Post date / 2023年1月11日

日産PAO シルバーパーツのリペアの巻

パオ シルバーパーツ

パオのアウターパーツ

日産パオの外装には数々のパーツが装着されている訳であるが、その中でもシルバーに塗装されたパーツが目を惹く。バンパーやグリルにして、シルバー(グリルはガンメタリック)に塗装がほどこされ、その他蝶番やミラーの足、天井はルーフレール等々、鍍金ではなく、シルバーなのである。これはパオチーフデザイナーの古場田良郎氏のお話のなかで、鍍金であれば修理は難しいけれど、シルバーではれば市販のスプレーなどで補修しても楽しいという事であった。たしかに、バンパー等鍍金であれば修理は出来ない。流石デザインの力である。より長持ちするのは最終リペアが行えてである。という事で、スピードウェルでは、パオの販売車両のその全車に、シルバーパーツのリペアが着いてくるから、その作業風景をご覧頂こうと思う。

塗装風景

自社塗装ブースで塗装が行われる

純正のシルバーパーツよりも上質なウレタン塗料で一つずつ丁寧に足着け(下処理)を行い、一ずつ丁寧に塗装が施されていく。

ヘッドライトリム

ヘッドライトリム

ヘッドライトの外側に着いているシルバーパーツ。リムである。こちらのパーツは樹脂で成型されており、一際劣化が酷い。樹脂自体が表面が崩れており、手間隙かけてひとつずつ表面を滑らかにして、塗装が施される。表面が滑らかでないと、シルバーの粒の立ちが変わり、傷や凹凸部が黒く変色してしまうのである。

ヘッドライト

ヘッドライトリム あたしが映り込む

ご覧の通り、スピードウェルのクォリティーは熟練のクラフトマン達のリペアや塗装で支えられているのである。まず、これを行うにはすべてを分解してからでは行う事が出来ない為、製作には手間と隙がかかるのである。

インナーパーツ

パオ用 インナーパーツのシルバーペイント

ドアの取っ手部の台座やレギュレーターハンドル等も、ご覧の通り。それぞれが品質を保ちながら、新車のような輝きを取り戻す瞬間である。

ホイールキャップ

パオ用 ホイールキャップ

ホイールキャップは特に大きなキズが多い。それらを丁寧に処理して、さらにサフェーサーを行った後でないと、これもシルバーの塗装が出来ないのである。シルバーは下地の美しさが出来映えに直結している。

トランク ヒンジ

リヤゲートのヒンジ

このヒンジは錆びると蝶番の付け根が折れてしまい、使用不可となってしまう為、注意が必要だ。また、この取付ボルトも綺麗にリペアが行われている。ひとつずつが気の遠くなる作業なのである。

クォーターガラスヒンジ

クォーターガラスヒンジ

こちらもまた取付ボルトまでリペアが行われている。一般的にすべてのパオが塗装がはがれて荒れた状態である。

ドアミラー 足

ドアミラーの足である。

ウォッシャー

ウォッシャーである。

ドアアウターハンドル

ドア、アウターハンドルである。

手前味噌であるが、ココまでリペアはまだ朝飯であって、ほんの一例に過ぎない。スピードウェルでは販売している製作車両では、その全てはこれらの工程を行い組み立てられていく。これから、また10年20年、長く美しく保つためには絶対に必要であるからだと、信じている。

という事で、本日はリペアの裏側のお話であった。

今日はコレマデ。

本日の名言

夢中で日を過ごしておれば、いつかはわかる時が来る。

by坂本龍馬

そうですわなぁ。夢中になるという事は大切な事ですわなぁ。

Post date / 2023年1月7日

愛知県岡崎市のK様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン 内装

質感は大切

最近のクルマの内装はどうも、質感が悪いと感じるのはあたしだけではないだろう。樹脂成型はローコストで安易であり、そこにエネルギーが全く詰まっていない。熱量が全く感じられないのである。先日ヨウツベで、マツダ車とトヨタ車の同価格帯の内装の造り込みが紹介されていたが、それも新車価格ではラシーンの3倍ほどである。それでも、マツダ車よりトヨタ車より、ラシーンのほうが断然質感が良い訳である。さらに昔に遡れば遡るほど質感はどんどん良くなっていく気もするのであるが、これは現在もう何がおこっているのか解らない。一つは消費者の質が低下したのか、一つは開発者の質が落ちたのか、世の中の風潮なのか、どちらにせよ、良い意味ではないため、この先が不安なのである。

岡崎市 ラシーン

ラシーントラベラー 前方姿見

この度は、愛知県岡崎市にお住いのK様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きます。オーナーの思いのカラーにオールペイントを施し、内装もカスタマイズ。良くあるカスタムしましたよ的なクルマではなく、あくまでもさりげなさを演出するために、細部にこだわり製作差し上げました。

スピードレザー

SPEED LEATHER ラシーン専用50スタンダード

巷の安価な素材ではなく、最高品位のマテリアルを使用して張替えが行われた、ラシーンのレザーシート。ディープイエローのカラーはブラウンのボディーカラーにマッチする。

タイヤカバー

タイヤカバーの製作

高級外車のオープントップに使用するマテリアルを使用して縫製をおこなった、タイヤカバー。安価なビニール製では到底かなう事の無い高耐久、高耐候性を実現している。また、素材感、風合いも程よい。

ラシーン

ラシーンと記念撮影

この度はK様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。カラーの打ち合わせは何度も行い、ご足労おかけ致しました。少し時間が経つとまた赤みが抜けてきて味わい深くなると思います。出来上がった色より数年後のカラーもカッコよくなりますので楽しみにしてください。また、お土産まで頂き感謝申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

逃げない、はればれと立ち向かう、それがぼくのモットーだ。

by岡本太郎

Post date / 2023年1月6日

明けましておめでとうございます

伊勢神宮
内宮

外宮 内宮 正式参拝

みなさま、明けましておめでとうございます。旧年も格別の御引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。本年も倍旧のご愛顧の程お願い申し上げます。

さて、今年もスタートして早6日が経ちましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。まずは新年の仕事始めの前に、神恩感謝を込めまして伊勢の神宮に外宮、内宮と正式(御垣内)参拝をさせて頂きました。1月4日という事で、この日は日本政府の仕事始めの神宮参拝と重なり、丁度岸田総理の次に参拝させて頂きました。まったく関係者ではありませんが、大勢の見物にも少し照れます。ここでご存じの方もおられると思いますが、内宮に祀られます神様と言えば、天照皇大神(アマテラススメオオカミ)でございます。天照大御神(アマテラスオオミカミ)とも言います。ここからは雑学ですが、もう二柱お祀りされております。一柱は手力男命(タヂカラオノミコト)。こちらは、天照皇大神が天岩戸に隠れた際、その隠れている大きな岩を、とんでもない力で開いて長野県は戸隠まで吹っ飛ばした男であります。そして、もう一柱は万幡豊秋津師比売命(ヨロズハタトヨアキツシヒメノミコト)でございます。なかなか、ココまでお知りの方は、神宮通でございます。 万幡豊秋津師比売命 は 高御産巣日神 (タカミムスヒ)の娘であり天忍穂耳命 との間に二柱を生む訳でございますが、その一柱が天火明(アメノホアカリ)、いわゆるニギハヤヒ。ここでおおっつ!と思われた方はもう通中の通。ニギハヤヒはなんと、別の太陽神なのであります。まさにミステリーでございます。日本に太陽神が天照以外に居るなんて。。。又、ニギハヤヒは千と千尋の神隠しで出てくる ニギハヤミ・コハクヌシ の名の由来と一説では云われておりますが、実に宮崎駿氏のロマンでございます。という事で、着いてこられなかった方には四方山話で申し訳ございませんでしたが、日本は神武歴で言えば2683年を迎えました。悠久の島国はこれからも世界をリードできる素敵な国であってほしいもので、それはあたし達一人ひとりが国であるという事を胸に、切磋琢磨出来ます様に、そして今年も今まで以上に皆様にお楽しみ頂けますよう精進してまいりたいと思いますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

宇宙には何もなかった。

だが、やる気だけはあった。

by赤塚不二夫

ビッグバン前のお話でございますなぁ。かの物理学者、アルバートは、無神論者で有名でありますが、うちうの始まりは神の存在なくして語れないと申しておられたという事で、赤塚先生のこの感性は本当に素敵ですね。

Post date / 2022年12月31日

大晦日! SW全国納車ダイジェスト!!

ラシーン 岡崎市
ラシーントラベラー

愛知県岡崎市のK様

ラシーントラベラーカスタム。愛知県岡崎市にお住いのK様よりご注文頂きました、ラシーントラベラーのカスタム。ボディーはソリッドのブラウンをオールペイント。バンパーやルーフレール、その他突起物はいぶし銀での塗装を行いました。塗装色には何度も試作カラーを製作し、光の具合を見てバランスを取り、ようやくたどり着きました。カスタムはオーナーの思いの形というものであり、しかしながらわざとらしいカスタムにはならないように、あくまで純正のような、飽きのこないような雰囲気に魅せるのがポイントでございます。

パオ 大阪府柏原市
パオ 内装

大阪府柏原市のI様

PAOトラディショナル、アイボリー。アイボリーカラーのキャンバストップをベースにこちらもオーナーの思いを詰め込んだPAOトラディショナル。キャンバストップや内装はダッシュ上下の張替、シート張替えとブラウンを基調として製作。シート座面はドンゴロスのような、麻布風ファブリックで仕立て、PAOらしさを演出。しれーっとマグノリアクロックや、コラム、コンソールのアイボリーペイントなど、小業が効いてます。

パオ 三重県伊勢市
フォグランプ

三重県伊勢市のN様

PAOトラディショナル、フルレストア。内外装のパーツを一切取り外してレストアされたPAOトラディショナル。おおよそ1年掛かりで製作差し上げました。内張りのピンやゴムモール類なども交換できるところはすべて交換を行い、ボディーは見えないところもしっかり塗装を行い製作。フロントグリル前部のフォグランプはウェルの秘蔵のルーカスを装填。クルマに重みが増します。

という事で、本日はオーナー様とワンカットでございましたので、2023年には皆様の納車風景を随時アップ差し上げたいと思います。

皆様今年も一年誠に有難うございました。2023年はさらに新商品の開発ラッシュでお楽しみに頂けると思います。皆様におかれましては、益々の繁栄をお祈りいたします。

2023年は1月6日より気張って営業させて頂きたいと思います。

それでは皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

株式会社ガレージスピードウェル 代表取締役 雜喉泰行

Post date / 2022年12月24日

大阪府大阪市のK様 ラシーントラベラーNATOグリーン納車おめでとうございます

ラシーン

シダーグリーン今様

今回は後期モデルのシダーグリーンを今様にして製作。というのは、昨今のキャンプ用品をイメージしてリスのコンテナ風に仕立てたのである。私たちの間では、それはNATOグリーンと呼んでいるが。塗料は絵具のように、配合を変える事によりどのようなカラーにでも対応はする訳であるが、どのような色でも自動車に塗装をしてカッコよく見える訳ではない。そこは熟練の塗装職人とわたしたちのデザインを合わせて調整していくのである。またSWはその全ては自社で製作しており、その爪の一ミリ先までこだわる事が出来るのである。

ラシーントラベラー

ラシーントラベラー左舷前方姿見

この度は、大阪府大阪市にお住いのK様に納車さしあげました、ラシーントラベラーをご覧頂きます。先にお伝えしました通り、純正のシダーグリーンというカラーを今様にして塗料の配合を変えて製作致しました。簡単なイメージで言えば、すこし黄味を減らし田とでも言えば良いでしょうか。しかしながら、当カラーが出来上がるまで試作をなんども重ね比較検討もおこない、拘りをもって製作。グリーン色のキャンプ道具をお持ちの方はとても気になるカラーでございます。

ナルディウッド

ナルディウッドステアリング

世界的にウッドショックが起こり、さらに現在もイタリアでは製造がストップしているナルディクラシックウッド。こちらも状態の良いUSEDを使用して磨き上げて取付を行った。

ラシーン 内装

新車のように仕立てあげたラシーンの内装

すでに製造から25年という歳月が流れた訳である。しかしながら、SWでの内装のリペア、クリーニング、そしてレザーシートの張替えやパネルラッカーフィニッシュ等により新車のような佇まいとなる。

ボディーの仕上げ

熟練のクラフツマンが下地から丁寧に仕上げたラシーンのボディー

塗料にも拘り製作が行われる、SWのラシーン。このボディーの輝きをご覧になられれば、他とは違う事一目瞭然。もちろんタイヤハウスやフロア―なども覗いても美しく製作。

タイヤカバー

タイヤカバーの張替え

こちらも特殊な生地を使用して張替えが行われる。ちらっとバンパーやリヤキャリアのクロムト風ブラックペイントをご覧頂きたいが、この黒も塗料の配合を細やかにこだわって製作。簡単に言えば赤味を抜いたイメージ。

ラシーン
ラシーンと記念撮影

この度はK様、ラシーントラベラ―納車誠におめでとうございました。長らくお待たせ致しましたが、お喜び頂き感謝申し上げます。製作には整備にもとことんこだわって、かなりのパーツの交換を含めて製作差し上げました。長く楽しくお乗り頂けます様にお祈り申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

インプットがないのに、

アウトプットは出来ません。

by手塚治虫