号外!2009パイクカーうなぎオフが浜松で行われたの巻!

どんもす~。ウェルです!
号外、号外!!
11月1日に、日本最大級となる集会が静岡県浜松市で執り行われた。
総勢約50台となったこのお祭りはなんとパイクカーのデザイナー
古場田良郎氏も参加されたという。
2009うなぎオフだョ!パイクカー全員集合
日産ヘリテイジ『PIKEカー』の全員集合だ。
Be-1 PAO FIGARO と
おおむね20年という歳月が流れたが、オーナーの個性が付加され
新車のような輝きは今もなほ保たれている。
この3兄弟は愛情を持ちメンテナンスしてあげればいつまでも乗れる。
それはそれは、たいそうなクルマには間違いはなさそうだ。
ウェルは大阪が本拠地ゆえ、浜松までは高速で約3時間。
とはいえ、高速のサービスエリアで皆と合流し目的地まで
たどり着くというから、5時間くらいは見ないといけない。
この道中で少しづつパイクカーが合流するというから面白いものである。
東名のサービスエリアで関西と中部組が合流
東名高速のサービスエリアで関西組と中部組が合流。
ウェルの目はココで覚めた。
ウェルの目が覚めた場所
今回スピードウェル社からはPAOとFIGAROの2台が参戦。
前年はカスタマイズを主張したが、今回は純粋なオリジナルを
コンセプトとし、(ウェルリプレイスメントマフラーから続く)
PAOには純正風に仕立てた時計をメーターパネルに施した他、
ウェルリプレイスメントマフラーや、試作のスプリングなども
装着され、さりげなく大人らしさを提案。
FIGAROに関しては、博物館行きではないかと思われるぐらいの
コンディション(シートにはまだ新車当時のビニールが被っている)
モノをもちこんだ。
しかし、それ以上に各オーナーが思い思いのコダワリのクルマを
持ち込んだのだから紹介せざる得ない。
と言う事で、本邦初公開、参加車両を一挙にご覧頂く!!
Be-1
Be-1
Be-1
Be-1
Be-1
Be-1
Be-1
Be-1
Be-1
1987年、限定1万台というカタチで日産から発売された。
もちろんチーフデザイナーは古場田良郎氏。
Be-1の発売当初はまだPIKEカーと言う括りは存在しないが
当時の車に対する概念を大きく突き破り、尖がったデザインが
Be-1現象なる物(Be-1旋風)を巻き起こした。
中古車では新車価格の2倍を超える
プレミアム価格となったのはご周知の通り。
Be-1というブランドがいろんなグッズや旅行まで付加され販売されたという
まさに時代を震撼させた驚くべきクルマであった。
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
PAO
1989年1月15日から4月14日までの3ヶ月期間限定で発売されたPAO。
2日間で8000台をセールするという、Be-1が買えなかった方が
飛びついたクルマでもある。
PAOの市販開始にはBe-1での経験を踏まえ、購入希望者すべての受注分を
期間限定で約束されたという。
最終的なPAOの総生産台数は5万1657台だった。
PAOのまた面白いところは機械面ではBe-1とほとんどかわらなかった
という所。
普通2年も経てば新しい技術でパワーアップされるというのにも
関わらず、機械的な性能面の向上はほとんど行われなかった。
自動車業界の流れのなかで異色の存在であったがしかし。
『デザインは性能である』(古場田 談)
名言である。
この言葉がPAOというクルマを物語っているのかもしれない。
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
FIGARO
1991年、限定2万台を2,3,6月に分割して抽選にて販売がなされた。
内装(ドア、インパネ、シート、ピラー、天井)がすべてホワイトで
統一されたなんとも高級車のような感覚であった。
Be-1、PAOとはエンジンも異なり、ターボがおごられATのみの仕様。
今回のうなぎオフにはこれだけの個性豊かなBe-1、PAO、FIGAROが
集まったわけだが、いや~凄い。
ウェルも数々勉強させられたのであった。
さて、ココからはいろんなDIYをご覧頂こう。
エンジンルームが!!
オーナー自身がヘッドカバーやエアクリーナーのフタにペイントを
施すという。
機械系が見ても楽しめると言うところが面白い。
ウィンカーが180SX
他車種からの流用などもあり個性豊か。
マッドガードが市松
市松模様が!!
これはバイクからの流用だとオーナーから伺う。
プロトタイプのナンバーが鎮座した
ナンバーが東京モーターショーのモノに!!
そう、これはチーフデザイナー古場田良郎氏所有。
これが出たらウェルの心がオーバーヒートする。
エンスーカーガイドのP29のプロトタイプに装着されている物である。
キーワードは冒険
PAOの冒険という一つのキーワードの延長線上のカスタマイズだ。
しかし、フェイクではなく自衛隊用の本物シャツが
モノに対するコダワリを伺え、ただただ脱帽。
今回なんと古場田氏の誘いで高田工業の従業員の方もこられた。
そこで、大変なものを目の当たりにしたのである。
その画像がこの2点。
ステアリングコラムがアイボリーだ
なんとステアリングコラムがアイボリーだ。
そう、これには古場田氏もビックリであった。
本当はこれが正解だったとか、いつの間にか変更が加わり、
販売車両にはグレイのものが市販されていたという。
もちろん、このパーツはプロトタイプの物(本物)である。
古場田氏も一つ持っていたらしく、ネットオークションで
売っちゃったとか。
購入された方は本当にラッキーだ。
ドアロックノブがアイボリー
ドアロックもアイボリーだ。
そう、よくよく見てみるとアイボリーの車両を除くと
どのPAOもハンドル、ATシフトノブ、ウィンドウレギュレーター、
インナーハンドル類、すべてアイボリーで統一されているのだが、
このドアロックだけ黒である。
古場田氏もどこでどういう風に黒色になったのかが
解からないと、謎が謎を呼ぶ部品であった。
しかし、この仕様のPAOがあると1年ほど前にPAO歴20年の
重鎮papa氏よりお話を伺っていたのだから、本当に驚いた。
知っているpapa氏にも脱帽である。
記念撮影だ
記念撮影だ!!
一日はやはく、この後皆で持ち寄ったお土産の交換会が開かれ、
2009パイクカーうなぎオフの幕が閉じるのであった。
また、このオフ会の楽しみでもあるのが記念品の授与である。
記念品だ
そして、今日のその時。
今回の記念品はなんと、当時のパイクカーファクトリーのボーイさんが
着けられていたピンバッジのロゴが古場田氏の手によってデザインされ
Be-1にお乗りのシュウ氏が製作するという。
古場田氏とシュウ氏には感謝感謝。
なんとも皆のお宝であることには間違いはない。
PIKEカーの全国統一のロゴでもあろう。
それとこのチロルチョコ!
記念品だ
ぱおのりサトーさんがBe-1、PAO、FIGAROと
それぞれのキャラクターを特別にチロルチョコに造ってもらったもの。
おいおい、食べられないではないか!!
もったいなやもったいなやと思い、外包みだけ保管する事になるだろう。
と言う事で、2009パイクカーうなぎオフのスタッフの皆様
本当にお疲れ様でした。
ウェルも協力出来たか出来なかったか、楽しまして頂きましたが、
この場をお借りし熱く御礼申し上げます。
また、一年後が楽しみでもあります。
今日はコレまで~。
本日の名言
毎日、きょうを最後の日だと思い
毎日、きょうが最初の日だと思ふ。

by善光寺
そうすると今日を最善の日にしようと思うでしょう。
明日があるという保障などはどこにもないのだから
今日と言う日を一生懸命生きよう。
つまりはそう言う事なのでる。