どんもす~。ウェルです。
さて皆様本日はスピードウェルは技術とノウハウを磨くため
兵庫県にあるセントラルサーキットでMA11SW型エンジンを搭載した
スピードウェル製SW4/1(テストマシン)をご覧頂く。
極限のレースフィールドにより各パーツが開発されている。
一般的にはレースとパイクカーは無縁であるが、製品の開発の為には
極限での性能試験が必要であり、それぞれに本当のプロダクトを提供する
ためには、それぞれの部品に日本を代表するメーカーと共同で開発を進める必要があった。
今回は5ZIGENとの共同開発を行ったマフラー、サン自動車工業と開発した
ホットワイヤーNEWプラグコード、そして足回りには大阪バネ工業と開発した
レギュレートスプリングアルファー、についでMA10S型エンジン(純正エンジン)を
1100ccにボアアップを施したMA11SW型エンジン、さらにそれに付随する
インテーク&エグゾーストマニホールドのセットと、トータルでのバランス測定と
再研究とブラッシュアップが目的だ。
MA11SW型 1100ccボアアップエンジン。
マーチのエンジンを1100ccまでボアアップするのはスピードウェルだけ。
自然吸気を追及するメカニカルチューンだからこそ気持ちいい
加速感がココにはあると言える。
さらには、ウェーバーレーシングキャブレーターの吸気サウンドや、
5ZIGENのエグゾーストノートが男の本能を刺激する。
足回りは開発段階。
しかしながらレギュレートスプリングアルファーは
フロントが約3k、リヤが約2,2kと現在市販されているスプリングの
中では一番硬いようだ。
ちなみに、ニスモ製でフロントが2,0k、リヤで1,6k。
スピードメーターは見えない。
今回のテストでは30分を3本、午前2回、午後1回とトライ。
一本目のトライではウェーバーキャブレーターのジェット調整に
時間を費やし、2週で終了する。
しかし、二本目からは6000rpmから7500rpmまで全開でぶん回したが
驚くほどに常に水温は約80度に安定、油温も80度に安定している。
外気温は35度を上回り、約1時間に及ぶテストはクールダウンせず全開で行われた。
MA11SW型エンジンが計算し尽されて造りこまれたコトが実証され
ほっとひと段落である。
今回のデーターは明日の本戦にフィードバックされ、、、
と言う事で、明日何かが起こり、明後日のブログでお披露目となるから
是非とも楽しみにして頂きたい。
今日はコレまで~。
本日の名言
未来を予測する最も良い方法は、
未来を創り出すことである。
byデニス・ガボール
座右の銘にした名言ですなぁ。未来を創り出すことはそんなに容易な
ことではありませんが、スピードウェルは今年度9月ごろにはまたまた
すんごいプロダクトが誕生致しますので、乞うご期待あれ。