Post date / 2011年4月24日

日産PAO リヤスピーカーを16cmのモノと交換するの巻

どんもす~。ウェルです。

さて皆様、本日はPAOのリヤスピーカーを10×15<純正楕円型スピーカー>から

16cm<丸型スピーカー>に交換する+デッドニングの四方山話である。

パオ スピーカー デッドニング
純正形状のスピーカー(スピーカーはパイオニア製に交換されている)

PAOのスピーカーはリヤにしかなく、その良きチープ感が

なんともPAOらしく、音そのものからPAO感が沸々と伝わってくるのだが、

男とは目覚めてしまうものということで、本日はこの純正のスピーカーを

社外品の高価なスピーカーに交換してしまう。

パオ 16cm スピーカー
スピードウェル社製 16cmスピーカー変更用 サウンドフレーム

純正であれば約0,6mmほどの鉄製のフレームであるが、

スピードウェル社製のフレームはFRPを5プライ&サウンドベルトを追加し

最良の音質となるようチューニングを施した16cmスピーカー用フレームである。

パオ スピーカー
パイオニア製 TS-J1610A型 コアキシャル2ウェイスピーカー 前面

今回使用するスピーカーはコアキシャル2ウェイ

(同軸上にツィーターとウーファーが存在)だが

ツィーターとウーファー感の音のつながりに対し

きっちりとしたクロスオーバーネットワークが存在するモデルだ。

パオ スピーカー
パイオニア製 TS-J1610A型 コアキシャル2ウェイスピーカー 後面

強固なダイキャストフレームがマグネットとコーンを支える。

最近の国産スピーカーはようやくダイキャストフレームが主流になってきた

ようだが、一昔前はダイキャストフレームは舶来品でしかなかった。

スピーカーとはコーンを震わせて空気に振動(波)を作り音として再生している

わけであり、強固なフレームでないときっちりコーンを震わせることなど出来はしない。

たとえば、ボーカル帯域を500HZ前後としよう。

500HZとは一秒間に500の振幅を繰りかえすわけだから、

そのものすごい振動数を受け留めるフレームがスピーカーには必要である。

フレームが薄っぺらいプレスの鉄板製などであれば、その振動に耐えるコトが

出来ず、その振幅に歪が生じてしまうのだ。

その歪によりそもそもの音源に対し忠実に再現できなくなり

まあ簡単にいえば音が劣化する、と例えてしまう。

パオ デッドニング
サウンドフレームを支えるボディー側その1(元々すこしデッドニング跡あり)

今回はこのボディー側にもデッドニング&補強を装着するコトにより

よりタイトな重低音を得ようと試みる。

パオ デッドニング
サウンドフレームを支えるボディー側その2(元々すこしデッドニング跡あり)

サウンドフレームがしっかりしていても取り付け部が貧弱であれば

まったくの威力を発揮しないシロモノとなり兼ねない。

リヤスピーカーのデッドニングは必ずこのフレームに対しても

きっちり行わなければならないだろう。

また、今回の車両(大御所ブチ氏の愛車)には先に簡単なデッドニングが

施されており、それの+アルファースピードウェル仕様として製作を開始する。

パオ デッドニング
フレーム取り付け周辺のデッドニング(足りない部分にデッドニングを追加する)

デッドニングとは基本、制震を意味し(振動をころす、おさえる)

スピーカー以外の振動をするものを排除する、もしくはスピーカーを

きっちり振動させるために、足場を固めるといったものである。

たまに、勘違いをしてボディー内側の端々までデッドニングマットを

引きつめる方もおられるようだが、それはマットがもったいないだけで

気持ちはわかるがそうしかたら音が一番綺麗に鳴るなるとはならない。

重要なのはどれだけスピーカーをひずみ無く震わせるコトが出来るか、

でありマットだけをやたらめったと引きつめたから良くなるものではない

と言う事である。

また、サービスホールなどをふさいでいわゆるエンクロージャーを作る

という方法は一般的である。しかしこの場合スピーカーのサイズにあった

エンクロージャーの容積にする事が難しい。

今後は、特別な方法もお教え致そう。

パオ 内張り デッドニング
内張りパネル自体もデッドニングが功を奏す。

リヤの内張りはそれ自体がエンクロージャー(箱)となるため

大きな面に対しマットを装着すると音質、特に低音の透明度が増す。

楽器で言えば、ベースの弦の感覚やバスドラムの打面をたたく感覚が

前面に押し出されるようだ。

もわ~とした低音ではなく、非常にタイトに鳴ると言えば伝わるだろうか。

パオ スピーカー サランネット
サランネットは音質向上を目的とし排除

このネットも実に音質と関係し、ホームオーディオの世界では

ネットの音質に対する変化も計算され製造しているスピーカーさえ

存在するほどだ。

このネットは手で引っ張るとぼろぼろと崩れてくるゆえ

簡単に取外すことが可能。

パオ スピーカー ボルト
コダワリのスピーカー取り付けボルト

一般的にスピーカーをクルマに装着する時、鍋ネジを使用する訳だが、

それでは強力に固定することは不可能である。

スピードウェルのフラグシップモデルとそう呼ぶようになると

鍋ネジでスピーカーを留めるコトはしない。

サウンドフレームとスピーカーの密着性をより高め、

音質が歪みにくい留め方としてコダワリがある。

パオ スピーカー
六角ボルトを使用するには意味がある。

スピードウェルフラグシップモデルでは、

スピーカーの振動をひずみ無く支えるために

ボルトナットで強固に固定されるのであった。

パオ スピーカー スピードウェルフラグシップモデル
遂にサウンドフレームにスピーカーが装着された。

かなり騒々しいスピーカーの取り付けとなったが、

クルマでは十分といえる音質を得られる。

もちろん100万円ほどかけて音質を上げる方もおられるが、

音というものはそもそも自己満足の領域であり、

本来の音は生演奏でしか味わえない。

しかし、その生演奏のような雰囲気を味わう為に

あーだーこーだー努力してチューニングするのが

楽しい所でもあるのだ。

と言う事で、本日はほぼ四方山話であった。

今日はコレまで~。

本日の名言

気に入らないなら変えればいい。

変えないのなら好きになれ。

byトーマ ダンサンプール

と言う事で、そうですなぁ。本当に気に入らないようなことがあれば

自身の力で変革すべきでしょう。もし出来ないようなことであれば

それを好きになる。それが肝要。

Post date / 2011年4月22日

福岡県北九州市 M様 RASHEENトラベラー納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。

さて皆様、本日は福岡県北九州市のM様の元へ嫁ぐコトとなった

RASHEENトラベラー(サンドベージュ)をご覧頂く。

ラシーン サンドベージュ スピードウェル

ラシーントラベラー (ベース:平成9年式 後期モデル サンドベージュ)

今回のラシーントラベラーはオーナーM氏がお仕事の営業でお使いと言うコトで

乗りやすい仕様として、トラベラーに在る整備以上に予防整備を施し

スピードウェルで製作された。

ラシーン サンドベージュ スピードウェル

斜前方姿見

実に美しい仕上がりと、手前味噌ではあるが思う。

それは塗装の艶<外装の仕上げ>からにじみ沸いて出てくる物なのだろうか。

きっとトータルでのまとまりや、細部の仕上げなど、いろんなところからにじみ沸いて

出てくる物であると思い製作を行っている。

ラシーン 後期 フロントグリル

フロントグリルは販売車両全車ラッカーフィニッシュ(再塗装)付き。

ラシーンのフロントグリルはスチール製ではなくプラスチックゆえ

ボディーの塗装面より劣化が激しい。

現在ラシーンにおかれている状況はほぼ全てのラシーンがフロントグリルのカラーが

色あせているといっても間違いはないだろう。

スピードウェルではラッカーフィニッシュが行われることにより

独自のカラー(オーナーの思い)に変更も可能であるゆえ、

購入時には是非ともこだわってほしいところだ。

ラシーン レザーシート 張替え
謹製ウェル帆布 50スタンダードレザーシート

50デザインの特長は中央部に縦のステッチが入る、と言える。

その他60デザイン、ジョルジェット70と

ラシーンには合計3種類の意匠のことなったデザインを

お選び頂き、製作されるからオーナーのセンスの見せ所となる。

今回は赤茶に黒のパイピングと、北ヨーロッパを感じさせる風合い。

メーターパネル ラシーン

スピードメーターパネルのラッカーフィニッシュ。

今回のカラーリングはシートのカラーと同色での仕上げとなる。

さらにナルディクラシックウッドステアリングと

レザーシートのカラーリングと全てがコーディネートされたようだ。

タイヤカバー ラシーン用

タイヤカバーの張替え。

スピードウェルではスタンダード帆布生地として5色、

レザーを防水加工して製作したものが108色と

どの素材、カラーを使っても製作は出来、何色使おうとも問題は無い。

タイヤカバー ラシーン

タイヤカバーは裏面で紐により固定されている。

ウェル帆布ではこの紐の仕舞いにまでこだわっている(団子結びではない)

特注の仕舞物が装着される。

納車おめでとう御座います

ラシーントラベラーとM氏をガシャ!!

この度はM様ラシーントラベラー納車誠におめでとう御座いました。

お仕事の活躍期待いたしております。

今日はコレまで~。

本日の名言

もっと軽い荷物にして欲しい、と祈ってはならない。

もっと強い背中にして欲しい、と祈りなさい。

byセオドア・ルーズベルト

Post date / 2011年4月20日

茨城県取手市 S様 PAOトラディショナル納車おめでとう御座います☆

どんもす~。ウェルです。

さて皆様、本日は茨城県取手市のS様の元へ嫁ぐコトとなった

PAOトラディショナル(オリーブグレイ)をご覧頂く。

スピードウェル PAOトラディショナル オリーブグレイ

今回の車両の諸元だが、平成1年式 オリーブグレイ オートマッチック

天井はノーマルルーフと呼ばれる鉄製

このノーマルルーフは現在非常に希少であり、

手に入れるコトはなかなか出来ない、今ではめずらしい車両だ。

PAO オリーブグレイ

今回の外装はワイパー以外、オリジナル(純正)の状態を再現

フロント、リヤのバンパーやフロントグリル

さらにホイールと平成元年に発売された当初のカラーだ。

PAO 内装 スピードウェル

ウェル帆布謹製 ダッシュパネル&アンダートレイの張替え

今回S様のコーディネートはダッシュパネルを内装のカラーに

アンダートレイのカラーをハンドルのカラー『象牙色』に

と言う事で仕立てている。

PAO パオ ハンドル

PAOの純正ハンドル。

ハンドルコラムは東京モーターショー出展時に

プロトタイプの仕様として製作された『象牙色』にラッカーフィニッシュが施された。

スピードウェル パオ 内装張替え

謹製ウェル帆布による60『ロクマル』レザーシートの張替え。

今回の色味はオリーブグレイの車両に非常に溶け込み

絶妙なカラーコーディネートと、車両製作中にスピードウェル

に御来店になられた方々も口にされていたようだ。

趣味趣向は皆違えど、いろんな方々がいいなぁ~と

声をかけてくれるクルマであれば、オーナーの満足はレッドゾーンに。

パオ ホイール 純正 

PAO純正ホイールはシルバー色である。

このタイヤの分厚さといえばよいか、ふくよかさが非常に

愛らしく、PAOにとってはベストなタイヤサイズだといえる。

パオ リヤタイヤ

リヤタイヤの風景。

純正タイヤサイズは前後とも155SR12であり、

タイヤサイズ(外径)は558mm。

現在は155/80R12という表記のサイズを代用することになり

こちらのタイヤサイズは552mmと6mmほどまだ小さいのである。

この可愛らしさ、タイヤサイズが絶妙と叫びたくなる。

S様、この度はPAOトラディショナル納車誠におめでとう御座いました。

ずっとずっとながくお乗り下さい。

手作りのケーキ

またまた、手作りのケーキまでお土産頂き、

誠に恐縮であります。

今日はコレまで~。

本日の名言

自己否定と自己革新こそが

見えない大陸への

唯一確実なパスポートだ

by大前研一

Post date / 2011年4月16日

月刊スピードウェル4月号発刊!大阪ベースなPAOの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて、本日月刊スピードウェル4月号が遅ればせながら発刊された。
今回のPAOは、オーナーの熱い思いをスピードウェルの感覚と共に
PAO本来の在り方をクロスオーバーさせた大阪ベースPAOである。

今回の製作にあたり、オーナーG氏がスピードウェルに持参したものは
所さんの世田谷ベースという雑誌であった。
世田谷ベースではいろんな車両のカスタマイズが行われているが、
特に軍事車両的な感覚に目を惹く。
そして、PAOにはブラウングレイ色のその感覚で造り込むコトとなった。
しかし今回は、ばりばりの本気(軍事車両の様)に見せないという事が
スピードウェルでのキーワードとなっている。
ボディーをブラウングレイでカラーリングを施し、
その他のパーツ(バンパー、グリル、ホイールや蝶番、など)を
ブラックで統一する。それがあらすじだが、
それでは本気モードの軍事車両に見えてしまう。
PAO本来の感覚で言うならば、鉄砲は鉄砲でも機関銃ではなく水鉄砲である。
そのPAOらしさ、感覚、をどのようにして表現したらよいか。
非常に難しい点だ。
しかし、それは細かなPARTSのカラーリングにヒントがあった。
内装でもナビや配線のむき出し感、ある程度軍事車両的仕上がりも
追求している。
と言う事で、本気モードでばりばりやりましたよ感を出さず、
PAO本来の感覚を求めたPAO。
月刊スピードウェル4月号『大阪ベースPAOちゃん』
を隅から隅までズズイとご覧頂きたい。
今日はコレまで~。
本日の名言
諦めないやつには
絶対に勝てない

byベーブ・ルース
あら~かっこええ名言でありますなぁ。
あいつには勝てない、といわれたいものですなぁ。

Post date / 2011年4月15日

日産PAO 『moto-Lita』モトリタウッドステアリングハンドルに交換するの巻

どんもす~。ウェルです。
さて皆様本日はPAOの純正ステアリングをモトリタ製
ウッドステアリングに交換するというお話である。

モトリタ製 Mark3ディッシュ型ウッドステアリング
moto-litaとそう記載するステアリングハンドルは
現在では英国を代表する古典的なステアリングハンドルを製造するメーカー
となっているわけだが、当時は(1960年代)、ジョン・クーパーなどの
レーシングカーのハンドルの製造なども行っていたようだ。

moto-lita
こういう作りこみはヨーロッパのこだわった製品であることの証。
本当に現在の日本のものづくりは大丈夫だろうか。
一手間掛けるコトをわすれ、コスト削減ばかりを追求。
なんとも、緊急事態である。

鋲うちとそう呼ぶ。
この製品は鉄の芯に対して上下をウッドで挟み込むという
巧妙な作りこみが行われている。
ロボットでは製作ができない、そういうところが
胸をときめかせる。

モモ、ナルディ専用ボスに対して取り付けが出来るスペーサー。
このスペーサーは一般的に汎用として市販されているモモ・ナルディ用
ハンドルボスKITに装着出来る。
ということで、モトリタステアリングハンドルはどのような車種に
対しても取り付けは可能であると言える。

ホーンボタンは装着が可能。
一般的に1960年代の欧州車のホーンボタンはウインカーレバーに
装着されていたことにより(ルーカス社)このモトリタの中央部は
化粧板と呼ぼうか、各自動車メーカーのオーナメント(紋章や社章)が
配置されていたようだ。
そのことにより実はホーンボタンはジャパニーズ製である。

全てを組み込んだ様子。
ホーンボタンを組み込みさらに、ドーナツ状のリングが装着される
という、なんとも堅古な作りこみが職人の手によりデザインされた
だろうと思う一面だ。

PAOに装着した例。
ナルディとはまた一味違う。
またモトリタにはフラットタイプや
さらに、スポーク部のデザインの違いなども多数存在する。
もちろんPAOの純正のステアリングハンドルのデザイン性は
PAOとしてなくてはならない存在であるコトは忘れてはいけない。

鉄の芯がなんともプロダクト感を感じさせる。
また、モトリタはナルディよりもニスの持ちが少し悪く、
ハンドルを綺麗にキープするのも大変である。
その、自分で手間をかけるのが、また楽しい側面なのだろう。
moto-Litaステアリングハンドルがほすぃーという方は
一度ウェルへ相談してみては如何だろうか。
今日はコレまで~。
本日の名言
新しいことをやれば、
必ず、しくじる、腹が立つ。
だから、寝る時間、食う時間を削って、
何度も何度もやる。

by本田宗一郎
この時世にこれぐらい高い志をもった人間はどれほどいるのでしょうか。
日本を支えるのは日本国民であり、国民一人ひとりが
良き志をもって未来へ向かえば、不況やら政治不信やら
そのようなことは少なからず減ることでありましょう。