パオのドライブシャフトブーツ交換の巻

どうも こにゃにゃちは ウェルです
いやはや今年度も残すところあとわずかで御座います。
大掃除が大変な時期ですね!
今日はパオのドライブシャフトブーツの交換のお勉強を
致しましょう。
まずドライブシャフトとは何かと申しますと前回
はラシーンで取り上げましたが復習と言う事で、
エンジンの回転をタイヤに伝えるシャフトの事でございます。
このシャフトの先にはユニバーサルジョイントと言う物があり、
ハンドルを右に切っても左に切っても動力をタイヤに伝える
構造になっております。

ハンドルをめ〜いっぱい右に切った様子。ブーツが破れている。
このユニバーサルジョイントのブーツの事を、ドライブシャフトブーツ
と呼んでおります。
ブーツのなかにはモリブデングリースがこてこてに入っており、
ブーツが破れると、あたりにグリースを撒き散らし、挙句の果てに
ユニバーサルジョイント部がグリース切れを起こし焼けてしまいます。
いったん焼けてし合うとガタが生じ、走行中
(ハンドルを切ったとき)にパキパキ音が鳴るでしょう。
音が鳴ればもうユニバーサルジョイントは交換の運命。

ブーツを外すとこんな感じ!まだグリースが残っておりました。セーフ!
この頃は分割式のブーツが販売されておりますので、タイヤやハブ、など
からドライブシャフトを抜かなくても作業できるようになりましたが
一昔前までは、ドライブシャフトを外して作業しておりました。

右、破れたブーツ。左、新品の分割ブーツ。

組み付け前にモリブデンをぬりぬり。てんこ盛り!
基本的に左タイヤのブーツが破けやすいです。なぜかと言いますと
特に幹線道路上をご覧いただければヒントが隠されております。
ききたいですか!
本当に聞きたいですか!
ではお教え致しましょう。
道路左側には、マンホールや側道からのわだちなどが多いからです。
右側にくらべたら桁違いにマンホールが多いです。
でこぼこの道が左側に多いということでそれだけ左のサスが
上下して、鉄で言う疲労骨折みたいなものですな。
なので左がへたりやすいのでしょう。また、コレだけは避けた
ほうが良いということをお教え致しましょう。
駐車している時にハンドルをきっちりニュートラルに
戻さない人。絶対にブーツ傷めます。
これはミニ乗りの方はよく聞く話ですが国産車でコレを心配
している方はほとんどいないのかな!
駐車時はハンドルをニュートラルに戻しましょうね!

仕上がりました。
大体6年ぐらいの寿命かなと思いますが、乗り方によったり
車種によりまちまちでございますな〜。
車をいたわる。ただ移動の手段としてではなく、相棒として。
皆様はどのような乗り方をされているでしょうか。
本日は以上!
今日の名言
遅くなっても 全然行かないよりはマシである
そうそう、もうわかる。結局いかんかった後悔するねん次の朝に。
っておもった人。ウェルと同じじゃないですか。
結局遅刻して、その場に少しの時間しか居れなくても、
行かんより良いんですよ〜。ってなはなしで御座います。
ではではまた明日お会い致しましょう。