Post date / 2007年11月24日

パオのシート張替え

今回はパオの内装張替えをご紹介いたしましょう。
オーナーの藤田様のお車内装で御座います。
パオのカラーは珍しいテラコッタでございまして、
なかなか内装カラーとのマッチングが難しいところでは
御座いますが、美しく仕上がりまして御座います。
ではご覧いただきましょう。

外装カラーを損なうことなくまとめ上げられました!
なかなか内装のカラーは100色以上あるもので
お選びいただくのも難しいものですが、仕上がると
いい雰囲気が心地よく漂ってまいりました。
末永くお乗りいただけるものと思っております。
今日の一言
なかぬなら なかせてみよう ホトトギス
これは豊臣秀吉のたとえではございますが、
日産ができぬならやってみせようスピードウェル
スピードウェルはこだわり続けます!

Post date / 2007年11月23日

ヘッドライトピーク(通称 まつげ)のお話

今回は人間でいうまつ毛、車で言うヘッドライトピーク
の取り付けのお勉強で御座います。
まずヘッドライトピークを取り付けるためには
ヘッドライトを車両から外さなければなりません。
ボンネットをあけ、ヘッドライト裏側に3つ、10mmの
ナットで留まっているのがそれ!
工具を使い取り外せばヘッドライトは前方へ外れます。
そして、ライトリムを外します。これはプラスドライバー
で3箇所外していただければ結構です。
そしてヘッドライトピークをライトリムに引っ掛け、
ヘッドライトに元の位置に取り付ければ終了!

ちょっと外側へ曲げてやると可愛くなりますな!
今回ご紹介のパオ画像は先日ご来店頂きました、
塚本様の車両で御座います。なんと、ご自身でなされました!
皆様も負けずチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
またスピードウェルでは大小2タイプの長さのまつ毛を
取り扱い致しております。また錆などに強いステンレス製
ですので、永年ぴかぴかを保つことでしょう。
本日の感想
人も車も和田アキコもまつ毛は長いほうが可愛い!
まつ毛ロン毛の時代、復活の兆しあり
ウェルはしょっちゅう意味のわからない事考えてますが
仕事はきっちり致しております!(誤解しないでくださいね)

Post date / 2007年11月22日

パオのオイルパンからのオイル漏れ

今回はパオのオイルパン(エンジン下部のオイルを貯めているところ)
からのオイル漏れを修理致しましょう。
まずオイルパンとはなんぞや!簡単に言えばオイルをためている場所。
パオであれば約3リッターのオイルがオイルパンにためられ、
エンジンの回転と共に駆動されたオイルポンプでエンジン上部へオイルを
吸い上げ、カムシャフトなどを潤滑し、またオイルパンへと戻ってくる
という仕組みで循環しております。
パオのオイルパンは左右に半月状のパッキンが入っており、
そのパッキンに弾力がなくなるとたまっているオイルが
漏れを起すということになります。
オイルパン取り外しにかかる際、まずマフラーを取り外します。
そうするとオイルパンが姿を現します。マフラー(触媒側)の
ボルトがなかなか錆やら熱が加わっているせいで外すのに相当手間かかる事
もあります。

マフラーを外した後の様子!左中央がオイルパン(黒い物体)
オイルパンは多数のボルトでしっかり固定されています。

オイルパンを外しました。中にはオイルやらガム状のものやら!
エンジンオイルを交換してもこれくらいになると、へばりついて
出てきません。

エンジンのクランクケースが覗けます。
やはりエンジンオイルをこまめに交換しないと、汚れが蓄積
されております。まあなんとかふきっとって一件落着ですが、、、

左2つが新品、右2つがお古!
良く見ると太さがぜんぜん違います。
これで組み付ければまた末永くオイル漏れせずお乗り頂けると
思います。
一つ一つ手を加えていくと、本当にウェル自身も愛着がわきます。
皆様のお車も一つづつ丁寧に整備致しております。
今日の感想
整備して悪い事なし
安心してお乗りいただければ本望
スピードウェルは明日も破竹の勢いの如く
皆様にお喜び頂けるよう精進いたします

Post date / 2007年11月21日

パオのフロントブレーキキャリパー オーバーホールの巻

だんだんとお寒くなってまいりましたなぁ〜。
みなさまは風邪をひいておりませんか?ウェルは
今日も風邪で御座いますが、陽気にがんばります!
今回はパオのブレーキキャリパー(フロントブレーキ)
のオーバーホールをご紹介いたしましょう。
まずオーバーホールってどういうこと、と言いますと
全部ばらして清掃し新しいパーツを組み込んで組み直す。
簡単で手間のかかる仕事ではありますが、やりがいはあります。
まず写真1、ブレーキキャリパーからブレーキオイルが
にじんでおります。中のシール類が劣化してしまっているのでしょう。

この間にパッドが入りディスクを押し付けブレーキが効くのです
この中身を分解しまして、清掃後ピストンシールを交換いたします。

これがピストンとオーバーホールキット!
なかなかフロントのブレーキキャリパーをオーバーホールしている
車は少ない(フロントキャリパーはリヤに比べ壊れにくい)ですが
そろそろパオは点検、整備が必要な年式になってまいりました。
皆様もブレーキの整備は怠ると危険ですのでお気を付け下さい。

Post date / 2007年11月20日

パオのサスペンション

本日はパオのサスペンションのお勉強で御座います。
今回はフロントサスペンションのバンプストップラバー組み換え
で御座います。
まずバンプストップラバーとは何かと言いますと、
簡単に言えば、ある一定以上の振動をサスペンションが吸収
仕切れない時にボディーに底突きしてダメージをもたらさない
ようにまた、色々な力が加わったときにある一定以上
車高が下がらないようにしているものでもあります。
またなぜ組み替えが必要なのかと言いますと、もう年式ゆえ
にバンプストップラバーが変形し、もろくなり、挙句の果てに
ちぎれてなくなっていますので、この状態で走行されると、
道路の凹凸ショック吸収時やコーナーリング時に底衝きしてしま
い、お車にダメージを与えてしまう恐れも中にはあるからです!
スピードウェルでは安心にお乗りいただけるように、消耗している
場合は交換いたして納車しております。
まず、バンプストップラバーがない状態のショックアブソーバー

指を指してるのは、バンプラバーが吹っ飛んでカバーが落ちている状態

カキ色の物がバンプラバーと呼ばれる物

ショックをばらし、バンプラバーを内蔵した状態
コレで一件落着!
作業自体は複雑ではありませんが、スプリングコンプレッサー
などを使用致しますので、個人ではなかなか分解をお奨め
出来ません。危ないので。。。
本日はパオのショックアブソーバーについてお勉強でした。
本日の感想
成せば成る 成さねば成らぬ なにごとも
成らぬは人の成さぬなりけり
皆さんなにごともあきらめず、中にはあきらめも肝心なとき
はありますが、明日もがんばって生きましょう!