Post date / 2024年9月3日

三重県鈴鹿市のN様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

猿田彦ラシーン
伊勢国の一ノ宮

伊勢国の一ノ宮は都波岐神社・奈加等神社である。伊勢にはたくさんの神社が存在するわけであるが、伊勢には神宮が在るではないかと思う方もおられるだろうが、神宮125社はそういった序列には入ることはない。この伊勢の一ノ宮は猿田彦をお祀りされており、巷では道開きの神様と呼ばれている。また、身近な所では猿田彦珈琲のブランドネームの由来でもある。この猿田彦という神は古事記で猿田毘古神(サルタビコノカミ)、日本書紀では猿田彦命(サルタヒコノミコト)、と記載されている。昨今サルタビコかサルタヒコかの論争はあるが、どちらにせよ、平安時代までは濁点はなく、なんなら昭和まで天皇も濁点をつかっておらず、おおむねサルタヒコが正解であるとわたしは解釈している。そして、猿田彦はなぜ道開きの神となったのかと申せば、天孫降臨の際、天照大神より使わされた瓊瓊杵尊が、猿田彦によって道案内されたことに由来する。日本各地のお祭りで、神輿の行列が出る場合は、先頭に天狗のような面を被って先導するのが、それが猿田彦のお役目のようである。今回はその古くから歴史のある神社の元へお届けにあがらせて頂きました。

ラシーン伊勢納車
ラシーントラベラー左舷前方姿見

この度は、三重県鈴鹿市のN様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。サンドベージュ色のボディーに各パーツをブラックペイントに塗装を行い、内装もシックなチョコブラウン色で製作。大人らしく、可愛らしいラシーンが出来上がりました。

ナルディウッドハンドルをラシーンに取付
ナルディクラシックウッドハンドルとラシーン

プリミティブな三連風メーターにはナルディのクラシックウッドステアリングが良く似合う。

ラシーンの内装張替え
ラシーンの内装張替え

SWの使用する特別なマテリアルを用いて張替えが行われたシート。ビターチョコブラウンという名の生地は、ほろ苦い大人の味。ナルディウッドハンドルと合わせてとても雰囲気は良い。

ラシーンを三重県鈴鹿市に納車
ラシーントラベラー右舷後方姿見

リヤハッチに装着されるスペアタイヤ。ホイールを塗装を行ってカバーレス仕様として製作。一癖ある無骨なイメージが、サンドベージュカラーにマッチしている。

三重県鈴鹿市にラシーン納車 
ラシーンと記念撮影

この度はN様、ラシーントラベラー納車おめでとうございます。道開きの神様に道開きのラシーンですね。これからも末永くお乗り頂けますように、お祈り申し上げます。

今日はコレマデ~

本日の名言

生命は力なり、力は聲なり、聲は言葉なり、
新しき言葉はすなはち新しき生涯なり。
BY島崎藤村

Post date / 2024年8月30日

大阪府池田市のI様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

呉服神社の立札

この度は大阪府池田市にお住いのI様の元へお届け致しましたパオをご覧頂きたい。と、いつもの四方山話がないと調子が乗らないので、池田の呉服神社(クレハジンジャ)のお話である。まず、この宇宙創世以外には何事にも始まりという言葉が存在する。今日は機織りをクローズアップするが、日本に機織りが入ったのは第15代応神天皇の時代である。クレハトリとアヤハトリという姫が大陸より招かれ、大阪の池田の地に住みつき、機織り、裁縫の技術を弥生人に伝えた訳である。このクレハトリ、アヤハトリは三国志にある呉国より招かれたことにより、以降絹布物を呉服と言うようになった。そうである、呉服の始まりはココである。呉服はこの由来で間違いないと思うのだが、機織り(ハタオリ)は、機械で織る事であって、なぜハタと発音するのか、ということである。そこでわたくしのスーパーカンピューターに演算させたところ、丁度応神天皇の時代に秦氏が12万とも15万とも言われる人数で渡来。秦氏が発明した、もしくは伝来させて機械で織る事をハタ織りという。この説は、わたしの中では最有力候補である。

大阪府池田市のI様がスピードウェルで注文したパオ
パオの風景

あらためて、この度は大阪府池田市にお住いのI様の元へお届けされました、PAOトラディショナルレストアをご覧頂きます。オリーブグレイの車両は1年ほどお時間を頂き、ボディーワークからエンジン廻り、クーラー、足廻り、内装のリペア等を手間をかけて製作。美しいパオが出来上がりました。

パオのフロントグリル
フロントフェース

パオのフロントフェースである。バンパーやグリルは純正と同様に塗装を行い製作。もちろんヘッドライトリムなどもリペアペイントが施されている。手前味噌であるが兎に角美しい。

パオのインパネ周り
ダッシュパネル上下の張替えとデフロスタグリルのリペア

インストルメントパネルは運転中常に望むところである。そのような大事な所に力を注ぐのは当然の事である。今回もダッシュ上下はオーナーI氏の思いのカラーに張替えがおこなわれている。ダッシュ上面は天井(キャンバストップ)の生地と同じ物で張替えて、クラフト感を演出。スピードウェルではそのような細かな配慮がなされて製作が進められるから、納車された時に楽しみが増す。

パオの内装張替え
ファブリック生地によるシートの張替え1
パオのシート張替え
ファブリック生地による内装張替え2

レザーだけではない、自動車用にある難燃試験に合格したファブリック生地による張替えも得意である。ファブリックにはツィード、モケット、そして幌布生地が存在する。それぞれにカラーが選べ、さらに縫糸のカラー、さらにさらに縫糸の太さまで選ぶことが可能である。このようなサービスは全国してもSWが唯一である。

大阪府池田市に納車されたパオ
パオと記念撮影

この度はI様、PAOトラディショナルレストア納車、誠におめでとうございました。沢山のお土産も頂き心より感謝申し上げます。これから長く、そして大切にして頂けます様にこちらも努力致します。

今日はコレマデ~

本日の名言
世界で最も素晴らしく、最も美しいものは、目で見たり手で触れたりすることはできません。
それは、心で感じなければならないのです。
byヘレン・ケラー

Post date / 2024年8月23日

沖縄県那覇市のT様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

沖縄ラシーン販売
沖縄のカメハメハ大王

日本人という概念はどの時代をさかのぼって見れば良いのであろうか。わたしは、縄文人は現代日本人の礎であると捉えるている訳である。しかし、わたしたちのDNAはおおよそ弥生人のDNAが多く、特に畿内に至っては、縄文ではなく弥生人のDNAという結果が出ている。沖縄は琉球王朝であって、現在の沖縄にお住いの方は縄文人のDNAが畿内より多いようである。これは少しの驚きもしないが、さらに云うと出雲地方やアイヌ民族にも縄文人のDNAが畿内の人間より多いらしい。このことは畿内から起こる王朝(天皇)の治世を覗い知る事が出来る。どちらにせよ、北海道から沖縄まで全体的には縄文人のDNAは存在する事には間違いない。この縄文時代、世界に名だたる文明、メソポタミヤ、エジプト、インダス、黄河、それらは紀元前6000年ごろからはじまった文明であって、それ以前は石器時代である。しかし、世界が石器時代を行う中、日本はそれより7000年ほど前から縄目紋様の土器をつくるという、いわゆる縄文時代を行っているわけであって(紀元前13000年前)から始まった訳であり、世界最古の文明と最近になって騒がれている。まさしく日本が世界の文明の起源説となる所以である。もしかすると、ハワイのカメハメハ大王も縄文人のDNAが少なからず含まれていた可能性がある。という本日の四方山話であるが、現在ハワイで売っているアロハシャツと云われるシャツは、元は沖縄のかりゆしであるというのは豆知識。

沖縄に納車したラシーン
沖縄にさわやかに映えるライトブルーのラシーン

この度は、沖縄県那覇市にお住いのT様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたい。ライトブルーという名のカラーは当時の純正色を復元してこだわりの塗装を行い、沖縄の気候に耐える仕上げがほどこされている。

沖縄に納車したラシーンのハンドル廻り
トロピカルなカラーリングのインストルメントパネルのラッカーフィニッシュ

沖縄の風薫る、トロピカルなカラーでラッカーフィニッシュが行われた、インストルメントパネル。さらにオーナーの拘りのモモステアリングを装填。

ラシーンの内装張替え
特別な生地で張替えが行われたラシーンレザーシート

耐候性に優れる特殊なマテリアルで張替えが行われたラシーンの内装。熟練のクラフトマンが、ピシッと張替えを行い、シュッとした様子。

スピードウェルが沖縄に納車したラシーン
ラシーンと沖縄の関係

ラシーンが沖縄に映えるのは、そのリゾート感である。ラシーンデザイナー平林氏曰く、『四角いように見えて実は丸い。ボディーの側面下を見れば、クルーザーの船の胴体のような削りこみが行われており、それがリゾート感につながっている。』というこれこそ、デザインの力、デザイン性能である。

ラシーンと沖縄
沖縄の空の色にラシーンのライトブルーが良く似合う

背面のスペアタイヤはスムーシングにより取り払い、ミニマムなスタイルに。普段見慣れているラシーンとの違いがあり、わたしは新鮮に見えるのである。

沖縄とラシーン
リゾート感が最高潮
ラシーンと沖縄県
ラシーンのある風景
沖縄県に納車いたしましたラシーン
ラシーンと記念撮影

この度はT様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。製作には長らくお時間頂戴致しましたが、お喜び頂けまして嬉しく思います。また、沖縄県で元気に走る姿が見れる日を楽しみに致しております。

今日はコレマデ~

本日の名言
命どぅ宝(ぬちどうたから)
by尚泰王
命こそ宝。命は宝物であり、最も尊いもの、である。
命があれば希望が残る。

Post date / 2024年8月18日

愛知県丹羽郡扶桑町のK様 PAOトラディショナルレストア納車おめでとうございます

皆様、残暑お見舞い申し上げます。スピードウェルのホームページは現在新しいステージに向かって更新中であり、ブログも内部の構造をバージョンアップ致しました。ここから、新しい1ページが始まりますので、どうぞご期待ください。それでは、シンスピードウェルの始まりです。

パオ
旅するパオ

今一度、パオの名前の由来である。決して荒野を走るわけでもなく、Amazonの奥地を探検する訳でもない。しかし風を感じたり、日常が非日常となるような、いわゆる冒険心をくすぐる気分なクルマであって、モンゴルの遊牧民族が使用するゲル(テント)が、大陸言葉で包と書いてパオ言うのである。パオはそのボディー形状からも解るように、天井はテントのように、ドアには三角窓を設け、馬にまたがり風を感じるような、フロントフェースではグリルはまさに網焼きであって、ヘッドライトはお皿になる。これはパイクカーデザイナー古場田良郎氏より教わったパオのデザインである。簡単に言えば、移動式住居(ゲル)にタイヤが4つ着いたものがパオである。パオイスト(パオを愛する人の総称)達は、今日も日本中を、そして人生の旅をしているのである。

パオ
パオトラディショナルレストア

この度は、愛知県丹羽郡扶桑町にお住いのK様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナルレストレーションをご覧頂きたいと思います。アクアグレイのこちらのパオボディーのレストアに、内装のリペア、エンジンやミッションのオーバーホール、クーラーや足廻りの部品交換等、かなりのパーツを新品に取替を行い製作された手間隙をかけて製作されました。

パオ内装張替え
パオの内装張替え

今回は、シート張替えに合わせてダッシュパネル、アンダートレイ、ドアポケット、シフトブーツ、トノカバー等一通り張替え。また、こだわりの生地(ハリスツィード)を取り寄せて、シート側面にはハリスツィードの証明タグをあしらった。

パオ内装張替え
ハリスツィードによる内装の張替え

最高級のツィードを使用して張替えが行われた内装。シート形状は純正に準ずる仕様。イギリスで製作される羊毛生地は難燃基準にも合格しており、自動車用に使用が可能である。

ハリスツィード
ハリスツィードのタグ

ハリスツィードと言えば、この証明タグである。ジャケットやマフラー、手袋、さらにイヤーマフなどお洒落に着飾るのは人だけではない。

ハリスツィード
ハリスツィード

ハリスツィード
ハリスツィード

シート上面にハリスツィードを使用し、側面やパイピングは最高のレザーマテリアルを使用して張替えがおこなわれている。一つひとつのパーツに熟練のクラフツマンがこだわりを持って製作しており、新しいオーナーには感激をもって迎えられる。

パオトノカバー
トノカバーはパオの純正オプション

トノカバーは最近人気であり、スピードウェルでも品薄商品である。今回も内装生地と合わせて張替えを行い、フレームはリペイントをおこなっている。

パオトランクルーム
パオの荷室の張替え

トランクルームのカバーは純正品は経たりに経たっており、こうして張替えを行うと新車のような佇まいになる。普段は見えにくい場所ではあるが、そのようなところからにほい立つ、何かが存在する。

パオ犬山城
パオと犬山城下町

国宝犬山城の城下町である。すでに400年という時空をタイムスリップするという旅に出た訳であるが、そのパオの室内から望む情景は、パオ以外から望む情景と同じではない。

パオ愛知県販売
パオちゃんと記念撮影

この度はK様、PAOトラディショナルレストア納車、誠におめでとうございました。長らく製作にお時間を頂きましたが、お喜び頂けまして嬉しく思います。それでは、今後ともどうぞお付き合いよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

ムダなことを考えて、ムダなことをしないと、伸びません
byイチロー

そのムダを一生懸命したからこそですね。

Post date / 2024年8月1日

大阪府羽曳野市のI様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

最古の官道

大阪府羽曳野市のお客様へお届けは、いつも社屋での納車の為、四方山話が無い。それゆえ、今回は社屋の周りの四方山話を入れたいと思う。日本最古の官道と云われる竹内街道。1400年前に聖徳太子によって整備された道ではあるが、それ以前には羽曳野の応神天皇陵、堺市の仁徳天皇陵を繋ぐ道であったとも考えられる。飛鳥時代には、遣隋使の使節や留学僧が往来し、難波から上陸した大陸の先進文化は、竹内街道を通って大和へ伝えられ飛鳥文化の発展をもたらしたほか、シルクロードから海路を通って伝来した仏教もまた、竹内街道を通って大和へ伝わり、日本文化のいしづえとなったといわれる。そのような、ロマンあふれる道がSW社屋の横を通っており、目をつむり1400年タイムトリップすれば、極彩色豊かな装束をまとった遣隋使団や役人が往来しているのである。わたしが行っている雅楽も仏教と共に遣隋使によってもたらされており、とても感慨深い。また羽曳野(はびきの)はダルビッシュの実家もあり、後輩らはダルビッシュと友達でもある。と、団扇の話はココまでとしよう。

ラシーンと記念撮影

この度は、大阪府羽曳野市にお住いのI様の元へ嫁ぎましたラシーントラベラーをご覧頂きたい。ダークブルーの車体は復刻塗装がおこなわれ、美しい状態に。背面タイヤレスの仕様のラシーンである。

ナルヂウッドハンドル

本家ではない。それをナルヂと呼んでいる。本家のウッドハンドルは現在7万円以上するという、なんとも法外な価格なゆえ、なかなか手にすることが出来ず、そのような雰囲気のウッドハンドルも実は好評である。違いはグリップがナルディのほうが少し細く繊細で、スポークは逆に厚めである。

ウェル50デザイン レザーシートの張替え
特別な生地で仕立てが行われた、ウェル50デザインレザーシート。座面、側面、パイピングと背もたれ裏のポケットの仕様、さらにはステッチ(縫い糸のカラー)まで選ぶことが可能。その他、ファブリック、ハリスツィード、モケット等、生地の変更も可能である。

バックモニター&ドライブレコーダー
フロントガラス面にドラレコを着けたくない、わざわざナビゲーションを着けてバックモニターを装着したくない、という方には、ミラー型のモデルをオススメする。

フロントフェース
バンパーやグリル等、すべてハイスペックな塗料でリペイント、今回は復刻塗装が行われ美しい。スピードウェルでは自社でこだわりを持って塗装をおこなっており、細かなご要望にもお応えする事が可能である。

この度はI様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。末永くお乗り頂けます様に、バックアップ差し上げたいと思います。

という事で、これからラシーンを乗りたい方、ラシーン初心者の方、ラシーンを以前に乗ってたがまた乗りたい方、内外装綺麗なラシーンに乗りたい方、しっかり整備されたラシーンが乗りたい方、ラシーンを宝物にしたい方、一生物にしたい方は、是非スピードウェルにお問い合わせください。全国納車をリーズナブルに行っております。

今日はコレマデ。

本日の名言
我必ず聖に非ず、彼必ず愚かに非ず、共に是れ凡夫ならくのみ
by聖徳太子
『十七条憲法』の第十条にある言葉。意見の対立した時に持つべき心構えであります。
私が聖者であるわけではない。彼が愚かであるわけではない。お互いに凡夫でしかないのである。
誰もがこだわりの心(執着心)を持っているのであり、その点においてみな等しく凡夫であると太子は述べているのである。凡夫とは、仏教では道理を理解せず、煩悩に迷うという事。
呉互い愚かな者、無知な者、凡庸(ぼんよう)な人、一般の人でありますなぁ。