●スピードウェルが加速する。製品性能試験の巻●

どんもす~。ウェルです。

さて皆様本日はスピードウェルは技術とノウハウを磨くため

兵庫県にあるセントラルサーキットでMA11SW型エンジンを搭載した

スピードウェル製SW4/1(テストマシン)をご覧頂く。

極限のレースフィールドにより各パーツが開発されている。

一般的にはレースとパイクカーは無縁であるが、製品の開発の為には

極限での性能試験が必要であり、それぞれに本当のプロダクトを提供する

ためには、それぞれの部品に日本を代表するメーカーと共同で開発を進める必要があった。

今回は5ZIGENとの共同開発を行ったマフラー、サン自動車工業と開発した

ホットワイヤーNEWプラグコード、そして足回りには大阪バネ工業と開発した

レギュレートスプリングアルファー、についでMA10S型エンジン(純正エンジン)を

1100ccにボアアップを施したMA11SW型エンジン、さらにそれに付随する

インテーク&エグゾーストマニホールドのセットと、トータルでのバランス測定と

再研究とブラッシュアップが目的だ。

MA11SW型 1100ccボアアップエンジン。

マーチのエンジンを1100ccまでボアアップするのはスピードウェルだけ。

自然吸気を追及するメカニカルチューンだからこそ気持ちいい

加速感がココにはあると言える。

さらには、ウェーバーレーシングキャブレーターの吸気サウンドや、

5ZIGENのエグゾーストノートが男の本能を刺激する。

足回りは開発段階。

しかしながらレギュレートスプリングアルファーは

フロントが約3k、リヤが約2,2kと現在市販されているスプリングの

中では一番硬いようだ。

ちなみに、ニスモ製でフロントが2,0k、リヤで1,6k。

スピードメーターは見えない。

今回のテストでは30分を3本、午前2回、午後1回とトライ。

一本目のトライではウェーバーキャブレーターのジェット調整に

時間を費やし、2週で終了する。

しかし、二本目からは6000rpmから7500rpmまで全開でぶん回したが

驚くほどに常に水温は約80度に安定、油温も80度に安定している。

外気温は35度を上回り、約1時間に及ぶテストはクールダウンせず全開で行われた。

MA11SW型エンジンが計算し尽されて造りこまれたコトが実証され

ほっとひと段落である。

今回のデーターは明日の本戦にフィードバックされ、、、

と言う事で、明日何かが起こり、明後日のブログでお披露目となるから

是非とも楽しみにして頂きたい。

今日はコレまで~。

本日の名言

未来を予測する最も良い方法は、

未来を創り出すことである。

byデニス・ガボール

座右の銘にした名言ですなぁ。未来を創り出すことはそんなに容易な

ことではありませんが、スピードウェルは今年度9月ごろにはまたまた

すんごいプロダクトが誕生致しますので、乞うご期待あれ。