岡山県真庭市のY様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン

ラシーン

ラシーン シート張替え

ラシーンで昭和の香りを楽しむ

昭和が終わってもう25年も経ってしまったが、わたしの心の中は今でも

その当時の香りが流れている。昭和と言えば、戦争もあれば高度経済成長もあったが

バブルの絶頂は凄かった。なんてったって、レディーボーデンの大きなアイスが常時冷蔵庫に

入っていたり、酒屋さんが毎週のように瓶ビールをケースごと配達してくれた。

終戦という何もない時代から東京オリンピックが行われ、大阪万博が開催され、

豊かな時代に大きく成長したのである。

そのような特殊な時代『1955年(昭和30年)から1973年(昭和47年)の間の

時期を中心とした』にいろいろなモノと同時にデザインやそれらにまつわるテイストを

現代では昭和レトロモダンと総称しており、今では一つのカタチとして受けいれられている。

今回は真庭市の昭和に建てられた小学校の前での記念撮影であるが、二宮尊徳の銅像や

気象を観測する百葉箱などがまだなほご健在である。これらも昭和の香りが色濃い。

しかし最近小学校からこの二宮尊徳の銅像が無くなりつつあると聞いたが、

その理由は『歩きながら本を読んでいると危ない』だそうである。

こんな屁理屈をこく親が実際に居るのだから、本当に困ったものであるが、

廻りにそんな親がいたらちゃんと二宮尊徳の勤勉と孝行の精神を

言って聞かせなければなるまい。

と話は戻るが、わたしの昭和の一つはこのモケットシートのデザインだろう。

ラシーン 

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

この度は岡山県真庭市にお住いのY様の元へお届けにあがられた

ラシーントラベラーをご覧頂く事に致そう。

今回のラシーンのカラーは希少なシダーグリーンである。

ラシーンの販売台数で一番多いのはホワイトであるところは間違いないが、

シダーグリーンはその真逆でかなり数は少ない。

しかし、今では人気があり普段のラシーンの2倍くらいの価格で売買がされている。

ラシーン シート張替え

謹製ウェル帆布 ザ・モケット

今回初登場となるのが、以前製作をちらっとお見せしたザ・モケットという張替えである。

ボタンで押さえがあるデザインはカリモクやマルニなどの昭和のファニチャーを連想させる。

今回の撮影には間に合わなかったが、このラシーンにはさらにウッドパネルや

現在開発中の木製肘掛が装着される予定であるから、すべてが整ったところで

またお披露目させて頂きたいと思う。

ラシーン タイヤカバー

タイヤカバーとステーラッカーフィニッシュ

ステーを目立たなくする、という方法は今まで考えた事がなかったから

ステーをボディー同色とするのはとても面白い仕上げである。

タイヤカバーの茶がシダーグリーン色に溶け込んで、アースカラーを形成している。

ラシーン 納車

ラシーンちゃんとY様を記念撮影

この度はY様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。

蒜山のおひざ元、湯原温泉郷はとても自然がいっぱいで美しい温泉郷でした。

この町にラシーンが走るのを想像すると、わくわくしてたまりません。

また、このモケットシートが、ラシーンに乗りながら旅館にお泊りしているような

雰囲気さえ漂っています。

それでは、次回のウッドパネルの件はよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

道を知っていることと実際に歩くことは違う。

byメイトリックス

これは、うなりたくなる名言でございますなぁ。