どんもす。ウェルです!
さて皆さん、本日もブログのお時間で御座いますが、
本日はPAOのルームミラーの台座が折れるというお話。
なぜ折れるかと申せば、台座には事故などを起こった場合
運転者や同乗者がルームミラーに頭などを引っ掛けて
ケガをしないように、ショックを与えると折れる仕組みになっているのである。
そして、この仕組みが経年の劣化によりさらに折れやすくなったと
スピードウェル社では推測する。
これが台座だ。
部品番号はK6327-01E01
価格は約700円ほどである。
これが台座の構造。
中心部はミラーのステーにボルト留めがなされる。
その中心部の回りを良く見ると、プラスチックが肉貫きされている。
これが単純に折れやすくしている構造と言える。
しかし、プラスチックも20年という歳月には同じ強度でおられず、
劣化により折れやすくなっているのだろう。
オーナーはすでに折れた台座をあきらめ、天井にビスで直付けしていた。
そう、この部品は一度折れてしまうと修正、修復が効かないゆえ
台座を交換するしかほかならない。
天井には台座をビスで留めるための穴が三方向にあり、
中心にはミラーと台座が留まるビスの逃げが施されている。
そう、かなりのPAO通の方には先ほどからなにやら色が違うなぁ、
とお思いであろう。
左がPAOの純正品(純正カラー)であり、アイボリーだ。
右は今回使用するモノ。
実はPAO用ではなく日産の良くあるミラーベースなのである。
なぜ今回は右かと申せば、すでにPAOの純正カラーの台座は
残念ながら生産廃止パーツなのであった。
同じ形状のものは統一されてゆくのが、旧車の宿命でもある。
しかし、全くなくなるという形ではないゆえ日産には感謝感謝なのだが。
取りつけは完了。
おおっと、ここでも、PAO通の方にはミラーの色が違う!?
と気付かれてしまっただろうか。
そう、PAOのミラーはステーがシルバーにペイントが施されている。
細かな所までPAOは仕上げられているのだから、ただただ脱帽である。
ご覧の通り、色は後からでもラッカーフィニッシュが施す事も
可能ゆえ、今後は純正パーツ一つをとってもPAOらしい仕上がりを
追求しないといけない。
今回はPAOのルームミラーの台座(ミラーベース)のお話で御座った。
今日はコレまで~。
本日の名言
未来は真白な画用紙である。
そう、なにをあきらめてますか。
未来は真白な画用紙。そこにすんばらしいモノを描くのも
これからですぞ。