どんもす~。ウェルです。
さて皆様本日はPAOの純正ステアリングをモトリタ製
ウッドステアリングに交換するというお話である。
モトリタ製 Mark3ディッシュ型ウッドステアリング
moto-litaとそう記載するステアリングハンドルは
現在では英国を代表する古典的なステアリングハンドルを製造するメーカー
となっているわけだが、当時は(1960年代)、ジョン・クーパーなどの
レーシングカーのハンドルの製造なども行っていたようだ。
moto-lita
こういう作りこみはヨーロッパのこだわった製品であることの証。
本当に現在の日本のものづくりは大丈夫だろうか。
一手間掛けるコトをわすれ、コスト削減ばかりを追求。
なんとも、緊急事態である。
鋲うちとそう呼ぶ。
この製品は鉄の芯に対して上下をウッドで挟み込むという
巧妙な作りこみが行われている。
ロボットでは製作ができない、そういうところが
胸をときめかせる。
モモ、ナルディ専用ボスに対して取り付けが出来るスペーサー。
このスペーサーは一般的に汎用として市販されているモモ・ナルディ用
ハンドルボスKITに装着出来る。
ということで、モトリタステアリングハンドルはどのような車種に
対しても取り付けは可能であると言える。
ホーンボタンは装着が可能。
一般的に1960年代の欧州車のホーンボタンはウインカーレバーに
装着されていたことにより(ルーカス社)このモトリタの中央部は
化粧板と呼ぼうか、各自動車メーカーのオーナメント(紋章や社章)が
配置されていたようだ。
そのことにより実はホーンボタンはジャパニーズ製である。
全てを組み込んだ様子。
ホーンボタンを組み込みさらに、ドーナツ状のリングが装着される
という、なんとも堅古な作りこみが職人の手によりデザインされた
だろうと思う一面だ。
PAOに装着した例。
ナルディとはまた一味違う。
またモトリタにはフラットタイプや
さらに、スポーク部のデザインの違いなども多数存在する。
もちろんPAOの純正のステアリングハンドルのデザイン性は
PAOとしてなくてはならない存在であるコトは忘れてはいけない。
鉄の芯がなんともプロダクト感を感じさせる。
また、モトリタはナルディよりもニスの持ちが少し悪く、
ハンドルを綺麗にキープするのも大変である。
その、自分で手間をかけるのが、また楽しい側面なのだろう。
moto-Litaステアリングハンドルがほすぃーという方は
一度ウェルへ相談してみては如何だろうか。
今日はコレまで~。
本日の名言
新しいことをやれば、
必ず、しくじる、腹が立つ。
だから、寝る時間、食う時間を削って、
何度も何度もやる。
by本田宗一郎
この時世にこれぐらい高い志をもった人間はどれほどいるのでしょうか。
日本を支えるのは日本国民であり、国民一人ひとりが
良き志をもって未来へ向かえば、不況やら政治不信やら
そのようなことは少なからず減ることでありましょう。