どんもす~。ウエルです。
さて、本日も毎度毎度の納車おめでとうブログ。
新しいオーナーの方々の色々なカタチをご紹介するという企画だ。
ではでは、前ふりはこの辺で、
大阪府泉南郡からお越し頂き、オーナーとなられた
T様のラシーントラベラーをご紹介致そう。
お決まりの記念撮影だ。
今回のラシーントラベラーだが、日産的グレードはタイプS。
タイプSといえば、リヤ側面ガラスはミラー調スモークガラスが備えられ、
4WD機構に日産のアテーサがおごられた。
このアテーサとは何ぞやと申せば、
Advanced Total Traction Engineering System の略であり
日産自動車が開発した四輪駆動システムの総称だ。
スカイラインなどのメカニカルなクルマにも装着がなされているが、
スカイラインなどの電子制御モノとは同じものではない。
そもそもアテーサにはFF式とFR式という二つの種類があり、
プリメーラやアベニールなどにも使われているFF式がラシーンと同様である。
俗には通常はFFとして機能し
前輪がすべったときに後輪へも駆動力を配分する方式であった。
●前後輪へのトルク配分はご覧の通りだ。
・通常 … FF (前輪:後輪=100:0)
・前輪がすべったとき … 前後輪へのトルク配分=50:50
と話は難しくなったが、普通のラシーンは4WDはビスカスカップリング式
(高粘度シリコンオイルの剪断抵抗を利用した流体クラッチの一種)と言い、
簡単にもうせば、ビスカスカップリング4WD。
この車両に搭載されているアテーサは
さらにセンターデフにビスカスカップリングの
差動制限機構を持つフルタイム4WDといったところ。
このプロダクト感がたまらない。
今回はタイヤカバーをブラック一色で製作。
背面タイヤステーは発売当初のカラーにお色直しがほどこされ、
素晴らしく4WDらしさを感じさせる仕上げが玄人感を熱く刺激する。
ダッシュパネル側面のステッカーはゴーストバスターズではない。
今回のラシーントラベラーの内装はウェル50スタンダードだ。
50シリーズの見所は座面部に黄金比率(ゴールデンレート)を用い
ステッチの割り振りを行ったという点だ。
旧くはパルテノン神殿の設計、レオナルド・ダ・ビンチの作品にも使われ
現在の名刺のサイズなどもそうだ。
黄金比率は見る人(乗る人)を安心させてくれるのである。
ヘッドレスト装着前だが、見ていただきたいのは
シート裏のそのステッチワーク。
いわゆる装飾が施される。
普通に内装を縫製するのではなく、革の質感のようなモノ、
そういう感覚が大事なのである。
要するに見ても楽しめるというプロダクト感。
こういう細かな所がウェル帆布社のコダワリだ。
運転する喜びをオーナーと共に追求。
シートの張替はさらにパネルラッカーを加速させる。
さらに今回もTオーナーはナルディクラシックウッドハンドルを選ばれ
ラシーントラベラーが完成となった。
ラシーンにナルディクラシックハンドル。
この仕様はスピードウエル社の定番となりつつあるようだ。
こちらはパイオニア製AVIC-T20というお気楽ナビだ。
俗称はエアーナビ。
昨今DVDの熱も冷め、逆にナビはナビだけの機能として接するモノのほうが
ラシーンのにほいとマッチするのかもしれない。
この度はT様ラシーントラベラー納車誠におめでとう御座いました。
また、2度もお土産を頂き、恐縮です。
今日はコレまで~
本日の名言
ほかでやれないことをやれ
by吉田俊男
スピードウエルの目指す所でもあります。
ほかでもやれる事があればわざわざスピードウエルを選ぶ必要は
ありません。
さらにどんどん追求してゆきますぞ!!