Post date / 2024年8月18日

愛知県丹羽郡扶桑町のK様 PAOトラディショナルレストア納車おめでとうございます

皆様、残暑お見舞い申し上げます。スピードウェルのホームページは現在新しいステージに向かって更新中であり、ブログも内部の構造をバージョンアップ致しました。ここから、新しい1ページが始まりますので、どうぞご期待ください。それでは、シンスピードウェルの始まりです。

パオ
旅するパオ

今一度、パオの名前の由来である。決して荒野を走るわけでもなく、Amazonの奥地を探検する訳でもない。しかし風を感じたり、日常が非日常となるような、いわゆる冒険心をくすぐる気分なクルマであって、モンゴルの遊牧民族が使用するゲル(テント)が、大陸言葉で包と書いてパオ言うのである。パオはそのボディー形状からも解るように、天井はテントのように、ドアには三角窓を設け、馬にまたがり風を感じるような、フロントフェースではグリルはまさに網焼きであって、ヘッドライトはお皿になる。これはパイクカーデザイナー古場田良郎氏より教わったパオのデザインである。簡単に言えば、移動式住居(ゲル)にタイヤが4つ着いたものがパオである。パオイスト(パオを愛する人の総称)達は、今日も日本中を、そして人生の旅をしているのである。

パオ
パオトラディショナルレストア

この度は、愛知県丹羽郡扶桑町にお住いのK様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナルレストレーションをご覧頂きたいと思います。アクアグレイのこちらのパオボディーのレストアに、内装のリペア、エンジンやミッションのオーバーホール、クーラーや足廻りの部品交換等、かなりのパーツを新品に取替を行い製作された手間隙をかけて製作されました。

パオ内装張替え
パオの内装張替え

今回は、シート張替えに合わせてダッシュパネル、アンダートレイ、ドアポケット、シフトブーツ、トノカバー等一通り張替え。また、こだわりの生地(ハリスツィード)を取り寄せて、シート側面にはハリスツィードの証明タグをあしらった。

パオ内装張替え
ハリスツィードによる内装の張替え

最高級のツィードを使用して張替えが行われた内装。シート形状は純正に準ずる仕様。イギリスで製作される羊毛生地は難燃基準にも合格しており、自動車用に使用が可能である。

ハリスツィード
ハリスツィードのタグ

ハリスツィードと言えば、この証明タグである。ジャケットやマフラー、手袋、さらにイヤーマフなどお洒落に着飾るのは人だけではない。

ハリスツィード
ハリスツィード

ハリスツィード
ハリスツィード

シート上面にハリスツィードを使用し、側面やパイピングは最高のレザーマテリアルを使用して張替えがおこなわれている。一つひとつのパーツに熟練のクラフツマンがこだわりを持って製作しており、新しいオーナーには感激をもって迎えられる。

パオトノカバー
トノカバーはパオの純正オプション

トノカバーは最近人気であり、スピードウェルでも品薄商品である。今回も内装生地と合わせて張替えを行い、フレームはリペイントをおこなっている。

パオトランクルーム
パオの荷室の張替え

トランクルームのカバーは純正品は経たりに経たっており、こうして張替えを行うと新車のような佇まいになる。普段は見えにくい場所ではあるが、そのようなところからにほい立つ、何かが存在する。

パオ犬山城
パオと犬山城下町

国宝犬山城の城下町である。すでに400年という時空をタイムスリップするという旅に出た訳であるが、そのパオの室内から望む情景は、パオ以外から望む情景と同じではない。

パオ愛知県販売
パオちゃんと記念撮影

この度はK様、PAOトラディショナルレストア納車、誠におめでとうございました。長らく製作にお時間を頂きましたが、お喜び頂けまして嬉しく思います。それでは、今後ともどうぞお付き合いよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

ムダなことを考えて、ムダなことをしないと、伸びません
byイチロー

そのムダを一生懸命したからこそですね。

Post date / 2024年8月1日

大阪府羽曳野市のI様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

最古の官道

大阪府羽曳野市のお客様へお届けは、いつも社屋での納車の為、四方山話が無い。それゆえ、今回は社屋の周りの四方山話を入れたいと思う。日本最古の官道と云われる竹内街道。1400年前に聖徳太子によって整備された道ではあるが、それ以前には羽曳野の応神天皇陵、堺市の仁徳天皇陵を繋ぐ道であったとも考えられる。飛鳥時代には、遣隋使の使節や留学僧が往来し、難波から上陸した大陸の先進文化は、竹内街道を通って大和へ伝えられ飛鳥文化の発展をもたらしたほか、シルクロードから海路を通って伝来した仏教もまた、竹内街道を通って大和へ伝わり、日本文化のいしづえとなったといわれる。そのような、ロマンあふれる道がSW社屋の横を通っており、目をつむり1400年タイムトリップすれば、極彩色豊かな装束をまとった遣隋使団や役人が往来しているのである。わたしが行っている雅楽も仏教と共に遣隋使によってもたらされており、とても感慨深い。また羽曳野(はびきの)はダルビッシュの実家もあり、後輩らはダルビッシュと友達でもある。と、団扇の話はココまでとしよう。

ラシーンと記念撮影

この度は、大阪府羽曳野市にお住いのI様の元へ嫁ぎましたラシーントラベラーをご覧頂きたい。ダークブルーの車体は復刻塗装がおこなわれ、美しい状態に。背面タイヤレスの仕様のラシーンである。

ナルヂウッドハンドル

本家ではない。それをナルヂと呼んでいる。本家のウッドハンドルは現在7万円以上するという、なんとも法外な価格なゆえ、なかなか手にすることが出来ず、そのような雰囲気のウッドハンドルも実は好評である。違いはグリップがナルディのほうが少し細く繊細で、スポークは逆に厚めである。

ウェル50デザイン レザーシートの張替え
特別な生地で仕立てが行われた、ウェル50デザインレザーシート。座面、側面、パイピングと背もたれ裏のポケットの仕様、さらにはステッチ(縫い糸のカラー)まで選ぶことが可能。その他、ファブリック、ハリスツィード、モケット等、生地の変更も可能である。

バックモニター&ドライブレコーダー
フロントガラス面にドラレコを着けたくない、わざわざナビゲーションを着けてバックモニターを装着したくない、という方には、ミラー型のモデルをオススメする。

フロントフェース
バンパーやグリル等、すべてハイスペックな塗料でリペイント、今回は復刻塗装が行われ美しい。スピードウェルでは自社でこだわりを持って塗装をおこなっており、細かなご要望にもお応えする事が可能である。

この度はI様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。末永くお乗り頂けます様に、バックアップ差し上げたいと思います。

という事で、これからラシーンを乗りたい方、ラシーン初心者の方、ラシーンを以前に乗ってたがまた乗りたい方、内外装綺麗なラシーンに乗りたい方、しっかり整備されたラシーンが乗りたい方、ラシーンを宝物にしたい方、一生物にしたい方は、是非スピードウェルにお問い合わせください。全国納車をリーズナブルに行っております。

今日はコレマデ。

本日の名言
我必ず聖に非ず、彼必ず愚かに非ず、共に是れ凡夫ならくのみ
by聖徳太子
『十七条憲法』の第十条にある言葉。意見の対立した時に持つべき心構えであります。
私が聖者であるわけではない。彼が愚かであるわけではない。お互いに凡夫でしかないのである。
誰もがこだわりの心(執着心)を持っているのであり、その点においてみな等しく凡夫であると太子は述べているのである。凡夫とは、仏教では道理を理解せず、煩悩に迷うという事。
呉互い愚かな者、無知な者、凡庸(ぼんよう)な人、一般の人でありますなぁ。

Post date / 2024年7月27日

自動車専門誌『driver』にパイクカーの今が掲載!!

自動車専門誌『driver』の9月号(7月20日刊行)よりBe-1、PAO、FIGARO、パイクカー3兄弟とラシーンの今という事で、現在ではラシーンも含めてパイクカーという括りで特集が組まれ、順次掲載されます。今回は、4号に分けて一台ずつ深堀り。細かな写真のカットもあり、読み応え十分でございます。
パイクカー初心者の方、これからパイクカーに乗りたい方、以前パイクカーに乗っていたがまた乗りたくなった方、安心してパイクカーに乗りたい方、パイクカーを大切にしたい方、パイクカーを詳しく知りたい方、今パイクカーに乗っているが他のパイクカーを詳しく知りたい方は、是非ご購読くださいませ。

パイクカーの取材に合わせて、スピードウェルも掲載頂きました。以前のブログでは7月7日の取材時の模様をご覧頂いておりますが、スピードウェルのリペアパーツの製作や、お宝グッズも掲載頂いております。

Be-1が掲載
9月号はBe-1が掲載。オーナー様が2ページ、さらにBe-1誕生までの道のりと題し、日産造形部造形第一スタジオ主管デザイナーの清水潤氏による開発秘話が掲載されています。この開発秘話は、同業他社のデザイナー陣も興味津々のはず。出来そうで真似が出来ないのがパイクカーたる所以でしょうね。

自動車専門誌『driver』
9月号は7月20日刊行致しております。書店やコンビニ、Amazonでも購入が可能。プライム会員なら送料無料で購入が可能ですね。という事で、パイクカーの現在を知る事の出来る紙面をどうぞお楽しみください。

この度はdriver編集長、並びにライター様、カメラマン様、お暑い中お集まりいただきましたオーナーの皆様にはこの場をお借り致しまして厚く御礼申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

逃げない、はればれと立ち向かう、それがぼくのモットーだ
by岡本太郎

Post date / 2024年7月17日

埼玉県久喜市のO様 PAOトラディショナルレストア納車おめでとうございます

静御前

静御前

そうなのである。本日は埼玉県久喜市のO様の元へPAOをお届けに上がりましたが、駅前に静御前の墓石があった。全国津々浦々に納車を差し上げておりますが、こうして日本行脚をおこなっていると、ふとした所に歴史の1ページを垣間見る事が出来るのである。時は平安時代末期、頼朝の怒りを買った義経は奥州平泉まで辿りついたが、妾の静御前は熊野の山中で捕らえられ、頼朝のいる鎌倉へ連れて行かれるのである。悲しい事に、静御前は義経の子を身ごもっており、女子なら助けてやるが、男子なら亡きものとすると言われており、まっこと残念な事に男子を産んでしまったのである。そして、赤子は予告通り荼毘にふされ、静御前は京に返された。それ以来、行方知れずとなったのである。全国各地に静の伝説はあり、それぞれに興味深い訳であるが、こうして久喜市の駅前でも、ひっそりと祀られている。

パオ 久喜市

パオと記念撮影

この度は、埼玉県久喜市にお住いのO様の元へお届けにあがりました、PAOトラディショナルレストアをご覧頂きたいと思います。オリーブグレイのキャンバストップ車両はボディーを丸っとレストアし、エンジン廻り、足廻り、クーラーなどリフレッシュ。長く、安心してお乗りただけます仕上げを目指して製作されました。

パオ グリル

PAOトラディショナルレストア フロントフェス

バンパーやグリルはもちろん、ヘッドライトリムやウィンカーレンズなどもペイントが施され、ピカピカな様子。手前味噌であるが、本当に美しい。

パオ

パオのボディー

どうであろう、この輝き。ヌルッとしたクリアの美しさ。この美しさを長く保てるように、素材も吟味して製作を行っている。

パオ マフラー

ウェルリプレイスメントマフラー

Be-1,PAO専用、ウェルリプレイスメントマフラー。5ZIGENとの共同開発により完成した純正代替マフラー。ウェルリプレイスメントである。2ピース構造であり、フロント、リヤがある。純正品は高額で、さらにスチールあり、こちらは純正よりリーズナブルで、さらにステンレスという高価な材料で製作している。

パオ 内装張替え

純正を踏襲した張替え

SWでは、50、60とこの純正を踏襲した張替えパターンが存在する。別生地でモケットやツィードではカリモクのようなボタン留めもパターンも存在する。そのそれぞれは、販売車両にはサービスで内装張替えがついており、事細かくカラーも選べるのである。また、縫い糸のカラーも選べる。

パオ キャンバストップ

キャンバストップの張替え

SWでは、キャンバストップ車両には、サービスでトップの張替えが着いてくる。こちらもシートなどとコーディネートしてカラーが選べあるから、面白い。

パオ 埼玉県

PAOトラディショナルレストア

この度はO様、PAOトラディショナルレストア納車、誠におめでとうございます。埼玉県は久喜市で元気に走ってもらえます様に気合を入れて製作差し上げました。しかし、本当に可愛らしいデザインですね。今回は全面にUVカットのクリアフィルム(新作)を張り合わせましたが、この少しのブルーがかった雰囲気がまたオシャンさを演出しております。

今日はコレマデ。

本日の名言

我に勝ち、味方に勝ち、敵に勝つ

by源義経

Post date / 2024年7月14日

☆自動車専門誌『driver』パイクカー特集の巻

パイクカー ラシーン

勢ぞろい

自動車専門誌『driver』が9月号よりパイクカー特集が掲載されます。今回は毎号づつ一台と、スパンは4号に分かれるということで、まずは次号はBe-1より掲載。7月7日の撮影にはるばる皆様にお越し頂き、ひもすがら撮影が行われました。

Be-1 スピードウェル

Be-1の撮影

初代パイクカー、Be-1。現在ではレトロという言葉が確立されておりますが、当時はレトロという概念を指す時期がBe-1の発売の時期に近く、どことなく懐かしいような感覚をBe-1現象という言葉によって伝えられておりました。Be-1号というバスに乗って観光旅行だとか、そのようなムーブメントを巻きおこし、さらにはBe-1が買えなかった方が、旧ミニに目を付け、日本ではその後、ミニ自体がエゲレス本国より売れるという現象まで巻き起こしたのです。

パオ

パオの撮影

二匹目のどじょう、と揶揄されたPAO。実に二匹目のほうが5倍の販売台数。Be-1では敵わなかった細部にまでデザインが行き届いた、日産の名車であります。Be-1と異なるのは、ほぼパワーステアリングのみ。パイクカーデザイナー古場田良郎氏曰く、耐用年数を考え、電子部品等は追加せず。当初より長く残る事を目指した訳であります。

フィガロ スピードウェル

フィガロの撮影

撮影の合間に、オーナー様のインタビューあり。原稿に落とし込まれます。フィガロはやはり優雅さが魅力。ボンネットや、ドアインナーハンドル、ステアリングなどにアラベスク的な装飾が魅力。純正オプションではさらにアラベスク風ステッカーなどもあり。

スピードウェル

車が並ぶと皆さんのテンションもあがります。

パイクカー スピードウェル

という事で、本日は自動車専門誌『driver』の取材の裏側をご覧頂きました。スピードウェル秘蔵のお宝なども撮影頂きましたので、どうぞお楽しみに。お集まりいただきました皆様には、この場をお借り致しまして厚く御礼申し上げます。

今日はコレマデ。