25年前はパイクファクトリー
東京は銀座から築地をこえて勝どき橋を渡れば、そこにはパイクカーの聖地
『PIKE FACTORY』という最先端情報スペースなる施設が25年前にあった。
現在その面影は倉庫街の駐車場となっているが、25年目にまたPAOをその場所に据え置いた
感覚は、なかなか思いを馳せるような嬉しい気持ちにもなる。
当時はPAOとS-Cargoのグッズの販売は本より、料理やお酒のおいしいレストランバーや
過激なクラブスペースなどがあって、AM11時半から日が変わりAM4時まで営業していた
のだから、飛んだ過激なスペースであったことには間違いはない。
わたしは、その当時の面影は実は知らない口であるが、東京のA氏に
レストランバーのマッチケースを頂いたのを未だに宝物のように持っている。
PAOトラディショナル 前方正面姿見
この度は東京都江戸川区にお住いのT様の元へお届けに上がられた
PAOトラディショナルをご覧頂く事に致そう。
今回のPAOはアクアグレイ色の(通称=ノーマルルーフ)別名スチールトップとも云ふ
がベースモデルであり、現在では遂に希少車両の形である。
PAO フロントフェス
バンパーやグリルはオリジナルカラーを忠実に再現したラッカーフィニッシュが
行われている。
ワイパーやホイールは、オーナーのオリジナリティーを主張したカラーで
製作が行われ、さらにホイールはセンターキャップが外されている。
PAOのホイールナットはセンターキャップで隠れるため、貫通ナットが使用されているが、
其処は、鍍金袋ナットを使用し見栄えは整えられているなどという
細かなところの細工には余念がない。
Moto-Lita フラットMK―2 ウッドハンドル
ナルディクラシックウッドは一般的な王道ハンドルに対し、モトリタウッドは
隠れキャラ的存在で、一癖効いている。
ハンドルの面がフラットというのは、現在ではこのハンドル以外には目にする
事はないだろうから、一度は触りたいものである。
謹製ウェル帆布 60スタンダードレザー
PAOの内装に使用されている、象牙色(アイボリー)をシートの基調色に
パイピングを明るい茶色で製作がおこなわれた。
パイピングはダッシュパネル上面にも使用されており、何かしらのつながりが
生まれていて、綺麗にまとまっている。
PAOちゃんとT様ご家族と記念撮影
T様、この度は長らくお待たせ致しましたが、納車誠におめでとうございます。
また、お土産まで頂き本当に恐悦至極に存じます。
ナビと小物の件は、後日お送りいたしますので
どうぞよろしくお願い申し上げます。
この度は誠に有難うございました。
今日はコレマデ。
本日の名言
やって見せて 言って聞かせて やらせてみて
ほめてやらねば 人は動かじ
by山本五十六元帥
さすがは元帥。