兵庫県明石市のK様 PAOトラディショナル納車おめでとうございます

パオの意匠

パオとバルナックカメラ

パオとオスカーバルナック

パオにはバルナックが良く似合う

本物のデザインの車には本物の小物が似合う。

オスカーバルナックが発明したライツのカメラ「ライカ」は

元祖35ミリフィルムカメラの原点である。

バルナックライカは1926年I型が発売されて1954年のM型ライカが

開発されるまでの間、時代と共にスペックがアップされてきた。

当時のライカ賢者は「1939年のライカⅢc」について、ライカもI型から

スタートしてDⅡで距離計を連動させたのはいいがⅢaでめったに使わない

1,000分の1秒のシャッタースピードが付き、さらにⅢcでは本体が

大きくなってしまった。こういうのは「改善ではなく、改悪である」と、

半世紀以上も前に既に指摘している。

これはライカに限らず、近年の自動車にも同じことが言える。

技術者にとって進化は善であるから、自動車の日々の発展は良いことであるという

誤解がある。しかしこの誤解を基に経済が発展する原動力になるわけであるが、

最終的に自動運転の自動車ができると言う構図は希望どころか絶望を感じる。

人間社会はすべてドラマであって、デジタルやオートマチック

いわゆる全自動を使用することは、便利といふ勝利の言葉の闇にひそむ

悪魔のサボタージュの囁きであって、極論何もしない事なのである。

わたしはそれを人生という物語の空白地帯とよんでいる。

自動で動く装置の一切を排除した車、パオは私たちの人生の中で

美しい物語の一部になる最たるクルマであることに違いない。

※本文の一部はチョートク氏の受け売りである。
LEICA,MyLifeは絶賛発売中。

パオトラディショナル 前方正面姿見

パオトラディショナル 前方正面姿見

この度は兵庫県明石市にお住いのK様の元にお届けにあがられた

PAOトラディショナルのアイボリーをご覧頂く事に致そう。

アイボリー色のキャンバストップのオートマチックは、現在では

非常に入手困難なPAOの一つになってしまった。

オーナーは実に8,9年前にPAOを所有していたらしく、

再度PAOに返り咲くという、とてもオシャンティーな精神の持ち主である。

パオ シート張替え

謹製ウェル帆布 50スタンダードレザー

生成り色を中心に、パイプをグレイ色に仕立てたPAOのコンセプト仕様。

オーナーの気持ちはフルオリジナルに近い存在である。

もちろんダッシュ上下の張替えなどは無く、リペアが施された。

パオにはお洒落な小物が似合う

パオにはお洒落な小物が良く似合う。

旅行、トラベルだとか、サファリ。

そのようなキーワードで小物を揃えると比較的PAOには当てはまりやすい。

PAOに一度乗ると、全身で雰囲気を感じれるから面白いのである。

パオ キャンバストップ張替え

謹製ウェル帆布 キャンバストップの張替え

純正のキャンバス生地と同じ物を採用し張替えられたトップ。

耐久性や耐候性などバランスが良いトップ生地である。

こちらのモデルはスタンダードとして5色が用意されているから

オーナーのこだわりによりカラーが選択できる。

パオ トラディショナル フロントフェス

PAOトラディショナル 前方上面意匠

パオトラディショナル 右舷後方意匠

PAOトラディショナル 右舷後方意匠

パオ 納車おめでとうございます

PAOとKオーナーの記念撮影

この度はK様、PAOトラディショナル納車誠におめでとうございます。

お洒落な小物と合わせてとてもクールですねー。

息子様もとても興味深々であるとおもいますので、

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日はコレマデ。

本日の名言

人類史上の進歩のほとんどは、

不可能を受け入れなかった

人々によって達成された。

byビル・ゲイツ

まさにその通りでございます。不可能などとはだれが決めようものでしょう。