熱い夏
今年も、遂にやってきた。Tipoオーバーヒートミーティング2105が
7月19日に岡山県国際サーキットで開催される。
SWでは例年よりも早く準備に取り掛かり、万全を期して
PAOレーシングカーのメンテナンスを行ってきたが、
今回は、足回りの摺動部にピロボールという接続部品を使用し、
コーナーリング特製を高める加工が施された。
また、1100㏄ボアアップエンジンでは、鍛造ピストンに加え
作用角をギリギリまで高めたハイリフトカムシャフトを製作。
より高回転域で力を発揮する仕様へとバージョンアップが
施されている。
これらは、一昨年のTipoオーバーヒートミーティングや
春の鈴鹿テストよりフィードバックされたデーターを基に
製作されている為、今回は、完全なデーター測定のレースになる模様。
レースという究極のフィールドで開発がおこなわれることによって
市販化されるSWのパーツ群はこれから発売になるから
楽しみにして頂きたい。