どんもす~。ウェルです。
スピードウェル社が所蔵するお宝をご紹介していくという
このブログ。
さて、第一の秘宝はこれだ。

PAOSIDEのキーホルダーである。
まずPAOSIDEとは何ぞやともうせば、
『パオサイドは、パオイストの新しい必需品です。PAOにすっかり惚れ込んで、
生活まるごとPAOで固めてやろうじゃないの、というパオイストの必須アイテム
といえます。ウェアーから小物まで、すべてが冒険仕様の元気グッズです。』
以上 PIKE FACTORY JORNAL 抜粋
このキーホルダー、PAO発売当初に販売されていたのであった。
しかし、色はアクアグレイのみであったのだろうか。
今となっては20年も経ち、謎につつまれた秘宝であることに間違いはなさそうだ。

正面から拝む。
そう、すでに下側の塗料がはがれ落ちているため、
高松塚古墳の壁画を修復するような手段を取り保存に努めないといけない
のだが。

裏面はなにもないようだ。
このキーホルダーを持っている方は全国にどれだけおられるのであろうか?
持ってる~という人は是非ともコメントに入れて頂きた。
さてさて、
今回、この秘宝をご紹介したのだが、
本当の秘宝はこれからだ。

おいおい、発売当初の入れ物に入っているではないか!!
実はこの宝物、京都の西陣の有名な方がフィガロを新車で購入された時に
日産ディーラーから贈られたものであった。
そして、ウェルの元にくる事となったわけだが、これからも大事に
保存してゆきたい。
さらにさらに

裏のテープ端はちぎれかけているが
紛れもなく未開封である。
これがスピードウェル社所蔵 宝物(ほうもつ)。
なんとも、ノドから手が出るくらいほすぃ~と思うだろう。
値段は付けられないから非売品という事で理解して頂きたい。
そういう宝物をこれからズズイとご覧頂くコトに致そう。
今日はコレまで~
本日の名言
一日延ばしは時の盗人
by上田敏
あっら~。その通りかもしれませんなぁ。
一日延ばしはホントに駄目なものです。
今日出来る事、今出来る事は思い立ってやりましょうぞ!!
宮城県仙台市 Y様 パオ納車おめでとう御座います☆
どんもす~!ウェルです。
さて、本日は宮城県は伊達政宗と牛たんで有名な仙台市にお住まいの
Y様がオーナーとなられたPAOをご紹介致そう。

Y様とPAOちゃんをガシャ!!記念撮影である。
このPAOの諸元だがアイボリー色で天井はキャンバストップ付き。
ミッション形式はMTだという。探していた方も多いはずだ。
現在の中古市場ではほとんど出回るコトはないであろう。
すでに幻となりつつある希少性の高い車である事に間違いはない。
という特別なPAOをウェルは2年ほどひたすら倉庫に入れ隠し持っていたのだが
Y氏が本当に大切にして頂けるという情熱の元、
大阪から遠路、宮城まで嫁ぐ事となった。

フロントにはフォグランプやヘッドライトピークなど
一切飾らず、PAOの純粋さをアピールする。
フロントのエクステリアを色々とアレンジできるのはPAOの特性でもあるが、
純粋に勝負するのが今後の流行になるやもしれぬ。
そのために、スピードウェル社では
発売当初のグリルやバンパーの色合いに
丁寧に復刻ペイントが施されているという。

PAOのオプションでもあったアルミホイールだ。
たいそうに綺麗なアルミだが、こちらも復刻ペイント済み。
そう、文化遺産にもなるやもしれぬ(大げさ)のだから、
こちらも入念に色味が調整され仕上げられた。
しかも、艶感(質感)塗装の輝き具合まで調整するという
馬鹿げたコトを日夜研究しているのだから本気度が伺える。
そう、自社以外で塗装するとなると、こうまでは融通は利かないであろう。
全ては自社で行う理由は『こだわり』その言葉以外に他ならない。
さて、内装をご覧頂くのだが、Y氏は近鉄バッファローズのファンであった
という事で、近鉄色に仕上げてほしいとのご要望があった。
スピードウェル社の目と鼻の先には近鉄の本拠地、藤井寺球場がお膝元。
その意見を元に製作致し候。

せいの~だいちゃ~んと叫びたくなる。※だいちゃんとは(大石大二郎)の事。
後ろ側から見るとより近鉄を彷彿させる。

おいおい本当に近鉄やんか。
と、オーナーの夢をPAOに詰め込んだ瞬間であった。

キャンバストップは特別な仕上げ、
ジャーマントップ生地を採用する。
ジャーマン生地にも各色あり、ご要望頂ければご用意できるのだから
ウェル帆布になんでもお任せ頂ければありがたい。
全てはオーナーの熱い心次第だ。

PAOにはドリンクホルダーが標準では付いていない。
オプションによりオーディオ上にドリンクホルダーの設定があったのだが、
今となっては見かけることが少なくなった。
そういう事で、スピードウェル社が作るコップ&缶受けが
ちまたで好評を頂いている。
丸型、角型と2種類の形と共に大きさも選べるのだから、
旅のお供にいかがであろうか。

おしりからの撮影だ。
フェンダーの出っ張り具合といい、側面のリブと言い、なんとも
素晴らしく完成されたデザインがただただ脱帽である。
Y様、この度はPAO納車誠におめでとう御座いました。
仙台からはこちらまでお越しいただくことなかなか難しいですが、
またPAOと共にお会いしたいものです。
今日はコレまで~。
本日の名言
聴くことを多くし
語ることを少なくし
行うことに力を注ぐべし
by成瀬仁蔵
ほわ~生きていくための格言でもあります。
ウェルも見習いたいものですなぁ。
話は聞かん
べらべらしゃべる
なにもしない
こんな人に魅力はありません。
日産RASHEEN オートマチックミッションからオイル漏れの巻!
どんもす~。ウェルです!
さて本日はラシーンのオートマチックミッションからのオイル漏れ修理を
ご覧頂こう。
まずはオートマチックトランスミッションの諸元から申すが、
型式はRL4F03Aの強化型だ。
変速比は
一速 2,861
二速 1,562
三速 1,000
四速 0,697
後退 2,310
ファイナルギヤ比 4,072
オートマチックオイル(フルード)は約7L入る。
構造は遊星ギヤ式とよばれ、インプットシャフトからアウトプットシャフトまで
一直線上にギヤ類が並ぶ。
さて、ラシーンのエンジンのオイル漏れと良く似た感じの修理になるのだが、
漏れる位置は大体決まってくる。

フロアオイルパンだ。
下から覗けば向かって右になる。
ちょうど助手席の前方であろう。
駐車場に停めておきこの位置下の地面にオイルがポトっと
落ちているようであればオートマチックミッションからのオイル漏れと
言えるだろう。
ちなみにオイルの色はエンジンオイルと区別するため赤色に着色されている。
そう、ウェルのようにぼやぼやしている人が間違ってオイルを入れない為だ。

20本以上のボルトを取り外すとこのオイルパンが外れる訳だが、
オートマチックトランスミッションは本来であれば非分解式。
細かなオリフィスと呼ばれるオイル通路にゴミが入るだけで
作動不良を起こすのだ。
そう、砂など少しでも入れば終わりだろう。
スピードウェル社でも窓を閉め切っての作業になる。

室内のセレクトレバーを動かせば、この位置までワイヤーで直結されている。
そして、各バルブ類が油圧で制御され、ギヤチェンジが行われる訳だ。

少なからず、ギヤなどの鉄粉がオイルパンにたまり、
工場長が清掃にも力が入る。
見えない部分でもこうして綺麗にして組付けてやれば
気分も良く、ラシーンに情熱がこもる。

これがパッキンと呼ばれるモノ。
ミッションケースとオイルパンと挟み上げられることにより
オイルが漏れなくするというシロモノだ。
もちろん特別なものではなく純正品。
このパッキン厳密にはいえないが紙で出来ている。
(漏れないよう計算されつくした紙とでも申そう)
しかし、漏れます。

プレス整形もされていて、余計に漏れなくしているのがお解りであろうか、
特に弾性がなくなるとオイルが漏れてくるのであろう。
ご覧頂いた逆の手順で組付ければ万事OKだ。
という事で、今回はラシーンのATF(オートマチックトランスミッションフルード)
の漏れ修理をご覧頂いた。
エンジンオイルもれ、ATF漏れ、どんなに優れている国産車でも
10台あれば10台ともする。
ラシーンが特別オイル漏れする、などそんな事はないのだ。
それより、こういう部分を修理し末永く乗るという事が
時代の流れでもあろう。
エコカー減税で、ラシーンを廃車にして何が楽しい。
日本のやり方は間違っているぞ!!
なにも廃車(解体)しなくても良いだろう。
プンプン(さとう玉緒 風)
今日はコレまで~。
本日の名言
楽しきと思うが 楽しきもとなり
by松平定信
そういうものでしょうなぁ。
毎日楽しく生きて行きまそ。
楽しきの素をいっぱいにして。
5ZIGENと共同開発!日産PAO&Be-1用 エコステンマフラー試作品の音質は最高の巻!!
どんもす!ウェルです。
遂に日産Be-1&PAO用、エコステンマフラーの試作があがった!!
待ちにまったこの日がとうとう来たのだ。
今回のマフラーは必ず往年の名器と呼べる様、5ZIGENとスピードウェル社で
共同開発を行っているのは皆もご周知の通り。
その中で今日は、音質、音量に焦点をあてご覧頂くコトに致そう。

その前にまず出口形状の仕上がりは!。
ステンレスで仕上げているが、純正のほのかなかほりが漂う
『外カール』という仕上げが、最高の出来栄えを約束する。
純正品より若干ではあるが直径がやや大きくなっているところが
交換しましたよと言わんばかりに小憎い演出である。

本邦初公開となったか!!5ZIGENのシャシダイナモだ。
後にこの場所で馬力&トルクの測定も行う事となる訳だが、
なぜココまでやるかと申せば、製品造りに対して絶対の自信があるという事と
もう一つは本当に良い物を目で見て確かめてもらいたいからだ。
ばちモンであればココまで見せれないであろう。
今日は、音質と音量という事でシャシダイナモは不要なのだが

5ZIGEN矢野氏が用意しているのは音量の測定器。
法規にも定められた方法で音量を測定する。

これがコンデンサーマイクだ。
コンデンサーマイクとは指向性に優れ、周囲の音は拾わず
直線的に向いている音のみを拾うという性質がある。
そう、マフラーの音のみを拾い、音量を測定するという公算。
本来なら野外で行うべきなのだが、測定が夜間だったということで暗く
今回は5ZIGENの明るいピット内で行った。
それでは最初に、試作であがったエコステンマフラーから測定を行う。

これが、法規で定められたマイクの測定位置だ。
全てはこのルールに則り測定が行われる。

これが、噂のウソ発見器。
そう、コンデンサーマイクから拾った音量のデーターが
この測定器にグラフとなって書き込まれる。
そして、そして。

これが、回転計(タコメーター)だ。
パオにはタコメーターが存在しない。
さらに、存在していてもどの車種も本当の回転数をきっちり表示出来ているとは
限らない。
そこで、本気のタコメーターの登場となった。
これで、主役は揃った。

遂にエンジンに火が入った。
マフラーに熱がこもる。
とうとうこの日がやってきた。
そしてPAOのアイドリングが始まる。
子気味よいドライでローピッチなエグゾーストノートが
ウェルの心臓にこだまする。
純正とは違った音色がなんとも交換しましたよとアピール。

回転は一気に4500RPMまで上昇。
PAOの最高出力は6000RPM 52馬力。
測定には最高出力の75パーセントまで回転を上げる必要があった。
どんどんマフラーに熱がこもる。
そして、音量の測定結果が出た。

グラフ上でなんと85db。
おお~静音ではないか。
音質はふくよかなローピッチでさらにドライ。大人らしくエレガントな印象。
まとまった音がすこぶる素晴らしい。
格段に音のつぶが揃っているので芯があり、
音量は上がったなと思っていたのだが、予測に反して音は静かであった。
音色と音量は別物である事も確認出来た。
この試作時点ではベターである。
そして、純正のマフラーをテスト致そう。
今回は、同じ条件をという事もご覧頂かないと気がすまない。

という事で、並べて測定を行うことになった。
どうだ、ココまでご覧頂ければ本気度も伺えるであろう。

測定結果がこれだ!!
パンパかパーン。
右から純正のマフラーの音量、中心がエコステンマフラーの音量。
なんと、両者とも85dbと
全く同じ音量という測定結果ではないか!!
音量は変わらないが、エコステンマフラーは音のつぶがそろい
芯がはっきりしているので音量が上がったと勘違いする。
しかし音量が純正と同じとあらばこれ以上ない出来栄え。
矢野氏曰くある程度の計算でタイコを試作したということだが、
ココまで理想通りのサイレンサーに仕上がるとは恐れ入る。
という事で、今回試作マフラーの音量測定をご覧頂いたのだが、
あくまでも、純正マフラー交換対象品という
材質、デザイン、音質&音量を高いハードルで求めた結果がココにある。
そして以降は、馬力&トルクまで明らかになるのだから目が離せない。
低速トルクが増す=待ち乗りで燃費が良くなるという理論を元に
この特性を追求し出来上がったマフラーは全てにおいてバランスが良く
名器になること間違いないであろう。

おおっと~フロントパイプからキラキラ光っているが
これ以上はお預けである。
今日はコレまで~。
本日の名言
批評は批評を呼んで循環する
by三木清
そうですなぁ~。批判は循環し、元に戻ってきます。
批判ではなく意見をしてはいかがでしょうか?
号外!PAOチーフデザイナー古場田氏が語る!PAOの世界の巻
どんもす~。ウェルです。
さて本日は、PAOチーフデザイナーの古場田良郎氏が語る、
PAOのデザインの真相を号外としてご覧頂くコトに致そう。
この模様の全ては後日ウェブマガジンとして事細かくご覧頂ける事となる。
まずPAOに乗られている方々も口を合わせて言うのが
パオはノスタルジックだ、とかレトロな印象。
そして、フランス車の感覚。と口々に思いを述べる訳だが、
それぞれオーナーの独自な見解であり、さらに行き過ぎたネットの書き込みなどには
ルノーキャトルを模して造られたなど、いろんな憶測で皆が理解している。
がしかし、これからPAOについてお伝えして行くのだが、全てがかき消される
ことになるだろう。どういうことかと申せば、
すべては大きな勘違いの元、パオに乗られているのである。
ウェル的には(姉さん、事件です)と言いたいぐらいの勘違いであり、
スピードウェル社としては本来のPAOの考え方を勉強し
以降パオを存続させる為には、本質を追求しないことには何も始まらない、
スピードウェル社から間違ったイメージを発信していてはPAOの為には
何もならないという、そうして古場田氏に色々と資料をご提供頂き、本日に至る。

これがPAOの素。『バナナリパブリック』(古場田氏所蔵)
そう、アパレル業界では皆ご周知のところ。
開発当時、ニューヨークや西海岸(アメリカ)で流行つつあったのが
このバナナリパブリックだったという。
古今東西多国籍なアパレルに留まらず、
世界中の旅行に関するコラムなども発信していた。
そしてPAOのデザインが始まる頃、バナナリパブリックの特殊な波をキャッチし
古場田氏自身がアメリカに乗り込み、調査するところから始まった。
『私たちが着目した時点ではすでにサファリルックからの転換期。
ファッション業界ならではの変わり身の早さ。
周回遅れで日本に上陸。
ただし私たちもまた流行としてとらえたわけではなく、
生活提案のひとつの面白い切り口としてとらえました』(古場田氏談)

↑これが、バナナリパブリックのパンフレットだ。(古場田氏所蔵)
女性の衣服やカバン、帽子など。こういうイメージを
車に落とし込んだらどういう形になるのか。
そういう発想が一つのパオのイメージであったのである。
だから、ルノーの車を真似したのでもなければ、
ノスタルジックなモノを造ろうとは全くしていなかったのだ。
というところで、
すべては勘違いの元理解されていたであろうコトに間違いはなさそうだ。
そして、このパンフレットを見ると、逆にPAOの良さがさらに
彷彿する事となる。

世界中の旅行に関するコラムなどが掲載されたカタログなども。(古場田氏所蔵)
『お客のイメージの中心は、そんなに裕福ではないが文学好きのインテリ層。
当時からカタログはマニア垂涎のアイテム。
知的好奇心をくすぐるのがポイント。』(古場田氏談)
バナナリパブリックの世界がココにあったのではなかろうか。
こういうバナナリパブリック的考えが、PAOのイメージに反映された訳だ。
この時点でお解りのように、PAOは車というモノの概念からは
一線をかっしているという特異な車であるコトに間違いはない。
車と車を比べていないのだから。
『テーマはトラベル&サファリ』
以降のウェルマガジンで明らかになる。
乞うご期待!!
本日の名言
自然の自然は自然なり
自然主義者の自然は不自然なり
by内村鑑三
おお~深い。自然に生きようとする事こそ不自然であるという事。
現代の流れに沿って生きているほうが自然という事だろうか。
いや~考えさせられますなぁ。