Post date / 2014年1月19日

愛知県知多市のY様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

伝建 岡田通りにラシーン

岡田通りを走る

愛知県の知多に岡田町という美しい町並みがある。

古くは知多木綿の産地で栄えた町であり、その面影が今に受け継がれている。

通りに入ると明治元年に創建された木綿蔵ちたとその横にある岡田郵便受取所が

出迎えてくれるので、わたしはそこで映像を撮影した。

日本の面影を追い続けているわたしからすれば、とても素敵なところだなと

カメラを両手に散策が始まるわけである。

天明年間に建てられた立派な長屋門や、石垣や煉瓦壁。

曲がり角には道祖神が祀られる祠などもあり、すこぶる日本の風土を感じる。

学校帰りの若い学生たちがわたしの前を素通りしていくが、

気配を消していたからにすぎず、後で先にあいさつされた。

都会ではこんなほほえましい後継を目にすることは滅多にないが

日本の面影のあるところには、やはり日本人らしいやさしい人たちが住んでいる。

こんな素敵なところに旅をするにはやっぱりラシーンが良く似合うなどと心で頷くのである。

ラシーントラベラー ブルー

ラシーントラベラー 左舷前方姿見

この度は愛知県知多市にお住いのY様の元へお届けに上がられた

ラシーントラベラーのブルーをご覧頂く事に致そう。

サンルーフ付のタイプ3という前期モデルがベースのトラベラー。

オーナーの思いのカラーに仕立て、製作が施されている。

謹製ウェル帆布 タイヤカバー

謹製ウェル帆布 タイヤカバー

スタンダード生地5色に加え、レザー生地の130色よりカラーが

選べる、謹製ウェル帆布のタイヤカバー。

パイピングの使い方により雰囲気も変わるから、

是非ともこだわって選んでもらいたい。

ラシーン ホイールの塗装

ラシーンホイール ホワイトラッカーフィニッシュ

イングリッシュホワイトにラッカーフィニッシュが施された

純正スチールホイールは、ラシーンには良く似合う。

クロスカントリー風の出立に柔らかさをプラスして

街乗りでお洒落に乗りこなす、もしくは日本の風土にあわせて

乗りこなすと言えばよいだろう。

ラシーントラベラー 後方姿見

ラシーントラベラー 後方姿見

ラシーン 納車おめでとうございます

ラシーンとY様の記念撮影

この度はラシーントラベラー納車おめでとうございます。

一か月点検もお待ち申し上げます。

それでは、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレまで。

本日の名言

となりの人と比べるな。昨日の自分と比較せよ。

by渡邉美樹

ブラック企業のレッテルは張られていますが、素晴らしい名言はたくさんあります。

Post date / 2014年1月17日

日産Be-1・PAO・FIGAROデザイナー 古場田良郎氏の世界

古場田デザインスタジオ

Be-1 PAO FIGARO デザイナー 古場田良郎氏

パイクなどという言葉すらなかった

本年はパオが発売されてから25年の節目にあたる。

四半世紀を生き延びた(※1)パイクカー達はそれぞれに

ワンオーナーは非常に少なく、当時の原型をとどめているものは少ないといえる。

スピードウェルでもシートの張替えや外装、内装の塗装など、もちろん純正に準ずる

仕上げもあるが、現代のオーナー達の思ひのカラーにアレンジが施されている。

特に本来のコンセプトからかけ離れたところも多く目立ちはじめたコトにより、

当時の精神性をもう一度再確認し、気持ちを新たにするというコトとが必要だとわたしは思う。

また本来のコンセプトの同一線上のカスタマイズはクルマがさらに輝きを増すには間違いはなく

『ノスタルジックモダン』や『レトロフューチャー』『後ろを振り返りつつ前に進む』

などの概念と、単なる『懐古趣味』との決定的な違いを勉強する機会が

今、訪れようとしている。

(※1)パイクカー 1987年のBe-1、1989年のPAO、1991年のFIGAROは
日産自動車の(高感度戦略車)三部作の通称である。

パイクカーアート デザイナーが描く水彩画

パイクカープレミアムアート

デザイナー古場田良郎氏が皆様が所有するパイクカーを水彩画で

描いて頂けるというパイクカープレミアムアート。

お気に入りの場所でガシャ!!っと写真を撮って頂き

専用申込みページより画像をお送り頂ければ、

素敵な水彩画にしてもらえる。

http://www.speed-well.jp/contents/watercolor/

デザイナーが描く水彩画

パイクカーアート 水彩画

1980年代後半から90年代にかけてのバブル景気の時代は

今よりもっとデザインが生き生きしていた。

開発された頃の知らない世代も増えとうとうクルマ離れも加速している。

しかしその生い立ちを全くしらない人たちにも受けいられるパイクカー達。

そもそもなぜ四半世紀生き続け、これからまたさらに人気を集めるのはなぜだろうか。

それは単なるデザインという言葉だけでは言いあらわすことの出来ない

何かがパイクカーに秘められているからに違いないとわたしは思う。

今日はコレマデ。

本日の名言

止まりさえもしなければ、

どんなにゆっくりでも進めばよい

by孔子

昔の中華の方は偉かった。素敵な名言ですなぁ。

Post date / 2014年1月15日

神奈川県横浜市のA様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

日産グローバル本社前のPAO

日産グローバル本社前のPAO

テラコッタは煉瓦色

日産グローバル本社前

横濱のランドマークを目がけて走ればそこには日産のグローバル本社がある。

以前はザギンに本社を構えていた日産は、ココに引っ越してきてまだ間もない。

ようするに本社はぴかぴかの綺麗な建物である。

そこに発売から四半世紀が経過したPAOを留め置いて、シャッターをシュッときって

廻りを見渡せば、ちょうど正午であったので隣のコンビニに昼食を買いに

足を運ぶ日産の社員が大勢押し寄せてきた。

すでにPAOなど初めて見るような目つきで(日産の自動車なのに)

羨ましそうに眺めている人たちがいるからこちらも恥ずかしくなってくる。

日産が発売したクルマなのに、要するに造った側からすれば逆である。

以前、今でも現役の日産のデザイナーさんにPAOの注文を受けたことがある。

今考えるとやはり販売の順序が逆なので、それはそれで面白い。

PAOトラディショナル 右舷前方姿見

PAOトラディショナル 右舷前方姿見

この度は、神奈川県横濱市にお住いのA様の元へお届けに上がられた

PAOトラディショナル、テラコッタをご覧頂く事に致そう。

テラコッタは素焼きの土器という意味であり、煉瓦などもそのカラーである。

とてもハイルックスなカラーであるから、内装の色使いなどすこぶる難しい。

謹製ウェル帆布 i60スタンダードレザー

謹製ウェル帆布 i60スタンダードレザー

今回はオーナーのこだわりに答え、特別なシートアレンジを施した

ツートーンの仕上げである。

チンクチェントなどの伊太利な風合いと言えば解りやすいだろうか。

扇風機とPAO

扇風機とPAO

冬場にこれを見てしまうと、背筋が凍りそうになるから、

その場合、専用のカバーなどを自作して、冬場は掛けてあげれば

更にオシャレ度は増す。

PAOトラディショナル 前方正面姿見

PAOトラディショナル 前方正面姿見

PAOトラディショナル 右舷後方姿見

PAOトラディショナル納車 おめでとうございます。

この度はA様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。

早々のクーラー修理の件は御足労おかけいたしました。

これからも永くお乗り頂けますよう努力いたしますので、

どうぞよろしくお願い申し上げます。

また、お土産まで頂き恐悦至極に存じます。

今日はコレマデ。

本日の名言

最初にあったのは、

夢とそして根拠のない自信だけ。

そこからすべてが始まった。

by孫正義

夢と根拠のない自信だけ、というフレーズがとても美しく感じます。

Post date / 2014年1月12日

奈良県大和高田市のM様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーントラベラーが日本最古の官道を走る

ラシーントラベラーと竹内海道

ラシーントラベラーと竹内街道

ラシーンで日本最古の官道を走る

古代日本史の中心は奈良から大阪にかけて広がるヤマトの地にある。

会社の周囲には大王家(天皇)の御陵などが隣接するほど数多く、

遠方よりご来店になられるお客様に、ココは日本の王家の谷だと説明している。

日常の生活道で使用している道が、太古より使用されているなど考えつくことはないが、

聖徳太子が派遣した遣隋使の御一行もこの道を歩いて、大阪湾から船をだしたのである。

さらにこの道は、古市古墳群と百舌鳥古墳群のほぼ中央部を走る東西道路でもあり、

2つの古墳群を繋ぐ道路であったとも考えられている。

まあどちらにしても古墳を築くのには石や土を山から切り出して作る必要があったから

相当な人手がこの道を作り上げたのには間違いはない。

その古墳のなかで一際目立つのは羽曳野市の古市古墳群にある応神天皇陵と、

堺市の百舌鳥古墳群にある仁徳天皇陵である。

近年ではユネスコ世界遺産の暫定登録もされ、にわかに人気を集めている。

休日ともなれば、古墳廻りを散策しに歴史街道の旗印をもったガイドさんと

いっしょになって年配の古墳ガールや古墳ボーイが訪れる。

旗印のガイドさん曰く、仁徳陵は日本で1番大きいと

アナウンスが流れるわけである。

現に全長が486メートルの仁徳陵はわが国最大、そして世界一として君臨し

応神陵の長さは420メートルで仁徳陵には60メートルかなわない。

だがしかし、体積では応神陵が143万立方メートルと

仁徳陵を3万立方メートル以上を上回るわけである。

直線距離が短いうえに体積が大きいとなると、より大勢の人間が従事し

盛り土を行う事となる。だから『真の日本一』といえば、応神陵になる。

そろそろ社会の教科書も日本一は応神陵と書き換えては如何だろうか。

※応神天皇は八幡神であり、全国の八幡宮に祀られている神である。
こふんちゃん、埴輪のにわたんはスピードウェルの登録商標。

ラシーントラベラーで日本最古の官道を走る

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

この度は奈良県大和高田市にお住いのM様の元へお届けにあがられた

ラシーントラベラーイエローをご覧頂く事に致そう。

イエロー色のラシーンは全体的に日焼けが多いが、全体的に

リラッカーフィニッシュがおこなわれ綺麗に仕上げが施された。

謹製ウェル帆布 60スタンダード

謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー

こげ茶に黄茶色のパイピングをほどこした、60(ロクマル)デザイン

スタンダードレザーシート。その他はノーマルの意匠であり、

ずんせいラシーンの雰囲気を味わえる一台となっている。

ラシーントラベラー 左舷後方姿見

ラシーントラベラー 左舷後方姿見

タイヤカバーにはキルティング加工をほどこしたものが採用され、

後方の姿見にオシャンティーさがプラス。

その他は純正の製作に準ずる。

ラシーン トラベラー納車

ラシーントラベラーとM様を記念撮影

この度はM様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。

大変長らくお待たせ頂きましたが、一生懸命に製作を致しました。

末永くお乗り頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

間違いを犯したことのない人というのは、

何も新しいことをしていない人のことだ。

byアルベルト・アインシュタイン

何か新しい事をしないといけないのか、と申されれば

新しいことした方が面白いと答える。

Post date / 2014年1月7日

神奈川県川崎市のO様 PAOレストアおめでとうございます

パオの復元再生

パオ専用 リプレイスメントマフラー

伊勢の神宮 おかげ年

レストアは式年の大改修

昨年は60年に一度の出雲大社、20年に一度の伊勢神宮と両宮が式年遷宮した。

遷宮というのは社殿を改修や新調して神が新宮に遷ることである。

ほころびかけた社殿を一新し、益々神の威信を取り戻し、

そして日本自体を蘇らせる、国の一大行事だ。

まあこのような事を1300年も当時の趣のまま続けているのだから、

思いは太古より今につながっていると言って良い。

今回、わたしは運よくその両方の遷宮に参加させて頂いたから、

両神宮のお社をじっくり見学することが出来たのである。

出雲は屋根の葺替えが主で工事中には主屋根まで上らせて頂いて

作業風景を拝見し、先人の匠の技を目の当たりにした。

伊勢ではお白石持ちに参加し、皇大神宮の御垣内にお白石を奉献した。

とても興味深いのは伊勢の神宮は、11代垂仁天皇25年3月の条、

「倭姫命、菟田(うだ)の篠幡(ささはた)に祀り、更に還りて

近江国に入りて、東の美濃を廻りて、伊勢国に至る。」日本書記より。

とあり、紀元前3年に伊勢の神宮が現在の地に移されたことになる。

さらには出雲の紀元は神代(かみよ)の時代までさかのぼるのだから

これはもう浪漫であると言う他ない。

どちらにしても太古より今まで続くためには、式年遷宮というものが必要であり

常に新しく蘇えらせるという常若の思想が、日本の永続性を物語るわけである。

そしてPAOも遂に平成26年1月14日に生誕25周年を迎えるにあたり、

レストア(式年の大改修)を行うというのがPAOの永続性、

つまりわたしの常若の思想である。

※伊勢神宮は20年に一度、全く新しい社殿を一から造るので式年の遷宮、
出雲大社は60年に一度、大改修を行うので遷座というのが正しい。

※伊勢の式年遷宮の翌年(平成26年)はおかげ年とそう呼ぶ。

パオ レストレーション

PAO 式年の大改修

この度は神奈川県川崎市にお住いのO様より大改修の依頼をいただき

晴れてお届けにあがられたPAOレストアをご覧頂く事に致そう。

預かった当初は全体を通して錆びれておりドアが剥がれるような感じだったが、

ボディーやエンジンや足回りの要所に手を加え、さらにはオーナーの

好みのテイストに仕上げるという大改修である。

パオ レストレーション

旧車のアルミパーツのような色合い

所さんの世田谷ベース本を参考に頂き、塗装色を選定。

細かなこだわりはふんだんに用意されている。

※アルミカラーはオーナーのこだわりを反映している。

パオの内装

PAOレストアの内装

ハンドルから大きくイメージチェンジを施した内装。

今回のレストアでは、内装も今一度純正カラーでラッカーフィニッシュ。

その際浮かんできたのが、コラムとセンターコンソールをアイボリー色で

仕上げるか否かという問題だったが、マイナス1の方程式により

その部分はあえていらわず、純正を保っている。

ノスタルジックな印象はその全体のバランスにより構成されている。

※インストルメントパネルは純正の塗装肌よりさらに磨きをかけて上質さを演出

セイントクリストファー ハンドル

セイントクリストファー ハンドル

バンジョー型ステアリングにセイントのモチーフが際立つホーンボタン。

アイボリー色がPAOのカラーに良く馴染んでいる。

にぎり手は細く、まるで異国情緒が満開だ。

謹製ウェル帆布 60スタンダード

謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー

アイボリー一色に、さし色にバーガンディーのパイピングが粋である。

ダッシュ上下もこの後に説明する天井のカラーと統一されている。

※ヘッドレストは撮影後取り付けられている。

パオ ジャーマントップ

謹製ウェル帆布 ジャーマントップ

ドイツ製のトップ生地なのでジャーマントップと言う。

幌では最高品質のジャーマントップ生地。私の知る限りでは

20年以上は風雨に耐える。そして、上品なカラーが特徴的だ。

※ルーフレールや蝶番などすべてがシルバーカラーでリペアされる。

パオ 装飾

ピラーミラーなどの装飾

※ドアミラーやドアアウターハンドル、蝶番などすべてがシルバーでリペアされる。

パオ 装飾

ドアロックなどの装飾

※全体的なイメージに合わせ細かなパーツを選定。

PAOレストレーション 納車

PAOとO様の記念撮影

この度はO様、式年大改修PAOの納車おめでとうございます。

一生乗り続けたいというO様のお言葉を頂き、丁寧に製作させて頂きました。

このようなお仕事を頂き恐悦至極に存じます。

また、たいそうなお土産まで頂き、誠に有難うございました。

本日の名言

社会主義は、平等に愛すると言うが、

武士道は、己を殺して人を助けるもの。

即ち、日本の武士道の方が一段上である。

by乃木希典

日本人の心を大切に生きてゆきたいものです。