どんもす~。ウェルです。
さて本日は月刊スピードウェル10月号をご紹介!!
時は1991年と言う事でこれはPAOの発売年月になる訳だが、
その当時のままの姿、かほりを現在まで保ち続けたPAOを特集する。
今回登場するそのPAOだが、なんと走行距離は新車からまだ6000kmほど。
こんなPAOがまだ存在するのだろうか?などと想像はするけれども、
20年と納屋に格納されていた。ただ格納されていただけではなく、
ボディーカバーまできっちり被せられていた。
そのことにより、外装の一切のカラーは
20年という歳月を諸共せず、当時の色や艶を現代に映し出していたのである。
スピードウェルでは、新車時のカラーを復元するそのお手本となることから
細かな彩色をサンプリング。
特にバンパーやグリル、さらに各部のシルバーパーツのトーンや艶感覚を
把握し、今後製作する為の研究車としてスピードウェル社でさらに保管。
そして今回、北海道へと嫁入りする事となったのである。
『ブルータグ』工場ナンバー5 それは高田工業製作のこと。
PAOは実は2社により製作されていることは皆ご存知だろうか?
通の方はご周知のとおり、高田工業と愛知機工である。
日産は発売当初、生産台数を少し甘くみていたようで、
増産体制に入るべく愛知機工がそのお手伝いをしたようだ。
ちなみに、愛知機工製作のタグはシルバーで文字は打刻に切り替えられている。
新車当時からずれることもなく、綺麗に納められた発炎筒。
このように工場よりラインアウトされたままの新車状態を保っている部品が
スピードウェルの大きな勉強でもあった。
月刊スピードウェル10月号をお楽しみあれ。