どんもす~。ウェルです!
さて、本日は愛知県は名古屋市にお住まいのY様がオーナー
ジョルジェット70ラシーンをご紹介致し候。
まずジョルジェット70とは一体何ぞやと申せば、
スピードウェル社が誇るデザイン(仕様)で御座る。
直線を大切にするというコンセプトの中出来上がった物でもある。
そう、ラシーンには直線が多く存在しており、
そのイメージとクロスオーバーさせた訳だ。
つまり良いところ取りである。
奥様と仲むつまじくガシャ!!
レッドのラシーンだが、平成8年式のタイプLという特別仕様だ。
フロントドアには羅針盤をもじったデザインのステッカーが貼られているので
あるが、外されているものがほとんど。
この車両も外されていた(仕入れの時点で)。
今日は先に内装をご紹介いたそう。
これがその名はジョルジェット70レザーシート。
昨今いろんな中古車屋さんが、被せるタイプのシートカバーを販売されて
いるのだが、当社のレザーシートは被せるタイプのシートカバーなどという
安価なものでは無い。
熟練クラフツマンたちがお客様のご要望通り仕立てる、テーラーメイドなのである。
今回のシートはブラックを全体に使っているのだが、このレザーシートには
市販されていない特殊な生地を採用。
ジョルジェット70の名に恥じないための演出でもある。
センターには直線の凹凸のあるデザインのなかにこれまた
細かな凹凸のあるウェル帆布社のコックスレザーを採用するのがセオリーだ。
味わいぶかいシートであるが、シートの座り心地が
さらにオーナーに衝撃と感動を与える事となる。
今回はオーナー曰くレザーのハンドルが良いという事で、
ウェルが用意したのはナルディのブラックレザー、ステッチは赤色という
これまたクルマのコントラストをあわせた仕様。
ウェルのささやかなコダワリである。
ハンドル、シートはクルマに乗ったとたん常に肌身に触れている場所である
がため、手を抜くなどは絶対に許されない。
純正のエアバック付きのハンドルは、悪いとは思わないが、
このジョルジェット70レザーとの組み合わせは今いち。
是非ともナルディと合わせて欲しい。
ピアノブラックを選定した理由には上質を意識している。
スピードウェル社の人気でもあるパネルラッカーフィニッシュ。
お手ごろなオプション価格で、シートのカラーや車両カラーなどと
あわせるとバッチGOOだ。
これが室内の景色だ。
全てはブラックで統一されている。
今回は、何度も言うが上質というのが一つのキーワードでもあった。
なれこれ構わず製作するより、
一台ずつキーワードやポイントを考えて製作するほうが、
確実にまとまった仕上げが可能となる。
全て新たなオーナーとなる方が、ウェルに
あーだーこーだー詳しくお伝え頂ければOK牧場である。(ガッツ石松風)
足回りはラシーン純正ホイールカバーのリペイントが施されているのだが、
スピードウェル社ではペイントの仕上げが今熱い。
全ては純正の風合いを求め色を調合し、吹き付けるという仕上げ方を
開始したからだ。
これぞまさしく復刻ラッカーフィニッシュ。
前回のタイヤカバーのページにもチョコっと話題になったのだが、
背面タイヤのステーなども新車当時のカラーに調合し
復刻ラッカーフィニッシュを行い、本来のラシーンの良さを追求する。
そう、結局はラシーンがあってこそ、スピードウェル社が色々と
カスタマイズ出来るわけなのだから、もっとも純正のラシーンを大切に
しないといけないであろう。
実際ラシーンを手掛けたデザイナーの意図があり
色なども、いろんな考えの上で決定されたのだから、そこは
外してはいけないところである。
ウェル帆布社謹製のフロアーマットだ。
昨今販売されているマットの原産は中国や東南アジア圏内だが、
ウェル帆布は質や風合いを重視するゆえ、生地はアメリカから輸入する。
生地一つとっても雰囲気はガラ~と変わる、という事を言いたい。
このフロアマットの縁の仕上げには2種類存在する。
一つは『オーバーロック』という仕上げ。
もう一つは『ヘリ』である。
細かな部分なので、また後にこの仕上げをご報告いたし候。
名古屋限定のえびのせんべいだ。
今回はY様がお土産をご用意されたという事で、
本当に感謝感謝いたしております。
このたびはY様、ジョルジェット70ラシーンの納車誠におめでとう御座います。
末永くお乗りいただけますよう、努力致します。
今日はコレまで~
本日の名言
恥ということを打ち捨てて世の事は成るべし
by坂本竜馬
絶対に成し遂げないといけない物に恥など無いものですなぁ。
厳密には何かに恥じている暇も無いので御座います。