした。

伊勢ではお白石持ちに参加し、皇大神宮の御垣内にお白石を奉献した。

とても興味深いのは伊勢の神宮は、11代垂仁天皇25年3月の条、

「倭姫命、菟田(うだ)の篠幡(ささはた)に祀り、更に還りて

近江国に入りて、東の美濃を廻りて、伊勢国に至る。」日本書記より。

とあり、紀元前3年に伊勢の神宮が現在の地に移されたことになる。

さらには出雲の紀元は神代(かみよ)の時代までさかのぼるのだから

これはもう浪漫であると言う他ない。

どちらにしても太古より今まで続くためには、式年遷宮というものが必要であり

常に新しく蘇えらせるという常若の思想が、日本の永続性を物語るわけである。

そしてPAOも遂に平成26年1月14日に生誕25周年を迎えるにあたり、

レストア(式年の大改修)を行うというのがPAOの永続性、

つまりわたしの常若の思想である。

※伊勢神宮は20年に一度、全く新しい社殿を一から造るので式年の遷宮、
出雲大社は60年に一度、大改修を行うので遷座というのが正しい。

※伊勢の式年遷宮の翌年(平成26年)はおかげ年とそう呼ぶ。

パオ レストレーション

PAO 式年の大改修

この度は神奈川県川崎市にお住いのO様より大改修の依頼をいただき

晴れてお届けにあがられたPAOレストアをご覧頂く事に致そう。

預かった当初は全体を通して錆びれておりドアが剥がれるような感じだったが、

ボディーやエンジンや足回りの要所に手を加え、さらにはオーナーの

好みのテイストに仕上げるという大改修である。

パオ レストレーション

旧車のアルミパーツのような色合い

所さんの世田谷ベース本を参考に頂き、塗装色を選定。

細かなこだわりはふんだんに用意されている。

※アルミカラーはオーナーのこだわりを反映している。

パオの内装

PAOレストアの内装

ハンドルから大きくイメージチェンジを施した内装。

今回のレストアでは、内装も今一度純正カラーでラッカーフィニッシュ。

その際浮かんできたのが、コラムとセンターコンソールをアイボリー色で

仕上げるか否かという問題だったが、マイナス1の方程式により

その部分はあえていらわず、純正を保っている。

ノスタルジックな印象はその全体のバランスにより構成されている。

※インストルメントパネルは純正の塗装肌よりさらに磨きをかけて上質さを演出

セイントクリストファー ハンドル

セイントクリストファー ハンドル

バンジョー型ステアリングにセイントのモチーフが際立つホーンボタン。

アイボリー色がPAOのカラーに良く馴染んでいる。

にぎり手は細く、まるで異国情緒が満開だ。

謹製ウェル帆布 60スタンダード

謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー

アイボリー一色に、さし色にバーガンディーのパイピングが粋である。

ダッシュ上下もこの後に説明する天井のカラーと統一されている。

※ヘッドレストは撮影後取り付けられている。

パオ ジャーマントップ

謹製ウェル帆布 ジャーマントップ

ドイツ製のトップ生地なのでジャーマントップと言う。

幌では最高品質のジャーマントップ生地。私の知る限りでは

20年以上は風雨に耐える。そして、上品なカラーが特徴的だ。

※ルーフレールや蝶番などすべてがシルバーカラーでリペアされる。

パオ 装飾

ピラーミラーなどの装飾

※ドアミラーやドアアウターハンドル、蝶番などすべてがシルバーでリペアされる。

パオ 装飾

ドアロックなどの装飾

※全体的なイメージに合わせ細かなパーツを選定。

PAOレストレーション 納車

PAOとO様の記念撮影

この度はO様、式年大改修PAOの納車おめでとうございます。

一生乗り続けたいというO様のお言葉を頂き、丁寧に製作させて頂きました。

このようなお仕事を頂き恐悦至極に存じます。

また、たいそうなお土産まで頂き、誠に有難うございました。

本日の名言

社会主義は、平等に愛すると言うが、

武士道は、己を殺して人を助けるもの。

即ち、日本の武士道の方が一段上である。

by乃木希典

日本人の心を大切に生きてゆきたいものです。

Post date / 2014年1月1日

‐謹賀新年‐

2014ust1

2014ust2

京都伏見稲荷大社の初詣

元日の伏見稲荷大社前

謹んで新年のお祝辞を申し上げます。

旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

平成25年はスピードウェルにとって技術革新とクォリティーアップに力を注いだ年でした。

おかげ様で製作車両に対する絶対的な信頼性は上がり、多くのお客様よりたくさんのご注文

ご依頼をいただけました。

そして本年は午年ということで『天馬空を行くがごとし』さらに人と自動車の関係を最良のものに

なりますよう努力致します。スピードウェル社員一同、自分たちの力を極限まで引き上げ

お客様の大切な自動車の製作に努めていく所存です。

本年も何とぞ旧年同様ご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。

それでは皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

平成26年 元日 ガレージスピードウェル

ということで新しい年がはじまりましたが、何と正月3日より

パオのエンジンを1100㏄にボアアップした『MA11SW型エンジン』と

SW-02マシンの総合テストが、岡山国際サーキットで行われる!!

当日は1時間を3セットほど行う予定であり、その模様はホームページの

トップもしくはこちらのブログより熱くライブ中継!!

それでは、今年も正月そうそうから皆様にお楽しみ頂くといたそう。

『平成26年1月3日 岡山国際サーキットよりライブ中継』

Post date / 2013年12月27日

大阪府堺市のK様 PAOトラディショナル『モケット60』納車おめでとうございます。

パオ 昭和レトロモダン

デザインは昭和レトロモダン

デザインは昭和レトロモダン

デザインは昭和レトロモダン

昭和レトロモダン

西暦で言うところの60年代~70年代の昭和の時代に生まれたデザインを

昭和レトロモダンと巷では表現される。これを一ずつ解体して言うと、

昭和とレトロとモダンである。これをかみ砕いていうとなると

昭和と言う時代に、レトロスペクティブ(1955~1975)年代のモダニズム(近代)の

となるわけだから、すべてが重複しているような、何ともへんてこなものになる。

この手の言葉は、雰囲気で伝えているのであろうがイメージは、

昭和香りがするゆるーいそして現代より前のデザインということになるだろう。

わたしが昭和生まれであるから、その時代の感じはモケットの椅子とコーヒーテーブル

が置かれた旅館である。これは、今での温泉街など行けば体験することが出来る。

ココまでは良いが、平成生まれの人間にとっては、このイメージは体験したことは

ないのだから、すこし間違えれば新しいと感じるわけである。

時代は繰り返すというのは良く聞く話であるが、近代のモノで体験した事が

なければ何でも新しく感じるのは共通のようであり、60年周期でぐるぐる

廻ると言われている。昭和、そして戦後69年。

昭和レトロモダンが、スピードウェルから登場するのも伺い知ることが出来る。

PAOトラディショナル 左舷前方

PAOトラディショナル 左舷前方姿見

この度は大阪府堺市にお住いのK様の元へお届けに上がられた

PAOトラディショナル『モケット60』をご覧頂く事に致そう。

前回のラシーン・ザ・モケットをご覧頂いて、オーナーがモケットシートに

張替えたいということで、それなら全体的にバランスを整えましょうと云う事になり

モケットの色とデザインとハンドルのカラーなど調整を施して製作が進められた。

PAOトラディショナル バンパー グリル

PAOトラディショナル フロントフェス

バンパーやグリルは純正のカラーで再度ラッカーフィニッシュを行い、真新しい雰囲気に。

PAOにはそれぞれに手を加えて、また25年乗れるようにという

25年に一度の式年修理が必要である。

モトリタフラット ウッドステアリング

エゲレス製 モトリタフラット・ウッドステア

モケット60のシートカラーに調和する、モトリタフラット・ウッドステアリング。

中央のベゼルが丁度グリーン色のモノがあったので、チョイスした。

細部の心配りは、スピードウェルの核心である。

パオシート張替え モケット60 張替え

謹製ウェル帆布 モケット60(モケットロクマル)

最高品質のモケットを使用して張替えられたシート。

今回のデザインには自動車らしいさを取り入れ、座面のステッチングを分配。

さらにボタンの深さや座部の餡子の量も調整された。

PAOトラディショナル 後方正面姿見

PAOトラディショナル 後方正面姿見

パオ 納車おめでとうございます

PAOとKご家族様の記念撮影

この度はK様、PAOトラディショナル『モケット60』納車おめでとうございます。

新型モケット60とモトリタウッドハンドルのセットがとてもオシャンティです。

これから末永く楽しくお乗り下さい。

今日はコレマデ。

本日の名言

賢者は財を蓄えない、与える事で財を豊かにする

by老子

誠に名言で御座いますが、なかなか実行できません。

Post date / 2013年12月25日

‐新型ラシーン発表‐

blogxprojectrasheen_off

新型RASHEEN発表のページはコチラ

12月24日に何かが起こる?!と題して何やらにぎわしていたがそのベールが遂にはがされた。

それは日産ラシーンをデザインした、デザイナー平林俊一氏が20年の時を超え

新しい時代に向けてラシーンをデザインすることであった。

スピードウェルでは、平林俊一氏のデザインを基にラシーンフォルザベースで

内外装を艤装した新型ラシーンを、来る26年4月1日に発売を開始する予定である。

現時点ではデザイン案(スケッチ)を数点が用意され、着地点に対しての

方向性の提案段階である。

デザインコンセプトは、現代のクルマデザインに対するアンチテーゼ。

すこし尖った口調ではあるが、現代のクルマデザインが個性もなく

どれも同じように見えて退屈であるからそれはそれで良い。

プリミティブ(原始的)だとか普遍的、機能的かつ機械的。

にほい立つなにか。簡素だけど愛らしいなど。

そのようなキーワードなども上げられ、デザインは大いに盛り上がる。

それでは、2014年4月1日の発売まで、まだまだ速報などがアップされる

予定であるから、是非とも楽しみにして頂こう。

今日はコレマデ。

Post date / 2013年12月22日

号外!!日産PAO専用 ザ・モケットシート発表

パオのシート張替え

ザ・モケット

わたしの生まれた時代はこうしたモケットのファブリックが全盛期であった。

とても懐かしく今よりもゆっくりとした時間が流れていた記憶があり、

そんな安らぎの瞬間を今回はPAOのシートでカタチにしたのが『ザ・モケット』である。

しかしある時を境に、モケットは歴史から取り残されたかのように姿を消すわけであるが、

いつしか時代は流れ、今やその流行に流されない一つのスタイルとして今日お披露目するコトとなった。

パオのシート張替え

黒いグリップ類も何やら似合う

モケットシートは手のひらでスース―すると色が変わるのが面白い。

パオのシート張替え

座面にはあんこが注ぎ足されふっくらした。

座面はふっくらとして、背もたれは背中のライン上にRをもたせる

このこだわりは解る人にしか解らない。

パオのシートを張替え

裏の仕上げまでこだわる。

見えない部分をこだわるのは、良い仕事をするために欠かせない。

だからこういう見えないところを妥協しないように常に心がけている。

ということで本日は号外!

今日はコレマデ。