日産ラシーンft エアフローメーターを交換するの巻

どんも〜ウェルです〜。
さて、本日は前回でもごらん頂きました、ラシーンft
排気量(1800cc)用エアフローセンサーをご覧頂きましよう。
そもそも、ラシーンには排気量が1500ccと1800cc、
2000ccと3つものエンジンが存在するわけだが、
1500ccは日産のサニー系に積まれているGA15型エンジンであり、
1800ccは日産アベにールなど俗にSR18型エンジンで御座る。
フォルツァは日産シルビアなどに搭載された俗にSR20型エンジン。

SR18DEエンジン。92kW(125ps)/6,000rpm 156N・m(16.0kg・m)/4,800rpm
フォルツァだけ2000ccが用意されたのだが、
今回は1800ccのラシーン、車名にftと付くもの、
のエアフローメーターの不具合によるエンジン不調の原因をご覧頂く。
まず、エアフロメーターとは何ぞやと、申せば〜エンジンの
吸入空気量を測定しているセンサーのことで御座る。

エアクリーナーケースのすぐ後に鎮座するのがエアフローメーター
なぜ吸入空気量を測定しているのかと申せば、エンジンは
ガソリンと空気(酸素)を混ぜ混ぜして出来た混合気を
シリンダー内で圧縮し、爆発させ動力を得ているのだ。
この時に理論空燃比(A/F)が14,7対1になるよう調整している
のだ。
加速時などの馬力の出力空燃比は8対1である。
と言う具合にコンピューターに空気量を伝え、燃料の噴射量を
決定させるためにあるのだ。

エアフローメーターアッセンブリーだ。
センサーはチャンバー内にセットされているので、今回は
解かりやすいように外してみた。

ネジ2個で留まっているだけ。
このセンサーがお高いのだが、もっと壊れにくい物を造って欲しい
ところ。
今ではラシーンの弱点とまでうたわれるパーツにもなった。

センサーには抵抗が使われている。
空気の流速により抵抗の温度変化により電圧が変る仕組み。
このセンサーにホコリやゴミが付着すると必ず不具合を起こすが、
経年劣化でも不具合は起こる。

抵抗部。
市販ではあまり販売されていないのだが、
業務用でインジェクション用のクリーナー(スプレー式)が
販売されているので、エアーインテークにぶち込めば
経年の汚れが落ちアクセルレスポンスが復活するという。
しかし、センサーが異常をきたしていればいくら綺麗に掃除しても
不具合は治癒しない。
このエアフローの不具合だが、まずエンジンが始動しにくくなる、
もしくは始動しない。
アイドリングが安定しない。
走行中にエンジン回転がギクシャクする。
高回転が回らなくなる。
途中でエンジンが止まる、などなど、大そうな不具合である。
この不具合に近いもので、プラグコードやプラグなど
点火系の不具合と勘違いしやすいので、まずはプラグの色などを
点検した後エアフローを疑うのも良いだろう。
しかし、エアフロメーター自体は電気信号を電圧で拾えるため
検電器があれば、良否の判定が出来るのだ。
という事で、ラシーンの弱点をご紹介したが、
必ずしも壊れると言うわけでなく不具合としていやな物なので
気になる方は早めに修理する事をおすすめ致し候。
今日はコレまで〜
本日の名言
時間を浪費するな。
人生は時間の積み重ねなのだ。

byフランクリン
そう、つまらない時間ばかり積み重ねても何も良い物を得られません。
は〜早くほにょほにょ時にならへんかな〜と思って働いている方、
もっと時間を有効に使える方法があるやもしれませぬぞ。
そこに夢があれば。