新春お年玉Blog○Be-1のドライブシャフトブーツ交換の巻○

どんもす=ウェルです。

さて皆様、新春初修理ブログの始まりは、初代パイクカーのBe-1より始まる。

ということで、本日はBe-1のドライブシャフトのアウター側、

ユニバーサルジョイント部のダストブーツの交換をご覧頂く。

初修理ブログはBe-1より

日産Be-1 パンプキンイエロー ワンオーナーカー エンジンはマーチターボが搭載

Be-1といえば、このパンプキンイエローが代名詞的カラーであるわけだが、

エンジンがマーチターボ製に置換されており、実はドライブシャフトなども

純正のBe-1のサイズより一回り大きい物に交換されている。

ユニバーサルジョイント部のブーツが悲鳴をあげている

ユニバーサルジョイント部のブーツが悲鳴をあげている

今回は左側が破けてしまっているが、実は左が破けやすいようだ。

それは、道路上の左側にはマンホールなどが多いなど、交通、道路事情により

左側に負担がかかっているせいだろう。

破けたドライブシャフトブーツ

破けたドライブシャフトブーツ

グリスがボディーにも飛び散り、掃除するところから始まるわけだが、

破けたまま走行していると、最悪の事態はユニバーサルジョイントの

ベアリングが破損し自走不能に。

旧いグリスを拭い取り清掃する

旧いグリスを拭い取り清掃する。

なんでも清掃が一番大切である。おうちでも、会社でも

掃除がきっちりできなければ、良い仕事は何一つできない。

と、ウェル的理念がそこにはあるわけだが、

ゴミやほこり、塵などを綺麗に落とすコトが重要だ。

日産純正パーツ PITWORK製

日産純正パーツ PITWORK製を使用

日産純正パーツであれば、信頼性は抜群だ。

一昔前までは、わざわざ足回りを分解して、ドライブシャフトのジョイント部を

ハンマーでこんこん叩いて大変な作業をしていたが

こちらのタイプは分割型と呼び、割れ目があり外側より被して修理するタイプである。

分割型が登場してからはもうほとんどがこの方式での修理になり、

逆に残念ながら今の新米整備士さん達は、ドライブシャフトの分解はできないだろう。

新しいブーツの接合部に専用の接着剤を

分割型ドライブシャフトブーツ

接合部に専用の接着剤(これがゴム製品のいろんな修正に万能の接着剤)を

隙間なく流し込んでゆく。

その後、ドライブシャフトに装着し分割部を接合。

専用のホッカイロが付属されているゆえ、そちらで温めれば完成という手筈。

新しいモリブデングリスを封入

新しいモリブデングリスを封入する。

自動車には使用用途により、かくかくのグリスが存在する。

ブレーキパッドグリスや、シャシーグリス、なんでも使えるマルチパーパスグリスなど

いろいろなグリスが存在するが、特に極圧性の高い所にモリブデングリスが使われるのだ。

ドライブシャフトブーツ交換終了

ユニバーサルジョイント部のドライブシャフトブーツ交換終了

ドライブシャフトブーツはゴム製であることから、経年の劣化はもちろん

走行距離や保管場所により寿命はまちまち。

しかし、現在のブーツの素材であれば5~7万キロ走行時に破ける可能性があるようだ。

さてさて、Be-1のドライブシャフトブーツ交換をご覧頂いた。

今年もどんどん情報を発信するゆえ、スピードウエルを楽しみにしていただこう。

今日はコレまで~。

本日の名言

決心する前に

完全に見通しをつけようとする者は

絶対に決心することはできない

byアミエル

間違いありません。もちろんまったく見通しなど立てないわけではありませんが、

立てるだけで、見通しをつけることはしません。

見通しのつけれるようなものは、もとより誰でも出来る事しかないからです。

まずは、やってやろうじゃ~ないか~という強い男になることから

人生は始まります。