昼は人が造り、夜は神が造る
ラシーンに乗って奈良は天理市から桜井市に向かう途中に、
日本で最初期に誕生したと言い伝えられる前方後円墳に遭遇した。
それは、大和説や九州説などいまでも論争が絶えない、卑弥呼の御陵である。
日本書紀という古代の歴史書、いわゆる正史にはこの御陵の製作において
『昼は人が造り、夜は神が造った』と記録されており、さらに
中国の魏志倭人伝なる文書には卑弥呼の埋葬された墓の大きさは径百余歩
(現在でいう150m)とあり、丁度おなじ大きさである。
だから日本人として、わたしはなんらそれらを疑うことなどはしない。
※学術的にはまだ確定はしていない、壮大なロマンである。
しかし、昨今の日本人は自国のアイデンティティを否定まではせぬも、
信じていない(その前に勉強していないから知らない)ところに
本当の意味での日本人にはなりきれていない(わたしも含む)のだから
こうして卑弥呼の御陵脇の石上から三輪までの山辺の道をネイチャートレイル
されている方々はそういった視点からすると、わたしたちより遥かに日本人だ。
だから、ラシーンというクルマに乗って日本各地を旅行し、
ついでに楽しく写真など撮りながら勉強もすれば一石二鳥なのである。
ラシーントラベラー 前方正面姿見
この度は奈良県宇陀市にお住いのY様の元へお届けに上がられた
ラシーントラベラーをご覧頂く事に致そう。
今回のラシーントラベラーだが、純正グレードではタイプ2となるモノに
サンルーフがオプションで取り付けられており、ラシーンデザイナー
平林俊一氏が現在もお乗りになられている仕様と同モデルである。
そして、ラシーンの開発時に一般的にはシルバー色などで開発モデルの製作を
行うのに対し、ラシーンはホワイト色で開発が進められているのだから
ラシーンはホワイトが基軸である、というコトが伺える。
ラシーン フロントフェース
ラシーンのフロントグリルの材質はプラスチックであり、
鉄部のボディーとは違い塗装の劣化がとても早い。
SWでは、それらを販売車両全車にもう一度塗装を行い
新車時の輝きに復元している。
前期モデルは一色での仕上げとなるが、全面にボディーと異なった
カラーで仕上げるコトも可能である。
謹製ウェル帆布 50スタンダードレザー
謹製ウェル帆布が製作する50(ゴウマル)デザイン張替えレザーシート。
今回のその張替えカラーはこげ茶一色で納めており、
ストレートな印象が玄人好みでオサレである。
ラシーントラベラー 側面姿見
天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊が鎮まる山を背景にラシーンの側面のカット。
この山は古代政権の中央であり、現在でもご神体となっている。
ホイールは純正アルミ製にアイボリー色で塗装を行い、中央部をシルバー色にて
女性らしく柔らかい印象の物とし、リヤのタイヤカバーは内装に近い茶色で
製作が行われている。
Y様のお母様とラシーンちゃんをガシャ!!
この度はY様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。
代打でお母様に記念撮影させて頂きました。
また、駅までお送り頂き恐悦至極に存じます。
今日はコレマデ。
本日の名言
ダメなわけないだろ!!
by茶川竜之介
『ALWAYS 続・三丁目の夕日』より 茶川さんが口癖のように
いうこの姿がなんともたまりません。