トロピカルな夏のラシーン色
先日、初雪のラシーン色というお話があったが、日本四駆と謳われるラシーンには
『日本の四季に当てはまるカラーがどうやら存在するようだ』
というお話のその流れの続きである。
今回は当時ドラえもんブルー(ドラえもんがCMでラシーンを宣伝していたのだから)
と讃えられた『ブルー』というラシーンの純正色であるが
開発当初のキーワードである自然に当てはめれるとするならば、
やはり海や青空を想像すれば良いだろうか。
そこで海や青空というキーワードでも良いのだが、其処にこのような南国フルーツな
内装色で決めれば、トロピカルな夏のラシーン色と一筋通すことが出来る訳だ。
ラシーンにはリゾート気分はお似合いである。
しかし、ラシーンにはブルー色が前期、後期物を含め合計4色存在する、というのは
今では知る人ぞ知るお話であり、とても驚かされる。
それらは奇しくもラシーンデザイナー平林俊一氏の実家近くに広がる
北野たけしが愛する空の青色(通称=北野ブルー)と呼ばれている地域が存在することから
ブルーの拘りに何か通じるものがある、というのはあたしの勝手な想像であるが、
実はフィルム写真において、あたしのような人間でも拘っているブルーが存在するのだから
一車種で4色も違った色味でブルーを販売したラシーンは
日本一、青という色に拘ったクルマだと提言してもなんら不思議ではない。
フィルムカメラを通したOSAKA AIR PORTの青空色
カラーフィルムにおいてそれぞれにこだわるブルーが存在する。
フィルムカメラを通した淡路サービスエリアで撮影した青空色
フィルムは高いISOの物(フジカラー SUPERIA Venus 800)でその粗粒子感が素敵だ。
ということで、あたしの好きな青色を公開した。
ラシーントラベラー 前方正面姿見
この度は、兵庫県神戸市にお住いのN様の元へお届けにあがられた
ラシーントラベラー(ドラえもんブルー)をご覧頂く。
今回のラシーンだが、タイプ3というグレードで販売された希少モデルである。
サンルーフはそれだけで車内を無限に広く出来る装置であり、
使ってみれば、それは毎回開けてしまうのだから
とても気持ちが良い、とそう言えるのだが、
これは使った人間にしか解らないことである。
謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー
リゾートでトロピカルなイメージを彷彿とさせるイエロー色の内装は
ブルーの車体にはぴったりだ。
とても遊び心満載のラシーンであるとあたしは思う。
タイヤカバー ラッカーフィニッシュ
タイヤカバーには中央が明るいシルバーで、外周はバンパーなどと同色にした。
内装のカラーやタイヤカバーのカラー以外に、外装ではホイールキャップの
塗装自体もオーナーが拘れる。
Nご家族とラシーンちゃんをガシャ!!
この度はN様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。
ご家族とラシーンでたくさん思い出を作っていただければ幸いです。
今日はコレマデ。
本日の名言
すべての反論を封じてからやろうとするならば、
何事もできないだろう。
byサミュエル・ジョンソン
希望を政策にしない、と安倍首相がおっしゃられましたが
まさに、民主党政権ではそのような希望ばかりで結局ほとんど実現でなかったですわな。
理想と現実をしっかり考えなければなりません。