ヒケヲトラナイ
29年目を数えるPAOと、10年目となるFERARRIのF430。
どちらも旧さを感じさせく、非日常で味わいあるDESIGNである。
しかし、驚くのはPAOの存在が3000万円とするF430に
これっぽっちも負けていないところである。
果たして、モノの価値はどこから生まれるのか、
どのようにして人は感じるのだろうか。
ますます、PAOというデザインの謎は深まる。
PAOトラディショナル 趣のある樋口薬局前
この度は、三重県津市にお住いのN様の元へ
お届けにあがられたPAOトラディショナルをご覧頂きたい。
新車当時のアクアグレイに身を包んだ今回のトラディショナル。
ノーマルルーフがすでに希少なカタチである。
PAOトラディショナル 後方妻姿見
旧村の細道を走るPAOは、とかくにほっこりした印象である。
道行く市井の人々も、撮影風景を眺めながら
『可愛らし―なー、にいちあん。』と声をかけてくれる。
自動車でコミュニケーションが取れるのだから、
PAOのDESIGN力は相当な物である事に間違いは無い。
ちなみにF430も社屋の前に留め置くと、皆が
スマホという現代の写真機を向けて記念撮影される。
やはり、どちらも非日常である。
PAOトラディショナル 左舷後方姿見
自動車とは、ヨーロッパ発祥であってその街並みに
溶け込むようなDESIGNに設計されている訳である。
たとえば、日本では山車やだんじりなどは、日本発祥であって
日本の風景に溶け込む形になるのは当たり前の事。
しかし、この蔵の前にPAOを留め置いても絵になるのだから
やはりPAOのDESIGNは素敵な物だ。
昨今の新型車を留め置いても、
だれも見向きはしてくれないだろう。
PAOとミニと夫婦
この度はN様、PAOトラディショナル納車
誠におめでとうございました。
末永くお乗り頂ければ幸いでございます。
また、駅までお送り頂きただただ恐縮致します。
今日はコレマデ。
本日の名言
夢中で日を過ごしておれば、
いつかはわかる時が来る。
by坂本龍馬
夢中になれる、事もとても大切ですが
いつか解る時が来る、なんとも意味の深い言葉。