Post date / 2013年1月17日

大阪府泉佐野市のN様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

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ラシーンのバンバー

バンパーとはクルマの前後に取り付けられる自動車を保護する部品のコト。

あたしのような爺はバンパーではなくバンバーと口ずさんでしまうわけであるから

古くからある、というより車のプリミティブ(原始的)な部品である。

このバンバーの本来の目的とはクルマを守るというコトであり、バンバーに

傷がついても何ら問題は無い、というのが世界では一般的な考え方なのである。

伊太利なんぞは縦列駐車する際、前車のバンバーに自分のクルマのバンバーを押し当てて

駐車するという風習さえ存在するのだから、そこら中のバンバーはボコボコである。

しかし、日本人はその綺麗好きという美徳により、傷などつけばすぐさま補修するものである。

これはある種日本の独自の文化であろうと思うわけであるが、それと同時に製作する側

(デザイナー)がクルマの本質を無視して、現代の安い流行だけを求めてデザインした、

もはやクルマではない単なる移動手段という乗り物にはバンバーが着いていない、

だからすぐさま補修しないといけない、と仮定することも出来る。

その点、ラシーンには用途のはっきりしたバンバーがデザインされている訳であるから

クルマとしては機能的であり、世界に通用するクルマのデザインの一つであると

あたしは解釈する訳だ。

※ラシーンを最後に日本ではバンバーらしいクルマが造られていない。

※高級車やスポーツカーはその限りではない。

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ラシーントラベラー 右舷前方姿見

この度は大阪府泉佐野市にお住まいのN様の元へお届けに上がられた

ラシーントラベラーをご覧頂き候。

N様はラシーンからラシーンに乗り換えと云ふコトであって

ラシーンには存在しない独自のカラーで今回は製作させて頂いた。

写真でははっきりしたカラーが光の反射などで解り辛いが

とても綺麗なチョコレートブラウンのボディーである。

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謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー

外装色のトーンより数段柔らかくした内装の色彩。

ツートーンではあまりコントラストを高めると硬い印象になりがちではあるが

これぐらいのコントラストが硬くなくベターである。

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ラシーントラベラー 左舷後方姿見

此れまた解り辛いが、ボディー下部のぐるりにはブラックのセミグロスで

ラッカーフィニッシュが施されている。

こういふ細かな所への配慮が、素晴らしい仕上がりにつながる訳だ。

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N様とラシーンちゃんをガシャ!!

この度はN様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。

ラシーン二台目といふコトで、大切に御乗り頂ければ幸いです。

これからもどうぞよろしくお願いします。

今日はコレマデ。

本日の名言

学校で学んだことを一切忘れてしまった時に

なお残っているもの

それこそ教育だ。

byアルベルト・アインシュタイン

いや誠にそうですわなぁ。戦後のGHQの解体によって、日本の正しい教育は

歪んだままですが、安倍首相に期待したいものです。

そして週6日制なんて、あたし達のころは当たり前でしたからなぁ。

Post date / 2013年1月12日

PAOにレブカウンターを装着する

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PAOにレブカウンター

機器において軸の回転数(回転速度)を指示する計器や測定器であり、

ココではいわゆるエンジンの回転計のコトである。

日本ではそれをタコメーターと呼称するが、イギリス英語ではレブカウンターと呼ぶ。

前回のそのPAOに時計と同じ流れではあるが、PAOは都会の大冒険を行うクルマであり、

そもそもスポーツ的走りには何ら興味はない訳であるから、当時のクルマはそのほとんどが

レブカウンター(タコメーター)が装着されていたにも拘らず

PAOには装着されなかったという考えには間違いは無いであろう。

ただこれは後世、個人においてお好きなレブカウンターを装着することが出来る、と

解釈するコトが出来きたなら、とても面白くなってくるのである。

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MG別注 ステッピング レブカウンター

まずレブカウンター(タコメーター)には電気式と機械式が存在するのは御存知だろうか。

往年のレーシングカーなどは後者に属し、エンジンの回転をカムシャフトから直接取って

メーターで表示させていたのである。

その利点は、完全にエンジンの回転を表示出来ると言うことだ。

それでは、電気式の利点を揚げるならば、機械式のような複雑な機構を持たない

といったところであるが、機械式のようにエンジンの回転に追従した表示にはほど遠い。

そして、今回のそのステッピングレブカウンターは、電気式でありながら機械式のように

キビキビ回転表示がおこなわれるという、とてもマニアの心をくすぐるモノが用意された。

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レブカウンターの文字盤

GM別注というのはこの文字盤である。

現在の販売されているメーター類の文字盤には無い、ノスタルジックなイメージで

カスタマイズされている。

しかし、そこまでカスタマイズされているのにもかかわらず、裏のカバーが

プラスチックの素地のままであることが、あたしは引っかかるのである。

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カバーに結晶塗装をおこなう

そもそも、日本人はこういう質感を大切にする民族であったのは確かである。

古くより帝や神官が被る烏帽子などは単なる黒帽子ではなく、縮緬風の上質な質感などに

威厳があってとても素敵であることからも伺える。

しかし、このご時世であろうか。とことんコストだけを追求するメーカーのモノ造りが仇となり

今の日本人のモノに対する意識レベルを低下させてっいる、といっても過言ではないだろう。

これからは高い物を買うか、安い物を買うかではなく、良い物を買うか悪い物を買うかという

感覚が必要であり、さらにモノ自体の価値を視る目をちゃんと持たなければならない。

そして迷ったら、重たい方を買えば良い。

今日はコレマデ。

本日の名言

人生が芸術であるならば

どれだけ美しく生きれるか

考えなければなりません

たまには良いことも言いますが、『美しい国日本』は美しく人生を生きれるかという

考えを持つ人間とシンクロしてやっと成立するものでありましょう。

Post date / 2013年1月10日

兵庫県加古川市のM様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

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PAOと時計

人類は有史以前より太陽の位置などにより、朝、昼、晩という時の概念を持っていたと考えられる。

そして時々の太陽の位置を基準とし棒などを立て、その影を見て時間を判断した。

というのは、いわゆる紀元前2000年頃に発明された日時計というものである。

あたしの場合、太陽の位置によらず胃袋の状態により判断するわけであるから

これは腹時計というやつである。

そのどれもが、ある程度の時間を計るのには何分問題は無いのだから、

都会を大冒険しているPAOにとってはそれぐらいの時間の概念であっても良いわけだ。

しかし、その当時販売されていた市販車には十中八九、時計は標準で装備されていたのだから

PAOに時計が標準で着いていないのには些か不思議ではあった。

ただ『ある程度とか気分的に』という時間の概念がPAOというクルマにあったから

PAOには時計をあえて装着しなかったのであろうと、あたしは判断するわけだ。

しかし今の世の中は全く狂わない、電波時計というモノまで存在するように

とかくに時間にはとても窮屈であるのだから、今の時代の都会を大冒険するために

ここでひとつPAOに時計を奉納しようということで、

純正風に仕上げたクロックが装着されるコトとなった。

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PAOトラディショナル 前方正面姿見

この度は兵庫県加古川市にお住いのM様の元へお届けにあがられた

PAOトラディショナル、サンドベージュをご覧頂く。

まずサンドベージュとは、これはラシーンのベージュ色の事であり

オーナーのこだわりのより、PAOはそのベージュ色に塗装を施して製作が進められた。

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謹製ウェル帆布 ダッシュ上下張替え

PAOの場合、内装が外装と同じカラーであるのだから、

内装も塗装を施さないとダメである。

もちろん、その塗装色と元の内装の色が調子が良ければ話は別だが

今回はそのサンドベージュとやらをドアトリムなどは純正風にマット仕上げで

塗装を行い、インストルメントパネルなどは艶ありでしっかり整えた。

ダッシュパネルとアンダートレイにはそれぞれ違った生地を使い

張替えを行ったわけだが、特にアンダートレイはボッテガ風の十時に編み込まれた

レザーを使用することにより、一癖効かせている。

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謹製ウェル帆布 ドアポケットの張替え

ポケットも張替え欲しいというオーナーからの注文で、ダッシュ上面と

同じレザーで張替えを行った。

そして丁度、エッジ部にはダブルステッチで装飾するのだから

ダッシュパネルで使った色糸で縫製させて頂いたわけだがとても綺麗に収まった。

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謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー

綺麗なコントラストで魅せられる、ウェル60デザインレザーシート。

オーナーのこだわりが込められたその色味はとても女性らしい感覚であり

あたしのような色音痴には想像もすることは至難の業だ。

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ウェルリプレイスメントマフラーの装着

5ZIGENとの共同開発により製作が行われた、大人らしいPAO専用マフラー。

アイドリング時には純正と同じ音量に抑えながらも、エンジンを回せば

子気味良いサウンドが得られる。

純正のマフラーはとにかく日産の開発人が多額の開発費によって製作しているのだから、

それを越そうなどと、早々甘い話ではない。

しかしそこは5ZIGENが手を加えるコトにより馬力、トルク、燃費共に凌ぐことに成功している。

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PAOトラディショナル 後方正面姿見

この度はM様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございました。

納車時は記念撮影が出来ませんでしたが、次回に改めて

させて頂きたいと思います。

今日はコレマデ。

本日の名言

人の悪いところを見つける天才ではなく

人の素晴らしいところを褒めれる天才になりたい

by松岡修造

その通りです。人間褒められて伸びるわけであり、

また悪いところばかり言う人間に素晴らしい方はおりません。

Post date / 2013年1月8日

大阪府高槻市のN様 ラシーントラベラー 新春初納車おめでとうございます

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迎春のラシーン色

前期モデルのラシーンには当初4色(ペールグリーン、ブルー、イエロー、ホワイト)、

それも自然に似合う色、都会に溶け込む色というキーワードで開発が行われた。

それらはラシーンの発表当時のプレスリリース用小冊子から伺うことができる。

だからそれぞれが日本の風土(文化もふくめて)に似合う色で製作が進められていた、

というのはあたしの持論であるが、ブルー、イエロー、ホワイトまでは

今までのブログで述べた通り。

そして今回は迎春(春を迎える)にちなみ若草色のラシーンである。

正式名称のペールグリーンというその名は、淡い緑という意味であるが、

このカラーは春の若葉を想像して製作された、とあたしは解釈している。

まあ迎春のラシーン色というのはちとまだ春には遠いのだから言い過ぎかもしれないが

(旧暦では2月の初午の日あたりが春であるから、本当は言い過ぎではない)

確実に春が近づいているのには間違いはないであろうからよしとしよう。

ラシーンが最も日本らしいクルマであるという一つのラシーン哲学。

それは、日本の四季彩色そのものを、自動車のカラーに

見立てたという所であるとあたしは思う。

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ラシーントラベラー 前方正面姿見

この度は、大阪府高槻市にお住いのN様の元へお届けにあがられた

ラシーントラベラー、ペールグリーンをご覧頂く。

先にもお伝えしたが、柔らかいグリーン色が春を迎えるにはとても似合う。

そして、今回はフロントバンパー前にグリルガード(カンガルー避け)を装着した。

※フォグランプを着けていないのは、ラシーンデザイナーのこだわりある

フロントフェースを隠さないため、という粋なはからいである。

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謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー

純正内装色に合わせて、レザー色を調整するオーナーN氏。

とてもソリッドな感覚であり、ノーマルというスタイルで

純正のラシーンらしさを強調している。

だから、メーターパネルなどもラッカーペイントを施さず、ハンドルも純正のそのまんまである。

それは目立たずカッコいい。

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純正ホイールキャップ色にラッカーフィニッシュ

ラシーンにはホイールキャップもしくは、スチールホイールそのものに

ラッカーフィニッシュが付いてくる。

カラーは無限であり、それはオーナーの拘り所である。

今回のラシーンの内装から想像して、ホイールキャップが純正色であるからバランスが良い。

内外共にバランスを整え製作を進めれば、必ずお洒落なクルマが出来上がる事だろう。

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N様とラシーンちゃんをガシャ!!

この度はN様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。

新年、初納車と言うことでとてもめでたい納車となりました。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

流行とは時代遅れになるものよ

byココ・シャネル

うぅ。ガツンと心に響く名言でぐざいます。

そしてラシーン、パオ、フイルムカメラ、最高ですなぁ。

Post date / 2013年1月8日

カメラとクルマ

Camera:Leica Ⅲa  Lens:Summal 50mm  Film:Fuji 100

フイルムか、デジタルか。

それは人生の選択そのものだ。

あたしの場合、仕事はデジタルであり、休日の趣味は現在はフイルムを使用している。

それは、PAOやRASHEEN特有の趣味という枠の延長線上にあるものであり

その車で旅をしながらフイルムカメラでゆっくり写真を撮るのが憧れなのである。

今時フイルムだなんて、と敬遠されるかもしれないが

時代に流されたくないからPAOやRASHEENに乗っている、と言うのと同じ気持ちなのだ。

Camera:Leica Ⅲa  Lens:Summal 50mm  Film:Soralis 100

撮影場所:蒜山高原

そもそも、現在のカメラ(35㎜フィルム)が出来た当時は

もう絵を描かなくて済みます、というキャッチが存在した。

それはどういう事かともうせば、それまでは絵描きさんが

絵を書いてその瞬間を写し残してきた訳であるから

写真が撮れるようになると美術以外に絵はもう描かなくて済むという話である。

だから、日本では写真という言葉が存在するが、英語では絵も写真もすべてピクチャーである。

と言うことで、実は趣味が高じたのかSWの姉妹サイトが本日オープンしたのだから

ココで少しだけ紹介させて頂き申し候。

Ramwell Camera社

http://shop.leica-lens.com/

トイカメからLeicaまでいろいろな中古カメラの販売とカメラ部の部活動がメーンである。

もちろん、フィルムカメラに限ってではなく、ちゃんとデジタルカメラも販売はされる。

今日はコレマデ。

本日の名言

限界は己の弱き心が決めてしまうもの。

必ず突破する道はある。

by孫正義

この言葉には頭を打ちますわなぁ。

新年、お正月ぼけから目が覚めました。