青は藍より出でて藍より青し
ラシーンには青色系統が4色も存在する。これは同一車種
であればもっとも多いのではなかろうか。今回ご覧頂く
ダークブルー、そしてブルー(ドラえもん)、ライトブ
ルー、オパールブルー、がそれである。その中でも特に
この藍色のラシーンは丁寧に磨きこむ事により、漆黒にも
近い様な別の雰囲気にも見えるのである。この藍色をココ
まで磨きこんで表面を整えるのにはとても手間隙が必要で
あって、まるで日本刀を研ぐが如く、一般的には売られて
いない一番目の細かいレジンポリッシュを施工して完成す
る。まさに純正の表面仕上げ以上の仕上げである。
ラシーントラベラー 右舷前方姿見
この度は広島県広島市にお住いのS様の元へお届けにあが
りました、ラシーントラベラーをご覧頂きたい。実にS氏
は以前もSWでライトブルーのラシーンをお買い上げ頂いて
おり、今回はダークブルーにて復活を遂げた。
ラシーン ホイールラッカーフィニッシュ
1800㏄のアルミホイールも今様に塗装を行い、リムを残
せば、ご覧の通り。とてもシビレる。
ナルディクラシック デッドストック飴釉
昨今のナルディは赤黒味が強い為、今回はこのラシーンの
カラーに合わせるべく、デッドストックのナルディクラシッ
クが用意された。
シフトレバーのレザー巻
シートのマテリアルと同一に、シフトレバーにレザー巻
を行った。工業製品に如何にして工藝品の息吹を与える
かという考えがココに存在する。
ウェル60デザイン レザーシート
アンティーク調のマテリアルを使用して張替えが行われ
た60デザインレザーシート。
タイヤカバーの張替え
外装は質素に、しかし拘りを込めて製作された事が伺え
る。
ラシーントラベラー 平姿見
ラシーンと記念撮影
この度はS様、ラシーントラベラー納車誠におめでとう
御座いました。また末永くお乗り頂けます様に整備も致
しまして、お届け差し上げました。今回も素敵なお土産
を頂き恐悦至極に存じます。美しいラシーンライフを。
今日はコレマデ
本日の名言
「できること」が増えるより、
「楽しめること」が増えるのが、いい人生。
by斎藤茂太