どんもす~。ウェルです。
さて本日は、PAOにステンレスのメッシュカバーが被せられている
ブレーキホースの交換をご覧頂くコトに致そう。
今回使用するのはキノクニエンタープライズ社製の
ブレーキライン。ステンメッシュホースだ。
品番はKBN-038.マーチ、Be-1、PAO用で発売されている。
なんともマニアックなパーツだが、想像以上にブレーキの
タッチが良くなるから面白いのである。
まず、ステンメッシュホースの利点だが
①ブレーキラインが外部からの衝撃に強くなる。
②ステンメッシュが内部のゴムホースの膨張を押さえ
ブレーキキャリパーやホイールシリンダーにダイレクトに油圧がかかる
ゆえ、制動力がアップする。
といった風になんともありがたい効能である。
感覚的に解かりやすく言えば、
まずブレーキを力いっぱい踏みこむ。
そうすると、純正のゴム製ブレーキホースでは一定以上から
むにょんむにょんといった感覚で奥のほうまでペダルが踏み込めるだろう。
それが、ステンメッシュブレーキホースを入れれば、
その一定以上からはまったく踏み込めなくなるのだ。
むにょんむにょんするのは、ゴム製のブレーキホースが
圧に耐えられず膨張しているだけ=力が逃げている
ことになる。
もちろん車検にも対応す。しかしながらきっちり純正のように取り付けないと
車検には通らないので要注意だ。
ブレーキホースは決められた場所に固定されていないと
車検には通らないのである。
このパーツはフロントのショックアブソーバーにブレーキホースを
固定するために使用する。
後で取り付けるのでご覧頂こう。
フロントキャリパー側の取り付け場所だ。
ノーマルのブレーキホースと同じ取り付けになる。
ホースのジョイント部には上下にワッシャーが入るゆえ
入れ忘れないように注意が必要だ。
次に、ボディー側の取り付け位置だ。
この場所でボディー側のブレーキパイプと連結される。
ココでポイント。
取り付け時にはメッシュホースがねじれないようにする事。
先に、キャリパー側を取り付けたのもそれが解かりやすいからである。
ボディー側を先に取り付けてしまえば、キャリパー側が
あんじょう取り付けれるかは不明であろう。
決められた順序は無いが、やりやすい順序は存在する。
そして、先ほどのパーツを使ってショックアブソーバーにも
ステンメッシュホースが装着された。
この位置にクリップを使い固定されるのであった。
たまにブレーキホースをタイラップで固定されている方も
おられるが、それらはNGである。
『この取り付け方はBETTERだ。
なぜならパーツが合わさったている面が
クリップに対して外側のパーツだけに力がききやすい。
外側パーツとクリップが脱落する可能性が
あるから、本来はパーツを合わせて
左右からクリップで挟み込むようにすればBESTである』
(ウェル流から抜粋)
さて、フロントは以上だ。
お次にリヤへ伺おう。
こちらはどちらから取り付けても同じ。
ねじれを気にしながら取り付けて頂ければそれで良い。
交換自体はDIYで出来るだろうが、この後に
ブレーキの配管内のエア抜き作業をきっちり行わないと、
ブレーキが効かない恐れもあるゆえ、プロに頼むのが無難であろう。
特に、クルマは走らずとも止まるほうが優先である。
おおっと、開発中のスプリングがお目見えするが、
ただ今バージョン4まで進み、開発がまだまだ進む。
スプリングももうすぐ出来上がるゆえ楽しみが絶えないであろう。
本日は、ステンメッシュブレーキホースに交換するをご覧頂いた。
ファーストインプレッション的には、
かなり、タイトな効きを感じる。
ブレーキペダルの踏みごこちも非常に少量の力で以前よりも
止まり易くなった。
例えばAT車両であれば、信号待ち時のブレーキも楽になるといった感じ。
スピードウェル号に装着しているので、踏んでみたい方は
お気軽にお越し下され。
スピードウェル社では、指定工場にてステンメッシュブレーキの
取り付けなど行っているが、交換には予約が必要だ。
今日はコレまで~。
本日の名言
無駄に生きるな、熱く死ね。
あっつい言葉では御座らぬか!
人間だれしも無駄に生きようと思っておりませんが、
ココロの持ち方次第で、生きる道も違ってくるのでしょうなぁ。
しっかし熱く死にたいです。