日産PAO インパネにタコメーターを埋め込むの巻!

どんもす~。ウェルです。
さて本日は、以前マグノリア時計をインパネに埋め込んだ!
に引き続きタコメーターをインパネに埋め込むという方法を
皆にお教えいたし候。
少し、特殊な工具を持ち合わせておれば、DIYでも可能ゆえ
チャレンジして頂きたい。
(PAOに穴をあける事はかなりためらう)
まず、タコメーターだがオートメーター製の52パイを使用。
配線もいたって簡単で、今回は一からお伝え致そう。
さらに、今回の配線の取り回しは基本をお教え致す。
点火コイルだ。
まず、点火コイル(イグニッションコイル)のマイナス側から
配線をひく。
点火コイルの+-だ。
点火コイルには+と-が存在する。
+側にはキーオン時に12Vの電圧がかかり、
一次コイルに流れた電圧が-側から出てくるだけである。
まあ、ここら辺を理解して頂かなくても今回はOKなので、
とりあえず-側に配線をつないで頂きたい。
(これが回転数を検知するパルスとなる)
配線取り回し
ボディーの配線の取り回しと同じところを通し、
運転席前方まで配線を取り回して頂きたい。
純正のハーネスがエンジンルームから室内に入る。
ハーネスがエンジンルームから室内に入るところが存在する。
この位置から先ほどの点火コイルの-側から取り出した配線を
室内に引き込んでほしい。
アクセルペダルの上側から出てくるのだ。
室内に配線を引き込む事に成功すると、丁度アクセルペダル頭上から
配線が飛び出してくるのである。
まずはこの状態までもってこれれば第一の難関は突破だ。
メーター上部のネジ隠しブタ
さてお次はメーターの取り外しだ。
メーター上部にあるフタを取り外せば、上部からネジが出てくる。
ネジを取り外す
この写真で解かるように、少し小さいドライバーでなくては
メーター上部のネジが外せないゆえ注意が必要だ。
メーターはパネル全面にネジが2個見えるだろう。
それもはずして頂ければゴボっとメーターが取り外せる?
その前に、
スピードメーターケーブルをクリップから外す。
エンジンルームのエアクリーナーケースの後ろ側にスピードメーターの
ケーブルがクリップでボディーに挟み上げにされている。
それが上の写真で解かるであろう。
このクリップからメーターケーブルを外して頂きたい。
そうることにより、メーターがインパネから取り出せるのであった。
メーターがインパネから引き出す事に成功。
メーターがインパネから引き出すことに成功する。
そして、メーターからケーブルを取り外し、
メーターにつながっている配線もコネクターから外して頂こう。
車体側コネクターだ
車体側のコネクターだ。
このコネクターからは、スモールランプ用『タコメーターのランプ用』
配線と、グランドアースを取り出す。
まずはスモールランプの配線。
赤と白のコードがそれだ。
そしてグランドアースの配線。
これは、端から数えて2つ目の黒井コードがそれだ。
配線は間違えると機器の故障にもつながるゆえ細心の注意を払って頂きたい。
さらに、間違えたからといって、ウェルは責任はもたないから
オーナーの責任の下で作業は行ってほしい。
そして、もう一つはACC(アクセサリー)の電源から配線を
取ってもらえれば配線類はすべて揃うのである。
要約しよう。
①点火コイルの-端子側からの配線を一本。
②メーター配線(車体側のコネクター)から赤白の配線から配線を1本
 黒の配線から2本
③ACC(アクセサリー電源)から配線を1本。
合計4本を用意できればOKだ。
以上の配線でタコメーターは作動するのである。
そして、インパネにホールソーを使い52パイの穴をあけ
タコメーターを取り付けてみた。
遂にタコメーターが!!
遂にタコメーターがインパネに鎮座した。
取り付け位置などは前回のマグノリアクロックの対称であるゆえ
マグノリアクロックのブログを参照して頂きたい。
オートゲージタコメーター
ウインカーのランプや両下のスイッチ類ともバランスを取り
綺麗に収まっているのが伺えるであろう。
タコメーターが鎮座した。
今回はタコメーターをインパネに埋め込む!というお勉強会だったが
手先が器用な方であれば、DIYで可能ゆえ真似をしてみては
如何であろうか?
しかし、大切なPAOにキズを着けたくない方も多いはず。
賛否は分かれるところであろうが、絶対したいという方には
取り付け位置などの参考になるであろう。
そして、今日のPAOの七不思議。
メーター裏の基盤だ
メーター裏の基盤になんと4WSの文字が!!
そう、PAOは東京モーターショーの出展時には4WSが着いていた
という、名残では、あるのか、ないのか。
ちゃーんと基盤に4WSという文字が刻まれているのであった。
なんとも面白いものである。
今日はコレまで~。
本日の名言
かつてない困難からは
かつてない革新が生まれ
かつてない革新からは
かつてない飛躍が生まれる
 

by松下幸之助
かつてないものからはかつてないすんごいものが
生まれるものですなぁ。