黒から白
ラシーンは開発当初にあったイメージコラージュ(時計などの機械的な物の様子)や
プリミティブ(原始的)などのキーワードにより、それらをクルマのデザインに落とし込まれた。
特にメーターは一体物のメーターパネルを3連に魅せる感覚などは
それらのイメージに相応しいデザインであり、
カラーもブラックの文字盤、というのがそのプリミティブなイメージの流れである。
しかし、クルマのメーカーは時々に特別モデルが発売する場合があり、
一般的な仕様と区別するために、メーターパネルがホワイトの文字盤に変更が加えられる。
そのような区別的な感覚で、ブラックの文字盤をホワイトの文字盤にするのは
ある種クルマの中のファッションであり、何か人とは違った趣を求めるにあたり
黒から白という色の解りやすいのがオツなものである。