
2代目もとい2台目の購入となるオーナー様は実に多く、こんなことが他の国産車ではなかなかありえない話である。わたしの知る限りでは最高4台ラシーンを乗り継いだ強者も居られたのであるから、2台目はまだ普通なのかもしれない。しかし、それでも国産車に限らず、同じ車を再度購入するという事自体、現在の車がまったくもって面白くないという魅力の無さから来ているものも少しはある。多角的な視点で見てパイクカーやラシーンは一度手放した頃に、その本当の味わいを感じる事が出来ると言っても過言では無く、こんなに素敵なクルマを日産が作っていた(当時の日産デザイナー陣が優れていた)というのは真実であって事実である。

この度は大阪府堺市にお住いのN様に納車されました、ラシーントラベラーをご覧頂きたいと思います。ペールグリーンという若草色は前期モデルのカラーであり、平成6年か平成8年までの仕様の車両。N様は、以前もこちらのカラーの全く同じサンルーフ付のラシーンをお乗りになられており、巡り巡ってラシーンにお戻りになられました。

フロントフェースもすべて塗装がやり直しされており、これからも長く輝く仕様に。スピードウェルでは、すべての製作販売車両に、バンパーやグリル等も再塗装を行います。ココからどれだけ長く乗れるか、とても重要な所。

SWのクラフツマンが行う、シートの張替え。張替えの技術、そして使用するマテリアルは日本一と言っても過言ではありません。カラーも、デザインも選べてそれぞれのオーナーの思いをラシーンに詰め込みます。

ルーフレールや背面タイヤステーなどもカラーを合わせて塗装。タイヤカバーも張替えを行い、美しく仕上げております。スピードウェルでしか無しえないクォリティーをお楽しみください。

この度はN様、ラシーントラベラー納車誠におめでとうございます。2台目という事で、これからも長くお乗り頂けます様に努力致します。それでは、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
今日はコレマデ。
本日の名言
歩け、歩け、続ける事の大切さ
by伊能忠敬