日産PAO クイックシフトに加工を施すの巻

どんもす。ウェルです。
さて皆様、本日はPAOのMTミッションの操作機構、
シフトレバーをクイックな動作に加工する。

純正シフトノブではないが純正のシフトレバーの長さ。
クイックシフトとは何ぞやともうせば、
これは元々レーシングカーの装置であり、ギヤチェンジの時間さえ
ロスタイムとなることからクイックにシフトチェンジ
(シフトチェンジ時、シフトノブの移動距離を短くする)を行うために
開発されたシフトのリンク機構である。

シフトノブを外せばノブ取付け用のネジが切られている。
シフトレバーは下部のミッションへのリンク機構へ
ドッキングされている訳だが、シフトレバーの支点に対する力点と作用点の
比率を変えるコトによりクイックシフトへと加工することが可能なのだ。

比率を変えるためネジ部約25mmをカット。
わざわざクイックシフトなる部品を買って交換する
など不要で、こうして加工してしまえばOKである。
スピードウェルではただ部品を交換する、という作業より
前回のMA11SW型チューニングエンジンのように
純正のパーツを加工するのが得意だ。
今回の加工は先をチョキッと切っただけで
驚くほどクイックなギヤチェンジを行えるシフトへと
変貌することにより、操作する喜びが増すだろう。
※女性には向いていない。それより中年男性向き

約25mm短くなった。
まああと10mmほどは短くすれば、本当にレースぃーな
シフト感にさいなまれる事となりそうだが、
なんでもやりすぎは禁物。
そろっと純正から変っていない程度で押えるのが
小気味良い中年男性向きスタイルだと言える。

シフトノブは3方向の芋ネジにより固定が出来る。
もちろん純正シフトノブにも装着は可能だが、ダイス(ねじ切り)が必要だ。

芋ネジ部はMOMOと打刻されたカバーで隠れる仕上がりに。
と言う事で、本日は加工クイックシフトをご覧頂いた。
支点、力点、作用点、さえ理解している人であれば
わかりやすいお話であっただろう。
今日はコレまで~。
本日の名言
どんなことだって、
すべては未来への糧になる。

by中田英寿
そう、今の自分には関係ないなど考えず、
今ある境遇をすべては自分の未来になると思えば
毎日が吸収の日々となるでしょう。