中期モデル
ラシーンは平成6年~8年と平成9年~12年という括りで少し
異なっている。それはボディーなどは同じであるが、特に解
りやすいのはカラーバリエーションとフロントグリルの形状
である。上の写真では9年以降となるシダーグリーンと言うカ
ラーに平成8年までのフロントグリルが装着されているモデル
は存在はしないはずであるが、ボディーはまったく同じもの
であるため、入れ替えて作る事も可能なのである。私達がい
つも中期モデルと勝手に呼んでいるのがそれである。(前期
モデルは8年まで、9年以降は後期モデル)一般的な車両では
マイナーチェンジなる言葉が使用されるわけであるが、あま
りにも変わらない様であるから、前期、後期という言い方に
なったのはラシーンの良いところであって、たとえば江戸時
代の前期と後期というように、同時代のなかでの移り変わり
であるから、これはラシーンという時代の変わり様であって
前期が古く、後期の方がが新しいとはならないのである。し
かし、ここからが面白い話。ラシーンというクルマは後期以
降は発売が完全に終わったため。後にも先にもラシーンとい
うクルマはこれだけである。だから今でもラシーンは最新型
なのである。
ラシーン平姿見
この度は、埼玉県久喜市にお住いのN様の元へお届けにあがり
ました、ラシーントラベラーをご覧頂きたい。特別に人気があ
るカラー、シダーグリーンにリペイントが施されて製作された
車体は、内外装だけでなく、機関もしっかりメンテナンスされ
製作がおこなわれた。
パネルラッカー&ナルディウッド
アイボリーパネルラッカーに古典的なナルディウッドハンド
ルを装填。運転する事が楽しいのは、ハンドルの握り具合や、
シートの質感、視覚的な効果であって、便利だからではない。
要するに気分である。
ラシーンのシート張替え
特別な茶色のレザーを使用した内装の張替え。パイピングは
パネルラッカーと同色でバランスが整えられている。
ラシーンのタイヤカバー
内装がファッショナブルであるため、外装はシックにまとめて
いるのが、丁度よい塩梅である。
ラシーンと記念撮影
この度はN様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうござい
ました。ラシーンとの旅をどうぞお楽しみください。ボディー
がピカピカな分洗車も頑張っていただければ幸いです。
今日はコレマデ。
本日の名言
すべては練習の中にある。
by ペレ