Post date / 2012年1月14日

○日産Be-1 PAO FIGARO冷却水が少しずつ減るのはサクションパイプからの漏れの巻○

どんもす=ウェルです。

さて皆様、本日もお寒いですが如何お過ごしでしょうか。

本日は、日産Be-1 PAO FIGAROのエンジンMA10型の冷却水

(ロングライフクーラント)がリザーブタンクの液量が

ジワジワ減ってゆく原因のお話。

冷却水はエンジンの熱を吸収し、ラジエーター(熱交換器)で冷やすことにより

エンジンの温度を一定に保つ働きをしている。

その水が漏れてなくなってしまえば、エンジンは

オーバーヒートしてしまい潰れしまう訳だ。

そして、今回はその冷却水が、どこから漏れているのか?

ラジエーターホースでなければラジエーター本体でもない。

う~ん漏れている気配はないのだが。。。

ということで、実はサクションパイプという管とエンジンの付け根から

ジワジワ漏れていく、その修理をご覧頂こう。

触媒裏を通りウォーターポンプへ通じるサクションパイプ

触媒(マフラー)裏を通りウォーターポンプへ通じるサクションパイプ(修理車両はPAO)

エンジンをどの角度から目視しても、サクションパイプとエンジンの付け根は

拝見することは出来ない。(鏡があれば出来る)

その為、漏れなどの確認は一般的な自動車整備工場でも

することはめったとないはずた。

そこに盲点がある。

サクションパイプ 『ジャクソンファイブではない。』

サクションパイプ(新品)

日産は現在でもこのパーツを作っているというからたまらない。

しかし価格は年々上昇傾向にあり、概ね5000円~といったところだ。

エンジンに接合する部分

エンジンと接合する部分を撮影。

このゴムのOリング一つで水漏れを防いでいるというから驚きだ。

そして、このOリングが経年の劣化により弾力を失うことによって

冷却水が漏れ出すということは、言うまでもない。

左が古で右は新品

左が古いサクションパイプ 右は新しい物

23年間、エンジンに接合されていればこれほどゴムの形状が変化する。

また、ちびちび漏れ出すことにより、冷却水が滴り落ちる前に

エンジンの熱により蒸発するようだ。

そのことにより、漏れが確認しにくいのである。

ミッションケースとエンジンマウントに挟まれる

ミッションケースとエンジンマウントに挟まれて取り付けられている。

このサクションパイプだが、取り外しには、自動車前方にある

エンジンマウント、とマウント台を外さなければ取り外すコトが出来ない。

サクションパイプが装着された

サクションパイプが鎮座した。

取り付けにはエンジン側に差し込み、あとはミッションケースと

エンジンマウント台に挟まる、という簡単な方法である。

ということで、本日は冷却水が少しずつ減る現象はサクションパイプの

エンジン側の取り付け部からの漏れというお話で御座った。

すべてのパイクカーでは、このような現象は起きているため、

そろそろ全体的に交換が必要な時期であることに間違いはない。

今日はコレまで~。

本日の名言

世にも強きは自ら是なりと信ずる心なり 

by徳冨蘆花

そうですなぁ。信じる心が一番強い、間違いありません。

ただ、間違ったモノ、コトを信じたならば、なかなか厄介であります。

Post date / 2012年1月11日

☆大阪府大阪市 Y様 PAOトラディショナル 納車おめでとうございます☆

どんもす=ウェルです。

さて皆様、本日よりかなりお寒くなってまいりましたが、元気にゆきましょう。

ということで本日は大阪府大阪市にお住いのY様がオーナーとなられた

PAOトラディショナルをご覧頂く。

PAO トラディショナル 前方正面姿見

PAO トラディショナル アイボリー MT

アイボリーのMTはそれは、それは非常に台数が少なく

希少価値の高い車だと言える。

PAOの代名詞的カラーはアクアグレイ(青色)であり

アイボリー自体の車も少ないのに対し、さらにMT(マニュアルトランスミッション)

とくればスピードウェルでも年間を通じて3台出会えれば良い方だ。

PAO フロントフェース

PAO フロントフェース部

スピードウェルでは、販売車両の標準でバンパーやグリルの

ラッカーフィニッシュ(塗装)が行われるのだが、今回は純正のカラーを踏襲。

しかし、ヘッドライトにはオーナーのセンスによりヘッドライトピーク

(通称=まつ毛)がおごられている。

このまつ毛は取り付ける角度によりPAOの表情も変わる、

というところでオーナーの個性と可愛らしさが伺える。

アンダートレイ張替え

アンダートレイの張替え

ダッシュパネル上面は純正を使用し、アンダートレイのみレザーで張替が行われた。

このようにアンダートレイのみの張替えも出来れば、ダッシュ上部のみの張替えも

行う事が可能だ。

謹製ウェル帆布60スタンダードレザーシート

謹製ウェル帆布 ウェル60スタンダードレザーシート

熟練のクラフトマンが一から手作業で仕上げてゆく、

本格派のレザー張替えシート。乗り心地なども計算され、

内部のスプリングやスポンジまでリペアが施されており、

安易な被せるタイプのシートカバーのようなダブダブさは存在しない。

まさに、至極の張替えシートである。

シート裏面のポケット

シート背面のカバン(ポケット)のカラーも選択が可能。

上部ふたのパイプ、上部ふた、下部袋のマチ、下部袋

そして、ベルトと合計5ヵ所の色も選定が可能。

それぞれ別々の色にも出来る。

また、左右のシートでも色を変えることも可能だ。

PAOトラディショナル納車おめでとうございます。

PAOトラディショナルとY様をガシャ!!

この度はY様、PAOトラディショナル納車、誠におめでとうございます。

末永く大切にお乗り頂けますことをお祈りいたします。

ということで、本日はY様がこだわりのPAOをご覧頂き候。

今日はコレまで~

本日の名言

熱く、冷静に。

by瀬川佳恵

年始早々に素敵な方よりウェルが頂いた言葉がこれだ。

熱く『篤く』冷静に。

物事を熱く、しかし冷静になって行動を起こすという

なんとも逆行するような、非常にうらやましい名言。

今年はこの言葉よりスピードウェルは始動します。

Post date / 2012年1月7日

☆和歌山県和歌山市 O様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます☆☆茨城県土浦市 S様 RASHEENトラベラー納車おめでとうございます☆

どんもす=ウェルです。

さて皆様、本日は7日の七草粥の日で御座いますが、如何お過ごしでしょうか。

今年初めてのおめでとうございますブログとなりますので、PAOとRASHEENをご紹介!!

PAOは和歌山県にお住いのO様、RASHEENは茨城県にお住いのS様。

どちらの車両も自慢できる仕上がりでありますので、それではスピードウェル

おめでとうございますブログの始まり、始まり~。

PAOトラディショナル 前方正面姿見

PAO トラディショナル オリーブグレイ 前方正面姿見

今年のトップおめでた~はオリーブグレイのスチールルーフの車両。

PAOには、天井の種類は2種類(キャンバストップ、スチールトップ)が存在し、

スチールトップでは上面にもドアなどにあるリブが前から後ろまで走る。

デザインも良く、そして剛性面においても良い。

まさに機能的な美しさ(機能美)がスチールトップには存在するのだ。

PAO フロントフェースラッカーフィニッシュ

PAO フロントフェース部のラッカーフィニッシュ

バンパーやグリルにはオーナーの思ひのカラーによりラッカーフィニッシュ(塗装)が行われる。

今回のカラーは純正色であるのだが、実はこの純正色が非常に奥深い。

もちろん、オーナーの思ひというところであるから、どのような色に仕上げても

間違いはないのだが、純正にこだわるならそれはそれで、とことんこだわって

シルバー色を調合し、発売当初のカラーリングを踏襲するのがスピードウェルである。

ホワイト色にラッカーフィニッシュ(塗装)が施された

ホイールのラッカーフィニッシュ

今回は、ホイールをホワイトにラッカーフィニッシュ(塗装)が行われた。

このコトにより、いつも塗装しているアイボリーではやわらかい印象を受けるのだが、

ホワイトでは足回りがキリッと引き締まって見えるようだ。

さらに、今回はそのホワイト色が内装のレザーシートの張替え生地や、

ダッシュパネル上面の張替え、アンダートレイの張替えなどと

イメージが統一されているから面白い。

ダッシュ上下部の張替え

ダッシュ上下部の張替え

上部と下部では、同じカラーリングで配色は行われているが、

今回は生地が異なるものを使用。

アンダートレイの特殊生地(COX)で張替え

アンダートレイには特殊な模様のある生地(COX)でおこなわれている。

オーナーの個性とスピードウェルの引出しにより、

このような仕上げが可能だ。

どことなくノスタルジックな気分に浸る感覚。

ノスタルジックという言葉は(懐かしいと思わせるさま)のコトを指し、

それが、オールド(古い、旧い)や、レトロ(懐古趣味)といった言葉と

実は隣り合わせのようであるが、ウェルはそうではないと思っている。

まあ、哲学などにもよりそれぞれ考え方は違うだろうが、

最近のウェルの研究ではノスタルジックの隣には普遍性という

キーワードがどうやら存在している、という一つ答えがある。

PAO専用 ウェルリプレイスメントマフラー

5ZIGENとスピードウェルの共同開発 ウェルリプレイスメントマフラー

SUS304とSUS436のステンレスのハイブリッドマフラー。

適材適所に配置された鋼材と、コンピューターで分析された排気効率は

まさに5ZIGENによるもの。

そして、スピードウェルでは外カール形状のテールエンドや、吊り下げバンドによる

タイコの取り付け、純正同等に外へ角度を付ける事で視錯覚を踏襲した。

パワー、トルク、燃費を追求し、音質やデザインなどは大人らしい、という

コンセプトにより開発された魅力あるマフラーだ。

ということで、O様のPAOを自慢させて頂いた。

この度はO様、PAOトラディショナル納車おめでとうございます。

お次は。。。

茨城県は土浦市よりお越し頂き晴れて納車されたS様の

ラシーントラべラーをご覧頂こう。

ラシーントラベラー 斜め前方姿見

RASHEEN トラベラー サンドベージュ 斜め前方姿見

今回のラシーンだが、カラーは一番人気の高いサンドベージュ。

フロントフェースや足回り、背面タイヤのステーやワイパーなどの

カラーリングはオーナーが思ひによるものにラッカーフィニッシュ(塗装)が行える。

ラシーン フロントグリルラッカーフィニッシュ

フロントグリル ラッカーフィニッシュ

ラシーンのフロントグリルの素材は鉄ではなく、プラスチック。

経年の劣化により、鉄部とは違いカラーのダメージは相当だ。

スピードウェルではこのグリル部全体をリペイント(再塗装)を施し、

さらに、オーナーの思ひのカラーにも出来るというから楽しみだ。

ラシーン 後方正面姿見

RASHEEN トラベラー 後方正面姿見

背面タイヤのステーは今回は、ルーフレールと同色でラッカーフィニッシュ

が行われている。

パイプ類はシルバーに統一しより一体感を生むという魂胆だ。

ちなみに、タイヤカバーは内装色と統一してある。

ナルディクラシック ウッドハンドル

ナルディクラシック ウッドハンドル

ナルディの仕上げは非常に美しく、しかし天然木のため同じ色は一本として

存在しない。

まさにそれが非常にわくわくする個人の優越感であるわけだが、

今回はそのパネルラッカーフィニッシュにカラーに近い色の

ハンドルを探し出し装着が行われた。

ハンドルのカラー、一つでもイメージがガラッと変わるゆえ、

スピードウェルではそのような細工にも余念はない。

謹製ウェル帆布60デザインレザーシート

謹製ウェル帆布 ウェル60デザインレザーシートの張替え

これまたワインレッドのパイピングがピリリと効いており

非常にお洒落だ。

カラーサンプルは基本200色ほどが用意されているが、

そのすべてを見れば絶対に決まらない。

まずは、どういう方向性に持っていくか、その基礎から考えて

色味を絞っていただければ幸いである。

ラシーン専用 ウェルリプレイスメントマフラー

ラシーン専用 ウェルリプレイスメントマフラー

こちらも、機能美を追求した仕上がりは5ZIGENとスピードウェルの共同開発に

よるもの。

もとよりラシーンのテールは外カールではなく切りっぱなしであったようだが、

こちらはリプレイスメントマフラーの仕上げとして外カールのデザインを選んでいる。

特にラシーンの燃費特性を向上させようと必死になって造りこんでおり、

阪神高速での5ZIGENとの共同テストは非常に懐かしくも感じる。

大人らしくて機能的、これこそスピードウェルが求める美しい形だ。

ラシーントラベラー納車おめでとうございます。

ラシーントラベラーとS様をガシャ!!

この度はS様ラシーントラベラー納車、誠におめでとうございます。

また、駅までお送り頂き、お土産まで頂き、恐悦至極に存じます。

ということで、本日は立続けてお二方のご自慢の車両をご覧頂いた。

今年も、皆様がご自慢となる車両をどんどん製作するゆえ、

是非とも楽しみにして頂きたい。

今日はコレまで~。

本日の名言

どんな時も絶対に下を向いてはならない。

つねに前を向いて進むだけだ。

この強い心を持って今年も一年、皆様と共に頑張って参りたい

と、ウェルは思います。

Post date / 2012年1月2日

新春お年玉Blog○Be-1のドライブシャフトブーツ交換の巻○

どんもす=ウェルです。

さて皆様、新春初修理ブログの始まりは、初代パイクカーのBe-1より始まる。

ということで、本日はBe-1のドライブシャフトのアウター側、

ユニバーサルジョイント部のダストブーツの交換をご覧頂く。

初修理ブログはBe-1より

日産Be-1 パンプキンイエロー ワンオーナーカー エンジンはマーチターボが搭載

Be-1といえば、このパンプキンイエローが代名詞的カラーであるわけだが、

エンジンがマーチターボ製に置換されており、実はドライブシャフトなども

純正のBe-1のサイズより一回り大きい物に交換されている。

ユニバーサルジョイント部のブーツが悲鳴をあげている

ユニバーサルジョイント部のブーツが悲鳴をあげている

今回は左側が破けてしまっているが、実は左が破けやすいようだ。

それは、道路上の左側にはマンホールなどが多いなど、交通、道路事情により

左側に負担がかかっているせいだろう。

破けたドライブシャフトブーツ

破けたドライブシャフトブーツ

グリスがボディーにも飛び散り、掃除するところから始まるわけだが、

破けたまま走行していると、最悪の事態はユニバーサルジョイントの

ベアリングが破損し自走不能に。

旧いグリスを拭い取り清掃する

旧いグリスを拭い取り清掃する。

なんでも清掃が一番大切である。おうちでも、会社でも

掃除がきっちりできなければ、良い仕事は何一つできない。

と、ウェル的理念がそこにはあるわけだが、

ゴミやほこり、塵などを綺麗に落とすコトが重要だ。

日産純正パーツ PITWORK製

日産純正パーツ PITWORK製を使用

日産純正パーツであれば、信頼性は抜群だ。

一昔前までは、わざわざ足回りを分解して、ドライブシャフトのジョイント部を

ハンマーでこんこん叩いて大変な作業をしていたが

こちらのタイプは分割型と呼び、割れ目があり外側より被して修理するタイプである。

分割型が登場してからはもうほとんどがこの方式での修理になり、

逆に残念ながら今の新米整備士さん達は、ドライブシャフトの分解はできないだろう。

新しいブーツの接合部に専用の接着剤を

分割型ドライブシャフトブーツ

接合部に専用の接着剤(これがゴム製品のいろんな修正に万能の接着剤)を

隙間なく流し込んでゆく。

その後、ドライブシャフトに装着し分割部を接合。

専用のホッカイロが付属されているゆえ、そちらで温めれば完成という手筈。

新しいモリブデングリスを封入

新しいモリブデングリスを封入する。

自動車には使用用途により、かくかくのグリスが存在する。

ブレーキパッドグリスや、シャシーグリス、なんでも使えるマルチパーパスグリスなど

いろいろなグリスが存在するが、特に極圧性の高い所にモリブデングリスが使われるのだ。

ドライブシャフトブーツ交換終了

ユニバーサルジョイント部のドライブシャフトブーツ交換終了

ドライブシャフトブーツはゴム製であることから、経年の劣化はもちろん

走行距離や保管場所により寿命はまちまち。

しかし、現在のブーツの素材であれば5~7万キロ走行時に破ける可能性があるようだ。

さてさて、Be-1のドライブシャフトブーツ交換をご覧頂いた。

今年もどんどん情報を発信するゆえ、スピードウエルを楽しみにしていただこう。

今日はコレまで~。

本日の名言

決心する前に

完全に見通しをつけようとする者は

絶対に決心することはできない

byアミエル

間違いありません。もちろんまったく見通しなど立てないわけではありませんが、

立てるだけで、見通しをつけることはしません。

見通しのつけれるようなものは、もとより誰でも出来る事しかないからです。

まずは、やってやろうじゃ~ないか~という強い男になることから

人生は始まります。

Post date / 2012年1月1日

○謹賀新年 あけましておめでとうございます○

どんもす=ウェルです。

皆様、謹んで新年をお祝い申し上げます。

謹賀新年 スピードウェルの初詣

スピードウェルの初詣

旧年中は皆様に大変お世話になり、誠に有難うございます。

スピードウェルの今年は、EV-FIGAROや1100㏄ボアアップチューンPAOなど

煮詰め、さらにはBe-1、PAO、FIGAROのレストア事業も本格的に

開始すると共に、廃版パーツなどのリプロダクトにも力を注ぎ、

これからも安心して乗れるパイクカーライフの一役を担えるよう努力致します。

それでは、皆々様のご健康とご多幸をお祈り致しますと共に

本年もなお一層のご厚誼の程お願い申し上げます。

平成二十四年一月一日 ガレージスピードウェル店主

新春の名言

人生に夢があるのではなく

夢が人生をつくるのです

by宇津木妙子

皆様、初夢はもう見られましたかなぁ!!

その夢ではなく、これは現実的な夢を創造し、

それに向かって一歩ずつ前進しようと、

そういう事であります。