どんもす~。ウェルです。
さて皆様、本日は日産ラシーンのミニチュアカー(1/43)モデルの
製作を行っている株式会社国際貿易の開発物語をご覧頂く。
2011年2月2日 国際貿易の開発・石田氏と営業・小山氏が
東京からわざわざスピードウェルに来場。
昨年にはスピードウェルで製作を行ったカラーチップを元に
国際貿易のコダワリを踏まえ調色がおこなわれて
色見本(カラーサンプル)が持ち込まれた。
ワインレッド、サンドベージュ、イエロー、ライトブルーは
調色の大詰めを向かえている。
ブルー、シダーグリーンはまだ少し遠いようだ。
サンドベージュのラシーンに色見本を載せた様子。
車両に忠実なカラーリングになったようだ。
小山氏に日陰に移色見本を持ってもらった。
これは実験である。
実はこの実験が今回行いたかった唯一の目的でもあった。
それはどういうことかと申せば、ミニチュアカーは
特に室内にて楽しむものである。
その室内を想定すると、自動車のように太陽はさんさんと
浴びることなどなく、いかに室内にて自然光を浴びた
状態のカラーリングに仕上げるかが、重要になってくる
ということだ。
自然光にあびた車両と室内を想定した色見本の様子。
どうだろう車両は温かみのある色に見え
色見本はウス黒くみえてしまう。
どれを基準にしてカラーリングを合わせれば良いかという
非常に難しいところが今回非常にこだわっている所でもあり
今回はドイツのラルという規格の塗料を使い
調色を施してかなりマッチしてきたようだ。
石田氏と小山氏の情熱は図り知ることは出来ない。
今回は比較検討が出来たことで非常に前進したようだ。
イエローのラシーンのカラーリング。
そう、これが実は実車に自然光が当たるのと、
色見本を室内で見たのと同じカラーになるのだ。
これほど、人間の目は曖昧であり複雑である。
カラーリングの開発は大詰めを向かえ
今年の夏ごろには出来上がった全てをご覧頂くコトが
可能となるようだ。
今回のこのラシーンミニチュア事業は、実車を細かく分析し
人間味をプラスした非常に素晴らしいモデルが出来上がることだろう。
本来であれば今頃には販売が開始されるはずだったが、
このようなこまかな打ち合わせと共にこだわりを持って
進められているゆえ、少し遅れが出ているようだ。
しかし、出来上がればその理由が必ずわかるであろう。
国際貿易の今後の開発に期待しよう。
今日はコレまで~。
本日の名言
私は服をデザインしているのではない。
夢をデザインしているのだ。
byラルフ・ローレン
すばらしい名言であります。
そう、服をデザインしているだけでは世界中に方に着てもらう
ことなど出来はしませんなぁ。
つまりはそういうコトで有りましょう。