こんにちは ウェルです!
今日も大阪は良い天気で御座います。
昨日まではミニの整備などご紹介いたしましたが、
お約束どおり本日はラシーンで御座います。
皆様、ドライブシャフトってごぞんじですか?
FF車であればどのような車にもついておりますので、
ご存知でない方にお教え致しましょう。
車はエンジンの回転をタイヤに伝えて走ります。
エンジンからタイヤにかけて動力を伝えるシャフトが
ドライブシャフトと言う物です。
このシャフトはFF(フロントエンジン、フロントドライブ)
の場合前軸に取り付けられており、ハンドルを切るとタイヤの
角度も変わりますが、ドライブシャフトは角度を変えられても
動力が伝えられるようにフレキシブルなジョイントを設けて
おります。このジョイント(ユニバーサルジョイント、
等速ジョイントとも言う)にはブーツがかぶせられ
グリスが封入されており、ブーツが劣化して破けると
グリスが飛び散りジョイントが焼きついてしまうので御座います。

ちょうどタイヤの裏側。ブーツが破けている!
↑のブーツが破けていると、もちろん車検も通りません!
このパーツは破けても初期では症状など出ませんので、点検
しない限り気づきません。気づかず走行し続けているうちに、
ハンドルを切って曲がったりすると、タイヤハウスからパキパキと音が
聞こえてきて初めておかしいなっと思うのが落ちで御座います。

新品パーツ、ドライブシャフトブーツで御座います。
シャフトの先に少し光って見えるのがジョイント部分!
コーナーリング中にパキパキと音が鳴ってしまうようであれば、
もうブーツ交換だけでは収まりません。
ジョイントも交換で御座います。ただ、新品パーツなどで
交換すると約3万円以上の修理代がかかりますので、
再生品(リビルド品と言う)を使うと半額くらいで収まる
と思います。
カーブしながらパキパキ聞こえる方は一度車の下を覗いて
みては!
本日の名言
一日生きることは 一歩進むことでありたい
毎日たった一つの進歩だけで良いのです。しかしたった一つが
できないものです。ウェルも頭を豆腐の角にぶつけて、たんこぶ
出来るくらい難しいことだな〜と思うこの頃。
皆様は今日、たった一つ進歩、前進致しましたか?
出来なかった方、ウェルと一緒にがんばりましょうね!
旧ミニのエンジンマウント(ステディーロッドブッシュ)交換
どうもどうも ウェルです!
おはこんばんちは〜。
今日はまたまた旧ミニの修理をご紹介いたしましょう。
なになに、早くパオの整備もラシーンの整備も見たい
と言うお声がちらほら聞こえてきますな!
では明日から今週はラシーンで、来週からはパオでよろしい
でしょうか?
まあ色々見れて楽しいと思いますので本日も最後まで
お付き合いよろしくお願い致します。
さて、パオ、ラシーンのエンジンマウントもへたると、
エンジンの振動がボディーに伝わってブルブル震えますが、
ミニの場合エンジンマウント(以降ステディーロッドブッシュ)
がへたると、アクセルオン、オフで、ぎっこんばったんと
エンジンルームから音がします。
エアクリーナ吸入口下辺りにステディーロッドが隠れている。
このステディーロッドはエンジンの前後の回転方向の揺れを
押さえるパーツなのであります。このパーツはパオやラシーン
のエンジンマウントの寿命とはかけはなれ、おおかた半年毎の
交換が必要なほど!ミニには宿命で御座いますな!
このロッドがエンジンと、ボディーとの架け橋である。
ウェルのグローブのような手ではなかなか作業は難しいですが、
工具のお力をお借りして、さっさと作業できる次第で御座います。
これが噂のステディーロッドなるもの。
↑パオなどでは、エンジンマウント後下の物がその役目を果たして
いると思います。
ミニはこのブッシュが簡単に交換可能で御座います。
左が使用後、右が使用前。左側は全体的にぺたぺたになっている。
今回仕様の物は純正ですが、ウレタン製や、その他の材質で
強化ブッシュも販売されています。
お奨めはインペリアルクラフトさんの強化ブッシュかな!
最終元通りにして終了!きっちりボルトの締めを確認〜。
ミニは約9割がインチ工具なので、国産の修理屋さんでは対応
出来ません。またミリ工具で無理やり作業されている物も
あり、やはり専門店での修理をお奨めいたしますが、
修理代が高いなど悩みどころが多いですな!
スピードウェルでは様々なお悩みにご相談受付中で御座います。
どのようなことでも親身になってご協力いたしましょう。
本日の名言
あわてず あせらず あきらめず
これは何事にも通用いたしますな!
いつもおっちょこちょいのあなた、ウェルもおっちょこちょい
ですぞ!
明日はあわてず あせらず いきましょう〜。
神戸ルミナリエ
おはこんばんちは ウェルです。
本日はお日柄も良く、ウェルは休日なので
神戸のルミナリエ会場に足を運びました。
入り口で御座います。歓声は止まずただただ感動するのみ
このルミナリエという催しは阪神淡路大震災以降の
神戸の復興を祈念して毎年開催されております。
しかしながら莫大な費用もかかるようで来年の開催も
ままならない様子。ウェルは200円募金しました。
今考えるともっと募金したらよかったなと反省。

綺麗ですが、あの震災の事を思い出すと少し涙かもしれません
やはり恋人同士が多く、あっっちっちでございますな!

ステンドグラスのような光の輝き。ただただ物思いにふける次第
震災時はウェルもめちゃ揺れました。
地球がこわれたんちゃうか〜言うぐらい。人類の滅亡とまで
思いました。46秒も揺れが続いたのでございますから、
考える時間はけっこうありました。
ただただ不幸に見舞われた方のご冥福をお祈りするのみ。
クリスマス、恋人同士居れるという事、生きているという事
が幸せで御座います。
本日は少しナイーブになりましたが、明日からも皆様
頑張って行きましょう〜。
本日の名言
なるようになる しんぱいするな
これは一休和尚の有名な言葉です。
しかし、心配するでしょう〜。だれだって、突っ込みたく
なりますよ〜。
しかしながらコレぐらいの大きな器で生きたいものです。
でもこの言葉、すごい深い意味があるような気がします。
なるようになる、自然になる。
なるようになる、努力次第でもなる。
あなたはどちらのなるようになるでしょうか?
ミニのサーモスタット交換の巻
皆々様 どうもウェルです!
本日は今シーズン初、スキーやボードに行かれる方も多かった
みたいですね!ウェルも行きたい。いや、整備も楽しいですぞ。
今回はミニのサーモスタットの交換ではございますが、
パオにお乗りの方、ラシーンにお乗りの方、はたまたどのような
車種でも共通で御座いますので最後までお付き合い下さい。
まずサーモスタットとはなんぞや、と言いますと、エンジン
を冷却している水の温度調整を行い、適正なエンジン温に
保つ働きをしております。
これがぶっ壊れるとたちまちオーバーヒート!
ち〜んでござるな。
ミニの心臓部、A型エンジンなのでパオなどがお手本にしたエンジン!
エンジンの冷却水の適温は約80度から90度で御座います。
この温度でエンジンが効率よく冷却されることにより、
最適な燃焼が行われるので一番ふさわしいのでござるな。
簡単に言うと適温でエンジンを回してやらないと、
燃費も悪くなります。調子も悪くなります。経済的にも
悪くなります!
それではどうやってサーモスタットが冷却水の水温を調整
しているかと申しますと、ラジエーターとエンジンの間に
サーモスタットの関所を設け、ラジエーターで冷やされた
冷却水をせき止めたり、通過させたりして、冷却する
水の流量を変化させているので御座います!
真ん中のホースが刺さっている内部にサーモスタットが入る。
↑の写真で解かるように、右のラジエーターからエンジンに入る
間にサーモスタットが配置されている。
パオなども取り回し位置は違えど同じで御座る。
ほら入ってました。
これが噂のサーモスタット!中古車であれば絶対交換お奨めパーツ!
サーモスタット自体の寿命は早くて3年。以降に交換は必要だと思い
ます。なぜなら、車検時などでも、分解してチェックしても
いつつぶれるかは誰にも解かりません。またつぶれた時には
オーバーヒートします。中古車をご購入されたかた、絶対
交換してください。何千円の物です。エンジン壊したら
ウン十万円かかります。
これが新品!真ん中にワックスが入っていて水から伝わる温度で
解けたり固まったりして弁が動く仕組みになっている。
たいがい普通の中古車屋さんではこんなところ交換整備しません。
予防と言う整備も大切です。ただ予防整備ではなく、要点を
押さえた予防整備、無駄にお金を使わなくてすみます。
スピードウェルでは要点を押さえた予防整備。金額を抑えた
予防整備をご提供いたします。
ご相談はいつでもお聞かせ下さいね!
本日は以上で御座います。
本日の名言
人生にリハーサルはない
その通りでございますな〜。常に本番。
本番は常に緊張するものですぞ。
時にはあくびをしたい時もございますが
とても厳しいものですな。本番と心得て何事も頑張りましょう
ミニの整備実習〜
どもども ウェルです!
今日は朝から兵庫県からお客様がお越し頂き、誠にありがたい
ことでございました。
さあ、ミニを久しぶりに整備いたしましょう!
このリフトは使いやすいでござるぞ。
今回はラックブーツ交換で御座います。
まずラックブーツとはなんぞや、と言いますと、皆さん
車運転してるとき、ハンドルを握りますよね!
ハンドルを切れば、タイヤの角度が変わる。
どんな仕掛けかといいますと
ハンドルから左右のタイヤに力を分配する
ラックというモノを介してハブ(ホイールが着いているところ)
に伝わり、角度が替えられているという原理で御座いますな。
ラックの中にはハンドルの回転を横方向へ伝えるギヤが内蔵されている
上の写真でおわかりかな!ブーツが破けている!!
ラックの中には縦回転方向の力を横方向に向ける歯車があり、
グリスが塗られていて中にホコリが入らないようにブーツで
密閉しております。
このブーツが破れていてはいけませんな!もちろん車検も通りません
左右とも破けておりました!
ブーツを外したら、ラック内部が覗けます。
よっぽどでない限り大きなホコリが付着している事はありませんが、
ほこりが付き最悪の場合は歯車が悪くなりガタがでます。
走行中にハンドルが回らんなんて事があれば即事故に。
新品のブーツで御座います。
ミニはまだまだ元気に走ります。調整など施してあげれば
もっともっと調子よく走ってくれる事でしょう。
ウェルは皆様のミニのお医者さんで御座います。
またウェルが愛用しているミニは生産から大方40年以上経ちますが、
まだまだ現役でござるよ。
本日の名言
別れることがなければ めぐり逢うこともできない
そうですクリスマスの時期は恋人同士いろいろあるようですが
めぐり逢いとはそういうものです。
ラジオからはクリスマスソング、
ジョンとヨーコの歌は永遠ですな〜。