Post date / 2023年5月11日

広島県広島市のK様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

原爆ドーム
原爆ドーム

被爆78年の春である

大東亜戦争が終結し 昭和20年8月14日発布 、終戦の詔書から今年で78年目を向かえる。世界中で原子力爆弾を投下された国は、唯一日本だけであって、現在は原爆ドームは白昼観光地として世界中からこの遺構を観ようと観光客が訪れる訳である。当時の市井の人に思いを馳せると、胸からこみあげてくるものがあり、廣島、長崎と記念公園の石碑に黙祷する訳である。しかし、平和が長続きしないのは世の常であって、世界中でも江戸時代260年は相当平和が続いた時代だったのである。

ラシーン

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

この度は、広島県広島市にお住いのK様の元へお届けに上がりました、ラシーントラベラーをご覧頂きます。ボディーは内外ホワイトボディーから全塗装を行い、オーナーが思うパーツをふんだんに取付けて製作が行われました。

フォグランプのセットアップ

後期モデル等の純正でもあるフォグランプ取付位置に、イエローフォグをセットアップ。高品質なフォグランプはレンズが美しい。今回のはPIAA製を使用したが、点灯してもとても良い光を発してくれる。

ブラックペイント

スピードウェルが塗装する漆黒のブラックペイント。上質な塗料に硬化剤配合の割合にこだわり有り。安価な一夜吹きのような黒とは天と地の差である。

ナルディウッド

ナルディウッドにウッドパネルにモケットシート在中

漆黒のボディーカラーに昭和感がたまらない、ウッドパーツ&モケットシート。オーナーはクラシックなものが好きという事で、確かにそれらの味わいは古典的である。

モケットシート

モケットシートの張替え

しっかり灰汁洗いした内装にモケットシートが美しく映える。

ラシーン内装

ウッドパネルへ交換

ウッドパネルは下地にブラウンのペイントを墨入れを行い装着。そのひと手間がさらに味わいが増すのである。やはりこれは製作へのこだわりであって、どうでも良い人間にはどうでも良い事である。見る人が見れば解る。

ウッドパネル

ウッドパネルのブラウン墨入れ。

やはり渋い。

ラシーン

タイヤカバーもブラックペイtントに合わせて

今回のタイヤカバーはその素材感をボディーの艶にあわせて、重たくならないように、キャンバス地で張替えを行った。なかなか、その素材感が見て取れてクールである。

ラシーン

ラシーンと記念撮影

この度はK様、ラシーントラベラーブラックペイント納車、誠におめでとうございました。丸い黄色いフォグとなんともレトロでクールでございます。これから長くお使い頂ければ幸いです。

今日はコレマデ。

本日の名言

何事も成し遂げるまでは、

いつも不可能に見える。

byネルソン マンデラ

Post date / 2023年5月2日

北海道中川郡のU様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

開墾
開墾

北海道の開拓史

北海道には北広島や鳥取、前田など、県名や士族の名字などが付いた土地がある。それらは、明治に開拓の為に移り住んだ、いわゆる出身地からの移民が開いたところである。今では草原が広がり、北海道はでっかいどうと叫びたくなるものであるが、当時は木々が生い茂り、畑や牧場など出来るところではなかった。開拓の苦労は計り知れない物であり、おいしいジャガイモやアスパラガス、おいし牛乳はまさに北海道開拓、魂の味である。

北海道 パオ

PAOトラディショナル 右舷前方姿見

この度は、北海道中川郡にお住いのU様の元へお届けに上がりました、PAOトラディショナルをご覧頂きます。オリーブグレイのキャンバストップのカラーは北海道の景色にとても馴染みます。今回は、ヒーターは寒冷地仕様、ボディーの仕上げ等は極寒に耐える仕上げとなるように、下回りの塗装仕上げにもこだわって製作差し上げました。

パオ フォグランプ

シビエビサージュ フォグランプ

流石に、夜のドライブは荒野を走るが如く、真っ暗であり、このフォグランプはとても役に立つ訳でございます。バンパーやグリルは純正を踏襲したカラーで塗装。パオの七不思議の一つ、フォグランプステーはホワイトではなく、シルバーでの塗装で仕上げた。

パオ 内装

PAOの内装

純正オーディオを装着し、ハンドルはエメラルドのフィガロより移民。シートのこげ茶色とあわせて、アンダートレイも張替えを行っている。

パオ 内装

ウェル60デザイン レザーシート張替え

少し複雑に、座面と背面を色分けて製作。スピードウェルでは、一つひとつ手作業で製作しており、細かな色の選定が可能である。また縫糸の太さなども指定して頂ける。

ジャーマントップ

キャンバストップの張替え


キャンバス地では、どうも寒暖差による収縮により劣化が早 く、純正キャンバス生地ではなく、最高級のジャーマントップで張替えを行った。

インナーフェンダー パオ

インナーフェンダーの仕上げ

泥除けも良いが、泥除けはまたそこに泥がたまってしまう。今回は、インナーフェンダーに特別な塗料を吹き付けて、泥や雪に対する対策を行った。

パオ 北海道

PAOと北海道

北海道 パオ

この度はU様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。牧草の上でお写真を撮らせて頂きましてありがとうございました。また、沢山のお土産まで頂き、恐悦至極に存じます。アフターサービスも差し上げたいと思いますので今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

ボーイズ・ビー・アンビシャス

少年よ大志をいだけ

byクラーク博士

Post date / 2023年4月26日

京都府亀岡市のA様 ラシーントラベラー納車おめでとうございます

ラシーン

こんにちはクルマ さようなら乗り物

タイヤが4つ着いていればすべてが乗り物であって、車である。しかし乗り物はわたしが思うに、ツッカケであって、お気に入りの靴ではない。しかも、お気に入りの靴は、靴以上の存在価値がありコレクションの対象にもなるのである。マイケルジョーダン氏の靴が3億円でオークションで落札されたのは記憶に新しいわけであるが、さすがにツッカケが3億円にはならない。初めてクルマを購入する方以外は、乗り物からの乗り換えであって、ラシーンというクルマが移動手段以上の存在に、わくわくが止らない訳である。

大覚寺塔頭寺院

大覚寺塔頭とラシーン

嵯峨天皇の離宮として建立されて1200有余年 、南朝とも称された大覚寺の塔頭前である。実に、このお寺はラシーンデザインチームをまとめられた日産デザイナーの坂口氏のご実家であって、ラシーンの開発思想に空海が存在する??ミステリーである。

ラシーントラベラー

ラシーントラベラー 右舷前方姿見

この度は、京都府亀岡市のA様の元へお届けにあがりました、ラシーントラベラー、シダーグリーンのMTをご覧頂きます。なんとも、珍しいMT車両であって、大覚寺と共に国宝級のラシーンである。フロントグリルは前期モデルに変更が施されボディーレストアも行い納車差し上げました。

ラシーントラベラー

旧嵯峨御所大覚寺門跡

京都は1200年と都であって今もその佇まいである。ラシーンのような雰囲気のあるクルマと、景色が調和する。やはり、最近のクルマは先祖返りして、もう少しやすらかなボディーシェープにしてほしいものである。

ラシーンと記念撮影

ラシーンと記念撮影

この度はA様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。長らく製作にお時間頂きましたが、お喜び頂けまして恐悦至極に存じます。また、点検もお待ち致しておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

人の短を言う事なかれ、おのれの長を説くことなかれ

by空海

Post date / 2023年4月23日

愛知県名古屋市のT様 ラシーントラベラーレストア納車おめでとうございます

ラシーン 名古屋市

豊国神社の赤鳥居

明治18年、豊臣秀吉の生誕地に鎮座した豊国神社。その参道に設けられた赤い大鳥居である。出来た当初は日本一であったが、なんと現在は熊野本宮、大神神社、そして弥彦神社につづく大きさになった。そこで一つ疑問があるのだが、鳥居の色である。なぜお社や鳥居は白木か朱塗りの2つが存在するのかという事である。いろいろな説があるが、一つの中国の5行『東西南北中』思想、中央が黄色(黄帝)、東が青(青龍)、北が黒(玄武)、西は白(白虎)、南は赤(朱雀)であって、その鳥居は鳥であるから朱雀に当てはめられた。そして、そこから朱色に塗るようになった。という説が少なからず影響していると言える。また、本来の朱色は水銀を使った塗料であって、木材などの防腐の目的でもあるとも言う。どれもこれもの説がそれだけが正しいではなく、複合的に絡まり合ってそのようになったのであろう。

ラシーンと記念撮影

ラシーントラベラーレストア納車

この度は、愛知県名古屋市にお住いのT様の10年前に販売させて頂きました、ラシーントラベラーのレストア納車をご覧頂きたいと思います。元色は後期モデルであるサンドベージュを、前期モデルのドラえもんブルーにボディーレストアと共にオールペイント。もちろん機関等もメンテナンスを行ったうえで、これからも長くお乗り頂けます様にバランス良く製作差し上げました。

ラシーン フロントグリル

フロントグリルは前期モデルに置換

グリルの好みは分れるところであるが、前期モデルは横格子に対して、後期モデルは縦格子である。昨今のクルマには無いその独特な形状がラシーンの人気の一つであるのには間違いはない。

ラシーン 内装

シートは10年選手を不具合のある部位だけを張り直して、また長く使えるように。流石に、これが出来るのはスピードウェルならでは。本物の張替えしたシートだからこそ、長く使用して、またさらに長くの使用に耐えるのである。

ラシーン 内装

オーディオ廻りもすっきりさせて、内張りや天張り等は灰汁洗いを行い、また新車のような佇まいに。

準外板やドア内までもが、外装と同じ回数のクリア塗装を重ねて仕上げを行うことにより、新車時以上のクォリティーを確保している。ゴム類等も長年の汚れを落とし、一から組み直している。

ホイールキャップ

ホイールキャップもしっかり2色入れて製作。

ラシーン

サイドシル(ロッカーパネル)下回りの仕上げも当時の純正塗装以上を目指しておこなっており、白ボケしにくい。もちろん、純正のクォリティーをすべてが上回ればそれは良いが、やはりラシーンらしさが失われてくるところもあり、必要個所にそれぞれオーバークォリティーを追加している。

ラシーン

見事な板金

ボディーやドアのうねりを取り除く下地があってこそ、美しい塗装が完成するのである。

ラシーン レストア

ラシーンレストア 完成

この度はT様、ラシーントラベラーレストア納車誠におめでとうございました。これからまた10年、楽しくお乗り頂けます様にメンテナンスも差し上げました。ご家族と共に大切にして頂ければ幸いです。また、沢山のお土産までいただき恐悦至極に存じます。それでは、点検をお待ち申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

及ばざるは過ぎたるより勝れり

by徳川家康

Post date / 2023年4月20日

北海道中川郡にPAO

パオ 北海道

牛さんと対峙したPAO

日本では牛肉食文化は戦前には無く、牛もしくは丑という単一語しか存在しない訳であるが、実に古くから牛を食べたり、乳を飲んだりする西欧の文化では、色々な呼称があるらしい。中国では赤色は7色あったりする(赤、朱、丹、紅、絳 、 緋 、 茜) のは、中国の古代王朝の染色技術が成せる技であって、そのような文化によるものである。たとえば、ペルシャ地域では音楽のソと言う音階が10個存在するなんて、面白い話であるが、実に日本の雅楽の音階も同音でも高い、低い、とそれぞれ曲に応じて存在する。現代人は何かと、スマホやパソコンの0か1の信号で生活している事が、少し気になる。私の好きな司馬遼太郎先生が残した言葉に『皆が持つ微弱なる信号を強くせよ』がある。その言葉にはいろいろな意味はあると思う訳であるが、その一つに、もっと繊細になりなさい。と言う言葉が隠されていると思う訳である。

パオ北海道

パオと牧草

牧草の上にPAOである。このお話は、次のブログへ。

今日はコレマデ。