Post date / 2010年3月2日

スピードウェル社が造る 寒冷地仕様その1 始動性向上(バッテリー編)の巻

どんもす~。ウェルです。
さて、本日は今年度からスピードウェル社が開発を進めた
寒冷地仕様の(その1)をご覧頂く。
まずなぜ寒冷地仕様となるものがあるのか?
温暖な地域の方々には不思議な仕様であるゆえご説明致そう。
冬は寒い。
それは当たり前のことなのだが、機械も人間と同じく、
寒いと動き辛い箇所があるのだ。
今回はその一つ、バッテリーがお題だ。
バッテリーは温度が下がれば下がるほど、蓄電している電圧を
放出しにくい性質(化学反応が促進されず電圧が上がらない)があり、
外気温が低いとエンジン始動が困難になるのである。
と言う事で、純正の小さい物から大きなものへ
交換することにより始動性を良くするのが寒冷地仕様の目的であった。

これがRASHEEN標準バッテリーの風景。
Be-1、PAO、FIGARO標準のバッテリー諸元は以下の通り。
型式 28B17L
容量 未情報
寒冷地仕様のバッテリー諸元は以下の通り。
型式 46B24L 
容量 未情報
Be-1、PAO、FIGAROは上記が純正で標準と寒冷地仕様の差がある。
スピードウェル社が造る寒冷地仕様では純正の寒冷地仕様より上回る
バッテリー55B24Lというサイズがおごられる。
RASHEEN標準のバッテリー諸元は以下の通り。
型式 28B19L
容量 12-24(V-Ah)
寒冷地仕様のバッテリー諸元は以下の通り。
型式 80D26L
容量 12-55(V-Ah)
RASHEENも同じく純正で標準と寒冷地仕様の差があった。
こちらもスピードウェル社が造る寒冷地仕様のバッテリーサイズだが
80D26Lのサイズがカツカツゆえ同サイズのバッテリーがおごられる。
まずこのバッテリーの型式や容量の読み方だが、
たとえば28B19Lというバッテリーを読み取ると、
28・・・性能ランク。(始動性や容量を総合的にまとめた数値)
B・・・はバッテリーの端子のサイズ。(短面側の幅×箱の高さが127×200mm)
19・・・はバッテリーの横幅 。(19cmと言う事になる)
L・・・端子の向き。 
と言うコトである。
容量は12-24となっているがこれは日本のJIS規格で定められている定義
5時間率容量(Ah)というもので容量の1/5の電流を放電し(25℃)、
10.2Vまで放電できる時間と電流の積ということである。
上記の内容は難しいと思われるゆえ、簡単に理解して頂くようであれば
バッテリーの性能ランクが大きければ大きいほど、
大きな電流を長時間にわたり放電できるバッテリーだというコトである。

バッテリーは受け皿に乗っているが、容量の大きいバッテリーに
交換する場合、この受け皿も大きな物に交換しなければならない。
発売当初に日産から寒冷地仕様として販売された車両であれば
この受け皿が大きなバッテリー用に変更が施されている、
と言うコトなどご存知の方は少ないはず。

これがバッテリーの接続ターミナル。俗にB端子ターミナルと呼んでいる。
バッテリーが大きくなると端子も大きくなるゆえ、
スピードウェル社的寒冷地仕様には端子の変更が行われる。

これが俗に言うD端子用接続ターミナル。
先のB端子より一回り大きなD端子用だ。
+極、-極とも交換を施し、大きなバッテリーに置換する準備が
行われる。

左が今回の寒冷地仕様バッテリー。右が純正サイズバッテリーだ。
放電出来る容量は2倍以上になり、バッテリー上がりに対しても
強くなるという。
予断だがひと月に2,3度ほどしかクルマに乗らない、という方々にも
バッテリー上がりを抑えるといった傾向でオススメできるであろう。
こうして、スピードウェル社が発売する寒冷地仕様。
本日はバッテリーについてご紹介させて頂いたのだが、
北海道、東北地方の方々や寒冷地仕様が欲しいとお思いの方に
車両の仕様を変更してサービスでお造りする。
今回はその1始動性向上(バッテリー編)だが、
その2はエンジンの(冷却水編)、その3はボディーアンダーコート(亜鉛塗装編)
その4はドアインナー(亜鉛塗装編)がある。
全てはその地域にあった、PIKEカーと、RASHEENを製作し、
それぞれに楽しんでもらえる様に勤めるのが当社の定め。
スピードウェルご当地スペシャルは今後新たにページが開設されるゆえ
これまたご期待頂きたい。
今日はコレまで~。
本日の名言
毎日少しずつ。
それがなかなかできねんだなあ。
 
by相田みつを
それが、出来ればそれ以上のものもございませんなぁ。
それが、なかなかできないんですなぁ。
明日から1週間だけでも少しやってみましょうかぁ。

Post date / 2010年2月27日

静岡県焼津市 Y様PAOアドベント納車おめでとう御座います☆

どんもす~。晴れのちウェルです。
本日は静岡県焼津市から何度とお越し頂き、はれてオーナーと
なられた、Y様のPAOをご覧頂こう。
PAOが二台。
おおっと~PAOが2台。
Y様のPAOは向かって右のアイボリー色だ。
ちなみに左のPAOは昨年スピードウエル社で少しカスタマイズを
施されたN氏の車両。
2台仲良くお披露目となった。
ホイール品評会
この2台のPAOだが、共にホイールが社外品に交換されている。
(どちらも人気がある)
アクアグレイの車両にはブリジストンが製作したスーパーラップの
さらにトミーカイラ仕様と、マニアックな路線。
アイボリーの車両にはクリムソンから販売されている
ミケロッティーディーン(マーガレット)がおごられてた。
愛され続ける理由(わけ)
ウェル帆布社謹製レザー60スタンダード。
スピードウエル社が信じ続けるもの。
それは、ウェル帆布があなたに与える豊かなイマジネーションである。
20年近く前に誕生したPAOはいまもって多くのファンから
愛され続けているのであるが、さらにウェル帆布社謹製の
レザー張替などにより新しいオーナーにこれからも愛され続ける。

ダッシュパネル上部、アンダートレイなども
最近ではおなじみの感覚となったが、
クラフツマンたちが丹精込めて製作。
ステッチ(縫い糸)の選定まで行えるというから
是非チャレンジして頂きたい。
アイボリーのステッチ
ステッチがアイボリーで仕立てられた。
さらなる風合いを求め、糸の太さから調整が可能と言う事で、
無限の可能性が広がる。
リヤポケット
リヤポケットベルトに注目だ。
この素材はうさちゃんである。
オーナーが直々に素材を選定し、スピードウエル社に
送られて来たものを加工。
さらに、うさちゃんの毛並みを考慮し仕上げたベルトは逸品。
細かな作業も可能である。
PAOプロトタイプ
20年ほど前、PAOが東京モーターショーにプロトタイプが出展時の
ハンドルコラムの仕上げが施された。
パオの純正のハンドルコラムはアイボリーがブラック、
その他のパオは全てグレイであるのは知る人ぞ知る。
パオチーフデザイナー古場田氏によると、
プロトタイプではアイボリーであったハンドルコラムが
市販化されたときにはグレイやブラックといった
カラーに移り変った理由はアイボリーのコラムであれば
フロントガラスに反射し、前方が見にくなるのだという。
しかし、プロトタイプとは本来デザイナーが拘ったカラーゆえ
その元の仕様に戻したくなるのもうなずける。
コップ&缶受け
虫取りアミ。
ではない。
コップ&缶受け
スピードウエル社謹製コップ&缶受けだ。
当社の看板商品でもあるこのコップ受け。
なのにぜんぜん宣伝していなく、伝説のドリンクホルダーと勘違い
されている方々も多く、メールでのお問い合わせが殺到。
コダワリのPARTナンバー
ロゴなどが、プロダクト感を演出。
こういうところから、こそっと雰囲気が出てくるものであろう。
価格改定で2個ワンセット 4,600円。
サイズは丸型と角型が存在する。
ご希望の方はメールでオーダーして頂ければ代引き発送が可能だ。

この度はY様、PAOアドベント納車誠におめでとう御座いました。
今後のアフターもお任せ下さい。
お土産だ。
毎度、お土産を頂き本当に感謝感謝で御座います。
今日はコレまで~。
本日の名言
三度炊く 飯さえ硬し 軟らかし 
思うままには ならぬ世の中

by魯山人
さすが、美食家、魯山人さん。
なかなか思い通りにはならぬ世の中。
簡単に思い通りになってはかえっておもしろくも
ありませんなぁ。

Post date / 2010年2月24日

ウェルスポート『デュアルマフラー・クラシック』 5馬力アップが可能となる瞬間の巻!!

どんもす~。晴れときどきウェルです。
さて、本日はなんと今年度の新春から4月14日までの期間限定で
予約限定販売を行っている、PAO用2本出しマフラーその名も
ウェルスポート『デュアルマフラー・クラシック』の馬力測定をご覧頂くコトになる。
まず、今回2本出しマフラーの製作に踏み切った理由は、
皆々様からの熱い心にお答えした結果なのだが、
スピードウェル社の哲学と5ZIGENのレーシングスピリットを追求し、
これ以上無い仕上がりを実現するため試作が3度と繰り返されたのであった。

NA(ノーマルアスピレーション/自然吸気)エンジンの
馬力をマフラーだけで上げるには限界がある。
そう、エンジンという物は吸気、圧縮、燃焼、排気と
それぞれの行程のバランスによって馬力やトルクが決まるのだ。
今回はその排気の効率を上げるコトにより、
より高回転域での燃焼を促進するという所までの効率を上げて
どれだけ馬力やトルクがアップするか?という
まさにフォーミュラーなどの走りを追求する
5ZIGENが得意とする分野での挑戦であるから本当に楽しみだ。
ウェルデュアルマフラー・クラシック
これが、今回テストを行うデュアルマフラーである。
ウェルリプレイスメントマフラーとは全くデザインや構造がことなり、
抜けの良さを最大限に誇張しているのだが、
理論上ではマフラーのパイプの径を太くしたり
サイレンサーをストレート構造にするなどの方法で、
高回転域で馬力は望むのだが、低回転域がスカスカに。
そして常に高回転を回し走らなければならなくなる。
そこで、今回は低域から高域までカバーし、さらに
ピークパワーを大幅にアップさせるがため、
最新の技術で5ZIGENが新たにMA10Sエンジン用に
サイレンサーを開発。
遂にシャシーダイナモに載せられた
遂にシャシーダイナモに載せられた。
ココでエンジンをフルに回転させ、動力をデーターに変換するのである。
エンジンに火が入れられた
エンジンに火が入れられた。
どんどんエンジンの回転が上る。
タイヤが馬力を伝達する
シャシダイナモのパワーがどんどん伝えられ
激しいエンジン音がこだまする。
時速150kmオーバー
時速150kmオーバー。
遂にエンジンも悲鳴を上げ、テストは終了となった。
計測結果が楽しみだ
計測結果がこのモニターに映し出された。
5ZIGEN矢野氏とトメ氏がモニターを眺める。
結果はどうだ?
馬力&トルクだ
青色のラインが馬力。
赤色のラインがトルクだ。
低回転域から素直に馬力が上がり、
3000RPMから一気にパワーバンドに突入。
トルクがここぞとばかりに膨れ上がる。
そして5000RPM域を超えると馬力も落ち着くという。
確実に気持ちの良い回転域(2000RPMから5000RPM)辺りに
パワーバンドを持ってくるという仕上げが施され
背中から押し出されるような加速感は
レッドゾーンへ突入するまで気持ちよく続くからたまらない。
このMA10Sエンジンで吸気(気化器/キャブレータ)を
純正のままであれば、これが最高のパフォーマンスだ。
そしてピークパワーの計測結果だが純正マフラー装着時から比べると、
なんと5馬力もパワーアップしたのであった。
非力なPAOというイメージは払拭され、加速を体感できる仕上がりが
男として心を揺れ動かされる瞬間であろう。
おれでお茶碗3杯が可能となった。
これがお茶碗3杯が可能となった
5ZIGENとスピードウェル社が共同で開発したマフラー。
ウェルスポート『デュアルマフラー・クラシック』
スピードウェル社からクルマの動体特性を楽しみたいあなたへ。
本日の名言
ただ一つの失敗とは
挑戦をしない事である

byローザ・パークス
挑戦することは難しい。
しかし、挑戦しないと何も始まらないのだろう。

Post date / 2010年2月23日

月刊スピードウェル 2月号創刊 PAOとRASHEENの2本立ての巻!

どんもす~。ウェルです!
さて本日は美ラシーン・パオグラビア、月刊スピードウェルを
ご紹介致そう。
この企画は日本初クルマのグラビアとして
スピードウェル社で製作された車両をウェルのオタ目線で撮影し
取りおろした画像を無料でご覧いただけるという。
また訳のわからんコトを申してはおるのだが、
3月号はなんとPAOとRASHEENの二本立て!!
と言う事で、その車両の紹介を少しココで行わせて頂きたい。
まずは月刊スピードウェルNo,21
『大人の遊びPAOちゃんだ』
大人の遊びパオちゃん
月刊スピードウェルでは一台を30枚というカットで
ご紹介するページである。
クルマの表情が非常に素晴らしく面白いものだが、
すべてはオーナーの思いが詰まっているからであろう。
今回のコンセプト『大人の遊び』だが、
その言葉通りいろんなデフォルメが施され、元のPAOを
ご覧頂くと、これがこんなに~という感覚にさいなまれる。
次回は密着大人のパオというブログもアップされるゆえ
乞う期待だ。
ウェル帆布社の総力も結集
モトリタのハンドルと、インストルメントパネル上部、
アンダートレイのコーディネートもたまらない。
さらに、今回ウェルが拘ったのは全体の配色であり、
DUB275MPのCDデッキにはまぼろしのシルバー梨地仕様に
リプロダクツ。
オーディオ上部のエアコンパネルとの配色とバランスをとった。
スピードウェルと大阪バネ工業との共同開発、デフォルメスプリングだ。
大阪バネ工業とスピードウェル社との共同開発。
仮称『ローフォルムスプリング』がおごられた。
足回りの構造から研究し、ロールセンター位置からずれることなく
割り出された車高は、ストリートからレースシーンまで
あらゆる方向に活躍する。
これも詳しくウェルマガジンでアップ予定であるから楽しみだ。
オートマチック
小粋なカスタマイズは、オーナーのセンスをしのばせる。
と言う事で、次回はベースとなったPAOを一から製作してゆく風景を
大人の遊びというスタイルでご覧頂くゆえ楽しみにして頂きたい。
お次はNo,22の『みちのくラシーンちゃんだ』をご覧あれ。
みちのくラシーンちゃん
青森県に納車と言う事で、スピードウェル社では
みちのく寒冷地仕様の製作に踏み切った。
ドア内側(内張りのさらに内側)にまで錆止め塗料が
惜しみなく投入され、サイズアップされたバッテリー、
さらには下回りの錆止めなどなど、純正の寒冷地仕様を上回る仕上がりに。
この仕様は北海道、青森、秋田、岩手、山形,そして宮城県下に適用される。
これで東北の方々が安心してお乗り頂けるという整備内容も
完成することとなりPAO,RASHEENとも雪害対策は万全のものとなった。
みちのくラシーンちゃん
ウェル帆布社謹製のレザーとパネルラッカーフィニッシュ。
さらにはナルディクラシックウッドステアリングと、
ラシーンのフルコースがおごられた。
オーナーのコダワリを追求するモノ=スピードウェル社の使命であろう。
みちのくラシーンちゃん
実はフロントグリルはブラック。
ボディーはサンバーストラッカーの微妙な茶色を演出している。
みちのくラシーンちゃん
ほら、この角度であればボディー色がチョコレート色に見えるであろう。
透かせばチョコレート色。正面はブラック色。
という、不思議な色に調整してあるのだ。
今回は美ラシーン・パオグラビア、月刊スピードウェルのご紹介でるが、
尖がったカスタマイズを施した車両が登場する場合もあれば、
純粋に純正を程よくオーナー色に染めたものまで。
これからもスピードウェル社の技術と
オーナーのコダワリを紹介する。
今日はコレまで~。
本日の名言
人間は何を知っているかではなく
何をしようと思っているかによって
価値・無価値
能・不能
幸・不幸が決まるのである

byリントネル
そう、ただの頭でっかちではいけませんなぁ~。

Post date / 2010年2月14日

5ZIGENと共同開発 日産RASHEEN 本気の省燃費マフラー製作の巻!PART3

donmosu~。ウェルです。
さて、本日もデベロップメント的なお話ではあるが、
5ZIGENと共同で開発が進められている、ラシーン専用
低燃費マフラーの実験風景をご覧頂こう。
純正マフラーが
なんと純正マフラーが切開された!
今回は純正マフラーを一つの軸として、実験が行われる。
どういう実験かと申せば、
純正マフラーより排気ガスの抜けの良いマフラーと、
純正マフラーより排気ガスの抜けの悪いマフラーを製作。
一般的に抜けをよくすれば、高回転域でのピークパワー(最高出力)が上がる。
それであれば、抜けを良くしたほうがいいんじゃないの?
という感覚になるわけだが、
今回のリプレイスメントマフラーの
求めているものはピークパワーではない。
求めたいものは、常用回転域でのトルク感と低燃費性。
ピークパワーなどは無視し、本当に乗りやすく、
燃費の良いマフラーを追求するのであった。
と言う事で、抜けを若干悪くしてあげればトルクと低燃費性が向上
するのではないのかというデーター取りをするために
トータル3つのマフラーにより馬力や、トルク、そして燃費の測定が
行われるコトとなった。
純正マフラー
その抜けの良いとか、悪いとか、それはどういった部分で作るのか?
皆もしりたいであろう。
それではこれから画像と共に説明しよう。
マフラーの原理であるが大きく別けると2つある。
まずは排気脈動によりエンジン出力を引き出す。
そして、もう一つは排気音量を低減させる。
どちらもバランス良く純正マフラーは造られているのだが、
純正マフラーではコストという面でも計算されており、
5ZIGENとスピードウェル社が開発するコストより性能を重視する方法で
製作すると、純正よりまだパワーアップの余力が残っているのだ。
純正マフラー
まずエンジンから排出されたガスがこの膨張室に流れ込む。
膨張室ではガスが拡散し排気音量が大きく低減される。
しかし、排気ガスの音量が低減するだけでは駄目なのだ。
純正マフラー
ラシーンのマフラーは3層の隔壁構造が採用されていた。
大体の純正マフラーの仕様もこのような形が多い。
パイプにパンチングが開けられているが、これは排気ガスの
音質を良くするためにある一定の気持ち悪い周波数をカットし、
音質を整えているのである。
純正マフラー
パンチングの穴を通り排気されてゆくガスもあれば
筒から筒へ流れて行く排気ガスもあり、
エンジンの低回転から高回転域に達するまでには
いろんな流れ方をしてガスは排出されるのである。
こうして、分解しまずは純正マフラーの内部のパイプ径と
容積を測定。
特にパイプ径は純正で45パイと大きめであったが、
ウェルリプレイスメントのプロトタイプでは
この純正マフラーの内部パイプ径の大きい物と、小さい物を
製作し、抜けの良し悪しを造りデーターを取るという公算なのである。
純正マフラー
と言う事で、シャシーダイナモに載せ、
2本目<抜けの悪い>プロトタイプマフラーの測定を行った。
プロトタイプ2マフラー
プロトタイプ2マフラーではタイプ1マフラーのデザイン性も
向上させて製作がなされたのだが、この位置からは拝む事は出来ない。
(プロト1マフラーはボディーに対して垂直にテールエンドが出ていたのだが、
プロト2マフラーは改善し若干外側へ傾斜させ、視錯覚を払拭。)
よくよくマフラーのテールエンドだけ見ると、ボディー外側へ傾斜しているのが
伺えるのであるが、これがまた非常にセンスが良い角度であり、
今後お披露目致す。
(ラシーン用マフラーでテールパイプの角度が付いているのは
ウェルリプレイスメントだけ)
ラシーン本来のデザインを追求する事によりこの角度は譲れない。
大型ファンでエンジンを冷却する
大型ファンでエンジンを冷却する。
モニターには総合的な出力がアップされる
モニターには総合的な出力がアップされるのだ。
ということで、全てが揃ったところで、
プロトタイプ2マフラーの測定が行われた。
プロトタイプ2マフラーの計測結果
プロトタイプ2のマフラー計測結果だ。
上曲線青色のラインが今回のプロトタイプ2マフラーの馬力。
上曲線赤色のラインが純正マフラーの馬力。
これを見比べると、ほとんどピークパワーの差はないが、
常用回転域(低回転)では純正の出力に軍配があがった。
トルクをみると、高回転域では純正以上のトルクを搾り出しているが
常用回転では使わない領域である為、
現時点での測定結果だけで言えば、純正のほうが良いマフラーだといえよう。
『プロトタイプ2マフラーは大失敗!』
しかし、この大失敗がラシーンのエンジンの特性を知る上で
必要不可欠なことであり、
データーの収集が出来たという本当の意味では大成功を収めたのであった。
プロトタイプ1マフラーだ
前回の測定結果で大記録を樹立した
ウェルリプレイスメントプロトタイプ1マフラーだ。
この後3つの指向性のあるマフラーで
トータル800kmという走行テストが繰り広げられる!!
乞うご期待。
今日はコレまで~。
本日の名言
鍛練千日の行 
勝負一瞬の行
 
by蔦文也
一瞬にかけて毎日鍛錬しなければなりませんなぁ。