どうも皆々様〜ウェルです!
今日もたこが、、いかがお過ごしでしょうか。
さて〜今週はラシーンウィークのような感じでご覧頂きましたが、
パオにお乗りの皆様も最後までご覧下さいね!
まずラシーンのブレーキシステムにはABS付きと無しが御座います。
この簡単な見分け方は、リヤのブレーキがディスクブレーキか
ドラムブレーキかという事で御座います。
今回はABS付きのリヤディスクブレーキのパッド交換を
ご紹介致しましょう。
日産ではこのブレーキをAD7HA型と呼んでおります。
ちなみにドラムブレーキはLT23B型でございます。
これがリヤディスクブレーキ!円盤をパッドが挟み込み制動力を発揮する
リヤブレーキがディスクというのは今では当たり前ですが、
昔々、約10年前まではドラムブレーキも良く使われておりました。
リヤドラムブレーキというのは軽自動車には今も多用されております
が、軽にリヤディスクブレーキを付けたらドッカンブレーキ
で頭ぶつけてしまいますなぁ〜。
さてさてこのディスクブレーキ、サイドブレーキも兼用で御座います。
パッドがディスクを挟み込む構造ですので、油圧によりピストンが
押し出しているのですが、サイドブレーキはワイヤー式ですので
どんな構造になっているのかと申しますと、こちらはキャリパー
内にカムが設けてあり、このカムはサイドブレーキのワイヤーに
引っ張られピストンをシャフトを介して押し出すという構造で
御座います。
ちょっと難しいことを言いましたが、また詳しく分解して
ご説明したいと思います。
キャリパーの真ん中に見えるのがピストン!
↑ピストンの頭を見ていただくと、切りカキのようなものが見えますが、
コレはブレーキパッドの裏にチョボが付いており、回転防止の
役目を果たしておるので御座います。この構造もサイドブレーキ
の一連の作動と関与しております。
パッドは上下の受けに挟み込まれている感じ!
リヤブレーキ自体、制動力にあまり敏感に反応しないようにPバルブ
(プロポーショニングバルブ)という物が油圧ラインに設けられ
ており、フロントブレーキよりさらに小さく作られている
のもふくめ、制動力が落ちるように設計されております。
もしリヤブレーキのほうが制動力があれば、走行中ブレーキをかけると
前後逆転してしまうという事で御座います。
(FF車がサイドブレーキを引いてドリフトする感じ)
お古のブレーキパッド!約5mmくらいですが、交換ですな〜。
新品です。縁に付いている金属はパッドが減った時に警告音を発生させる
昔々、パッドはアスベスト(石綿)で作られておりました。
今はノンアスベストで御座いますが、建築材料だけでは御座いませんね
リヤパッドはブレーキの踏み方にもよりますが
新品から約5万Kmくらいで交換の対象で御座いましょう。
命を預けている物なので、きっちり点検、整備いたしましょうね!
明後日はパオのお話で御座います!
今日はコレまで〜
本日の名言
笑われて 笑われて つよくなる
人間は笑われると弱気になったり暗くなったりしますが、
それをばねにして生き抜けば必ず強くなれると
いう事でしょう。ウェルは昔々ホンダベルノディーラーで
整備士をしておりました。初めて働いた場所では良く
笑われました。でも弱気だったのでやめちゃいました!!
今じゃ〜笑いごと、若気のいたりで御座いますな〜。
今は何でもばねにします!皆様も何でもばねにして
行きましょうね〜。