和歌山県紀の川市のK様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーンを和歌山県に納車
ラシーンの下側

この光沢はスピードウェル自慢の塗装仕上げである。正直に中古車店の塗装で素晴らしいと思ったことは一度も無かった。わたしはSWを立ち上げる前は塗装職人に弟子入りをしており、一般的な塗装の仕事はこなす事は出来る。だから、そのあちらこちらの塗装を見てどの程度のものか、すぐに解る。また、自身の行う塗装にも納得はしたことは無い。しかし、SWのクラフツマンの塗装仕上げにはわたし自身が脱帽するくらい優れており、初めて自身のクルマの塗装をお願いしたいと思う職人に出会った。そういう人がSWで働いてくれることを誇りに思う訳である。今回は、ラシーンのバンパーから下部もボディーと同じようにつるんとした仕上げを行ったのである。実に純正であれば下部はグレイの艶消しで塗装されているが、それは、より車高が高く魅せるという視錯覚というデザイン性能である。しかし、今回はよりクルマがどっしりとした分厚みのあるようなイメージでボディーと同色で塗装が施されている。ラシーンをどのように魅せるか、一つずつの意味を理解して組み立てて行くと面白いものである。

ラシーンを納車
ラシーン左舷前方姿見

この度は、和歌山県紀の川市にお住いのK様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。今回はボディーは全塗装を行い、エンジンやミッション、足廻りもリフレッシュ。これまた長くお乗り頂けます仕様で製作を行いました。

ラシーンのフロントグリル
ラシーンの純正フォグランプ

ボッシュ製のラシーン純正フォグランプ。直径17㎝とかなり大きいモデルである。このボッシュのフォグランプは鍍金部分を磨き倒して、裏側は塗装を行い装填。前期モデルのグリルガードが無骨でCOOL.

ラシーンの内装
ラシーンのシート張替え

今回は沢山のシート生地の中よりオーナーみずから激選して製作を行った。ファブリック生地は色々とあるが、しっかり車検対応JABIAの公認の生地を使用して張替えが行われる。

ラシーン和歌山県
ラシーンと記念撮影

この度はK様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。ハンドルは納車日に間に合いませんでしたが、2トーンで革巻を行いましたので、後日に取付させて頂きたいと思います。それでは、今後とも宜しくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

不完全で良かった。

byイチロー

不完全であるから、完全を目指せるという、なんとも美しい言葉でございます。