タイプLの専用色
先日はラシーンデザイナーの平林氏がスピードウェルにご来店頂いたから、
今日はラシーンの四方山話である。
ラシーンには大まかに申せば、タイプ1(軽快ベーシック)、タイプ2(たっぷり満足RV)、
タイプ3(プラス発想RV)という3つのグレードより構成されている。
まずベースとなるのがタイプ1であるが、これは天上のルーフレールや、背面のスペアタイヤ
など存在しない、一番シンプルなモデルである。
これに、ルーフレールと背面のスペアタイヤが装着されてタイプ2となり、
さらに、グリルガードやサンルーフ、ウッドパネルなどが装着されてタイプ3となる。
ただ、時々において、タイプJなるもの、3ヶ月限定のタイプFのブラックや、
今回の赤『アクティブレッド』色のタイプLなどが発売されている。
なほ今お話ししたのは、平成8年末までの前期モデルであり平成9年からは
1800㏄の排気量を誇るft(エフティー)が登場した。
このftという言葉だが、これが着いていれば1800㏄であることが伺えるが、
Farther Transport の略で「より遠くへ移動する」と云ふ意味が隠されている。
まあ、1500㏄でも1800㏄でもどちらでも遠くへ移動は可能であるが、
そんなことを言えばへちまになってしまうのだからこれはこれで解りやすくて良い。
ラシーントラベラー 前方正面姿見
この度は和歌山県海南市にお住いのT様の元へお届けに上がられた
ラシーントラベラーをご覧頂く事に致そう。
今回のラシーントラベラーであるが、背面タイヤのステーなどスムージングを
行った、タイプF形状を模して造られたモデルである。
フロントグリルラッカーフィニッシュ
赤色は特に経年の劣化による退色が激しいカラーであり、
フロントグリルはもちろん、それ以外の部分も塗装が施されており、
すっきり綺麗な仕上がりである。
ウッドハンドル装着絵図
ナルディウッドハンドルを装着し、パネルのラッカーやホワイトメーターなど、
それぞれにカスタマイズが施され、オーナーの思ひが叶えられている。
ハンドルを変更するとエアバッグはなくなってしまうが、
それ以上に事故をしない運転を行うという注意が芽生えるのだから
安全運転したくなる仕様といったところ。
謹製ウェル帆布 50スタンダードレザー
謹製ウェル帆布が製作する50デザインレザーシート。
パネルラッカー色に合わせて、シート中央部もカラーを統一することにより
よりまとまりのある仕上がりに。
また、中央部は汚れやすいところでもあるから、濃い色をもってくるのもありだ。
ラシーンを撮影する
女子カメラなる言葉もあるが、わたしにまけず劣らず上手に写真を
お撮りになられるオーナー。
ミラーレス一眼は最近の主流であることには間違いはなさそうだ。
ラシーンに乗って向かう先々でクルマと一緒に写真なんて、想像するだけで
楽しいと思ふのはわたしだけかもしれないが、ラシーンと沢山思ひ出を作る旅には
カメラは絶対に必要だから、オーナーの持つ高千穂光学のペンなど
ラシーンのプロダクトに似合っていてとてもうらやましい。
ラシーンちゃんとガシャ!!
この度はT様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございました。
カラーをお決め頂く時の真剣な眼差しは素晴らしいかったです。
これから大切に長くお乗り頂ければ幸いです。
有難うございました。
今日はコレマデ。
本日の名言
因果応報
善い行いが幸福をもたらし、悪い行いが不幸をもたらすという意です。