トラディショナル110
PAOのエンジンを1100㏄にボアアップを施した、MA11SW型エンジンを市販化した
俗称110『ワンテン』エンジンを真っ先にそうチン(装填)した
PAOトラディショナル110は、トルクフルで街乗りには最適である。
最高速などは求めず、いかに街乗りで快適に操作できるかという
ところで製作しているため、もちろん耐久性もあるわけだ。
純正より軽量化されたピストンなどにより、燃費特性も
1000㏄より大した変化はないところも特筆すべきである。
PAOトラディショナル ワンテン 左舷前方姿見
この度は、静岡県静岡市のM様の元へお届けにあがられた、
PAOトラディショナル ワンテンをご覧頂くコトに致そう。
今回のPAOの製作は先にご説明したように、エンジンが1100㏄にボアアップが施され
街中でもストレスなく乗れる仕様に変更を加えたモデルである。
もちろん、PAOがストレスなくスイスイ走るのが良いのか、という
疑問を投げかけることは出来るが、それはそれで快適なものである。
(ターボのようにはスイスイ走らないから、それでもPAOらしい雰囲気は存在する)
PAOトラディショナル フロントフェース
ホイール アイボリーラッカーフィニッシュ
モトリタフラットウッドが鎮座した。
モトリタフラットウッドはその鋲打ちのいかしたDESIGNに加え、
グリップが細いところに官能の美学が存在する。
最近のクルマはみんなグリップが太すぎて、はたしてみんなは
触り心地が良いと思っているのだろうか。
またエアバックがあるから、ハンドルのDESIGNがダメになっているのには
タカタさんにも頑張ってほしいところ。
ザ・モケット
高級モケットを使用した張替え『ザ・モケット』は緩い時間の流れが特徴である。
そしてボタンで締めあげられた生地のコントラストがなんともたまらない。
ルーカス製グラスランプ+ナンバープレート台
ブリタックス製は樹脂製であるのに対し、ルーカス製はガラス製であり
重量感と質感がにじゅうまる。
PAOトラディショナル 側面姿見
PAOトラディショナル 左舷後方
大雨の中 記念撮影
この度は、M様PAOトラディショナルワンテン納車誠におめでとうございます。
気の利いたタコメーターが英国で廃盤になり残念でしたが、
また出物がございましたらお伝え致します。
この度はお時間頂き誠に有難うございました。
今日はコレマデ。
本日の名言
乗りかけた船にはためらわずに乗ってしまえ。
byツルゲーネフ
ためらわず乗らないと、後で必ず後悔するものです。