どもんす。ウェルです。
さて本日は、埼玉県は所沢市にお住まいのA様がオーナーとなられた
PAOアドベントをご覧頂く。
アドベントの諸元だが、1000cc、天井は俗に『ノーマルルーフ』と呼ばれる仕様。
カラーはアクアグレイだ。
たまに、アクアブルーと申す方もおられるが、この色はあくまで
グレイを基調としているため、ブルーと言ってしいまいそうだがグレイなのである。
フロントフェイス廻りだ。
グリル前方には発売当時のフォグランプ(シビエ、ビサージュ)
外形130πがおごられた。
※純正のフォグステーはホワイトであるコトに対し今回はシルバーで仕上げている。
このフォグランプだが、PAOと共に20年が経過している為、
現状では錆が酷くせっかく綺麗にしたPAOにそのまま取り付けるコトなど出来ない。
製作するにあたり、全てを分解し錆を落としさらに
表面を整えた上でラッカーフィニッシュが行われる。
フォグランプを一つ作るだけでも物凄い労力が費やされているのである。
では内装に参ろう。
ダッシュパネルと共にアンダートレーはシートの座面と同じ色で張替が行われた。
このパネルなどの張替えにはインストルメントパネルを全て
取り外さないと行えないという、DIYでは難しい加工だ。
張替済みのアンダートレイだ。
純正のアンダートレイは現在ほとんどがきわからめくれ剥げている状態だ。
これは、純正では生地をアンダートレイの上板に対し接着剤で接着している
という工法から経年劣化によりきわがめくれ剥げてくるのであろう。
この不具合を改善すべく、ウェル帆布では生地を板の裏側まで
回りこませ、さらに生地と接着剤にテンションをかけ張り合わせている。
そうする事により、きわがめくれあがるという不具合を改善する事に成功。
そこにはすこしでも長持ちしてもらいたいという気持ちが込められているのだ。
ダッシュパネルの張替えにはファッション的感覚が大きく前へ押し出される
事となり、生地の色、ステッチの色をそれぞれに選ぶ事が可能である。
それは、新しくオーナーになる方の心の中の色でもある。
シートのカラーと共にコーディネートを楽しんでもらいたいものだ。
※ダブルステッチ加工は装飾である。
ウェル帆布謹製60デザインシートの太ももの部分と
背面ポケットの色が同色で追加された。
こういった感覚で細かく色分けする事が可能であり、
さらにこのシートには先ほどのダッシュパネルと同じように
ステッチにはアイボリーを選択され、縫い合わせられるコトとなった。
マフラーは往年のと呼ばれる、ウェルリプレイスメントマフラーを奉納。
これにより、馬力、見た目、燃費、さらにオーナーの喜びがUPしたことであろう。
PAOとAオーナーをガシャ!!
この度はA様PAOアドベント納車誠におめでとう御座いました。
さらに、お土産を沢山頂き、恐悦至極に存じます。
今日はコレまで~。
本日の名言
真心をもって人を助ければ、
必ず自分も人から助けられる。
これは人生の最も美しい補償の一つである。
byラルフ・ワルド・エマーソン
素晴らしい名言ですなぁ~。
戸締り用心火の用心、一日いちぜ~ん。ということですかな。