Post date / 2013年5月30日

兵庫県宍粟市のY様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

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PAOと日本の修理工法

すでにわたしの田舎でも見かけなくなったのが、瓦の備蓄である。

昔は台風が来るたんびに瓦が飛ばされたから、家もしくは納屋の片隅に

瓦を行儀よくならべていたものだ。

だから今でも瓦が並んでいるのを見かけたなら、何故かわくわくドキドキするのは

子供心に台風はスリル満点で楽しいものと認知していたのである。

今回は林田の有名な屋敷の前でパオを撮影していたら、屋敷は江戸から明治にかけて築かれたと、

説明がされていたから、まあ御門の屋根も本瓦葺きでたいそう素晴らしいものだなと

思い眺めていたら、そこには重大な事実が隠されていた。

それは二十間ほどある御門の瓦屋根は新品に葺き変えられていた、

しかし、一間ばかしだけ、江戸から明治に掛けられた瓦が使用されていた事である。

こう云ふ修理方法は日本人がモノを大切にする、素晴らしい作法であり

古くは東大寺の大仏様なんかは二度も焼き討ちなど災難に合いながら、落ちては復元している訳だが

台座や右の脇腹、両腕から垂れ下がる袖、大腿部などに一部建立当時の天平時代の部分を残し、

体部は大部分が鎌倉時代に頭部は江戸時代に付け加えたものである。

古いからといって全体を作り変えるのではなく、上手に修理する力が日本人にはあった。

だが今のクルマの修理方法といったら如何なものだろう。

何か不具合があればなんでもかんでもアッセンブリー交換である。

挙句に、修理代が高くつくので乗り換えた方が良いなどと催促する

ディーラーの営業にわたしは、ただただ脱帽である。

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PAOトラディショナル 左舷前方姿見

この度は兵庫県宍粟市にお住いのY様の元へお届けに上がられた

PAOトラディショナルをご覧頂く。

車検を受けたままなので、ホイールのセンターキャップを後ほど装着するから

これは、装着前の写真である。

外装はバンパーやグリル、ホイールやワイパーなど含め

すべてがオリジナル(純正色)でラッカーフィニッシュが行われ

PAOそのものの外観を味わえる仕上がりとなっている。

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PAO フロントフェス

バンパーやグリルに加え、牽引フックやフロントエプロンのビスに至るまで

手入れが施されており、とても美しい仕上がりを見せている。

PAOのグリルバッジも新品同様に美しい。

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謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー

今回の60スタンダードレザー張替えにはオリジナルの内装で使用されている

象牙色(アイボリー)をシート全面に採用。

パイピングはオリーブグレイをチョイスし、派手ではあるがPAOのカラーを

そっと加えている。

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PAO トラディショナル 側面姿見

PAOは都会の大冒険と云ふキャッチが存在したが、

こうした日本の原風景にも良く似合う。

都会でも田舎でも、PAOに乗って走れば大冒険となるコト間違いはない。

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PAO トラディショナル 右舷後方姿見

純正のスチールマフラーも耐熱塗料で塗装が行われ

仕上げには余念はない。

本当は下廻りをご覧頂きたいのだが、シャシーブラックで

入念に塗装された様は息をのむ美しさであり、

洗車の都度に下廻りも拭きたくなるものである。

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Y様のお父様とPAOちゃんをガシャ!!

この度はY様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。

末永くお乗り頂ければ幸いです。

点検のほうもお待ちいたしておりますので、ご都合の良い時にご来店ください。

お父様には、バス停までわざわざお送り頂き恐縮です。

今日はコレマデ。

本日の名言

修理した部分が味わいになるような

金継ぎのような感覚。

部品のヒビや欠損を修復して景色にする。

by古場田 良郎

修理もアートの領域のような修繕方法です。

クルマもこうして大切にしたら本当に美しくなりますね。

Post date / 2013年5月28日

広島県福山市のK様 ラシーンジョルジェット納車おめでとうございます

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広島もみじまんじゅうとホイール

にしき堂か藤い屋か。もみじまんじゅう、略してもみまんは

広島で公然と使用されている言語である。

某新聞の調べではもみじまんじゅうは日本一のまんじゅうであり、

だから犬もあるけば棒に当たるように、ラシーンで広島を走れば

もみじまんじゅうの看板にばったり出くわす訳だ。

そしてラシーンの1800㏄タイプS専用アルミホイールは

もみじまんじゅうのように5スポークのデザインである。

こちらは1500㏄のラシーンホイール14インチに対し1インチ大きい

15インチと云うサイズであり、排気量が大きくなった分、

わざわざブレーキも1インチ大きい物に変更が加えられている。

さらに1500㏄用14インチのスチールホイールが、1800㏄のタイプSラシーンには

装着が出来ないというのは、昨今のクルマのような何にでも当てはまる互換性のある

手抜きの造りではないという訳であるから、それは日産技術の真実のプライドである。

そしてある種1800㏄は時代の流れにより派生したモデルでもある訳だが、

カタチやカッコウはほとんど変わらない、時々において特殊なモデルが製作されたのは

そのラシーンというデザインがまるで普遍的であるかのような錯覚をわたしは覚えるのである。

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ラシーンジョルジェット フロントフェス

この度は広島県福山市にお住いのK様の元へお届けに上がられた

ラシーンジョルジェットをご覧頂く。

ジョルジェットの特徴はラシーンページでご確認は頂けるからご覧頂きたいが、

フロントグリルの塗装に加え、グリル中央の色を変更するなども無料で着いてくる。

これはタイプSグレードに標準で色の変更が加えられているものに、さらに

ブライトなシルバーでラッカーフィニッシュが行われている。

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ラシーンとナルディウッドクラシック

すでに定番となったクラシックではあるが、ラシーンには良くにあう。

それは、ナルディのハンドルは一つの独立した個性のあるアクセサリーであり

ラシーンのプロダクト感と調和しているからである。

エアバック全盛の時代に、エアバックを外すなどは変態行為であると

中傷さえされるかもしれないが、それ以上に真の道具としての

使い心地の良さがココに存在する。

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ジョルジェット70 レザーシート

イタリアンテーラーのようなオシャンティーな仕立てと風合いが魅力の

ジョルジェット70レザーシート。

中央部に使用する特長的なCOXレザーを丹念に縫い重ね合わせ

デザインされる様は、すでに現代には無いこだわりのハンドクラフトである。

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SR18型エンジンの整備

整備はバランスである。プラグを変えてもコードが悪ければ本調子はでない、

さらにはディストリビューターのキャップやローターのギャップの問題もある。

SWではそれぞれにバランスを重視した整備を行い、一台づつ丹念に調整し

新しいオーナーの元へお届けをする。

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ラシーンジョルジェット 後方姿見

タイヤカバーにはそのダークブルー色に合わせ、パイピングには

背面タイヤステーに使用したシルバー色を加えるコトにより

カラーのバランスを統一させている。

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ラシーンちゃんとK様をガシャ!!

この度はK様、ラシーンジョルジェット納車誠におめでとうございます。

末永くお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

人間は木の幹のようなものだ。

学問は幹から伸びた枝や葉のようなものだ。

by武田信玄

素晴らしいたとえで御座いますが、そして花開く訳で御座いましょう。

Post date / 2013年5月25日

月刊スピードウェル6月号刊行 クルマのアート展

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http://www.speed-well.jp/contents/gravure/no051/

月刊スピードウェル6月号が遂に刊行された。

二人の自称写真家が、独自の視神経により同じラシーンをこれまた同じ時間、同じ場所で

その瞬間を切り取ったというクルマのアート展である。

それは光と闇という真逆の個性により今回は2本立てとなっているから、

どちらもご覧頂き、アートな雰囲気を楽しんでもらえれば幸いである。

それでは、月間スピードウェルNo,50、51を最後までズズイとご覧くだされ。

本日の名言

一瞬を永遠に変える。

byアンリ・カルティエ・ブレッソン

まさに写真とはそういう行為で御座いますが、

本当に奥の深いものでございますなぁ。

Post date / 2013年5月22日

月刊スピードウェル6月号 ラシーン『光と闇』を撮影

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ラシーン真実の光と闇

ふたりの自傷写真家がラシーンを独自のセンスで撮り下ろしたクルマのアート展。

月刊スピードウェル6月号は5月25日の深夜に刊行する。

乞うご期待。

Post date / 2013年5月19日

東京都北区のO様 PAOトラディショナル・レストア納車おめでとうございます

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東京の真実とPAOの昼下がり

花の都、大東京は今も昔もその華やかさだけが目の前に広がりを見せている。

地方から比べれば人間活動の遊園地のようにも見える。

だから都会の大冒険のPAOで東京の街を走ったらそれはとてもキラキラのギラギラである。

とわたしは思っていたわけであるが、一度小道に入ってゆけば、そこは東京なのか、

昼下がりの日光を避けるように家が騒然と立ち並び、ここに真実の東京が隠されているようで

カメラのフアインダーを覗きながら、これは都会の中の大冒険であるとわたしは確信した。

今回はお泊りだったので翌朝、赤羽のホテルのバルコニーから駐車場に泊めている

PAOを見ると同じホテルに宿泊した人たちだろうか、PAOを何やら囲んで

物珍しそうに眺めていた。

彼らがホテルに泊まっているということは東京の人間ではないということだから

実に都会の大冒険ができるクルマに乗りたかった訳である。

これは遊園地で何か乗り物に乗りたいという子供の頃の気持ちと同じなのだろう。

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PAO トラディショナル オリーブグレイ

この度は東京都北区にお住いのO様の元へお届けに上がられた

PAOトラディショナルレストアをご覧頂く。

今回のO様のご要望で製作させて頂いたPAOであるが、元色はアクアグレイであった。

なにしろノーマルルーフのオリーブグレイもかなり希少であり(ノーマルルーフ自体が少ない)

それならば、レストアのついでに外装はオリーブグレイに、内装はO様の張替えられる

シートのカラーなどと調和させるようなアイボリーへ、と云う事で塗装が行われた。

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PAO トラディショナル フロントフェースラッカーフィニッシュ

バンパーやグリル、ホイール類など

外装色はPAOのオリジナルを忠実に再現したカラーである。

※ワイパーはシルバー色でリメイク。

さらに今回は、ミラーの足やクォーターガラスの蝶番などの細かなパーツまで

塗装し直され、美しい車両が仕上がった。

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謹製ウェル帆布 張替え 60スタンダードレザー

オーナーの思ひに合わせ、内装色のアイボリーとツートーンで調和させたレザーシート。

ダッシュパネルの上下などもそれと同様に張替えを施してある。

オーディオにはナビゲーションをおごっているが、専用のオーディオボックスに納めたことにより

現代的な主張は無い仕上がりに。

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スピーカーが遷座した。

今回は、PAOの七不思議であるフロント足元にある純正スピーカーサービスホール

ではなくドアのポケット上部に分厚いバッフルなるものをこしらえてスピーカーを遷座。

ドアパネルは厚さ3㎜程であるから、バッフルをこしらえてさらにドアのフレームと

しっかり固定できれば、幾分音質は向上する。

要するに、スピーカーを鳴らしければ良い訳である。

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トノカバーの張替え

今回は豪勢にトノカバーまで張替えを行い内装は豪華絢爛図会である。

これで東京で異国を感じるコトが出来る訳だ。

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PAO トラディショナル 右舷後方姿見

東京には緑が実に多く、その中にオリーブグレイのPAOは

美しく溶け込みを見せている。

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PAO用 ウェルリプレイスメントマフラー 

Be-1用はテールエンドが少し短く、現在開発中のFIGAROは

ダブル出しのロングテールである。

それぞれのモデルに対して、車両のデザインとエンジンの

仕様に合わせそれぞれが専用の設計を行っているから

手前味噌ながら間違いなくカッコいい。

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O様ご夫妻とPAOちゃんをガシャ!!

この度はO様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございました。

都会の大冒険をこれからお楽しみいただければ幸いです。

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お土産パン。

そして、奥様がお焼きになられたお洒落なパン(お土産)

まで頂き恐悦至極に存じます。

これをこんがり焼いて、オリーブオイルを少々たらして頂くなんてオシャンティー。

今日はコレマデ。

本日の名言

フリーターとかニートとか、

何か気のきいた外国語使っているけどね。

私にいわせりゃ穀つぶしだ、こんなものは。

by石原慎太郎

ごくつぶしっていう言葉は、わたしも母に云われた経験あり。