どんもす~。ウェルです。
さ~て本日はラシーンのメーターパネルをウッドパネルに
交換するというお話と共に、タイヤカバーも純正を
さらに綺麗な純正に交換する。
それと共に、スピードウェル社の純正へのコダワリなどもお話致そう。
これが純正のメーターパネルだ。
ラシーンの全てはオプションや限定車で無い限り
このガンメタリック(艶消し)のパネルがおごられている。
無骨で大らかな外観にマッチしたカラーを連想すると
このガンメタリックでうなずける訳だが、
高級志向であれば、ウッドパネルといった素材の感覚が出てくるのであろう。
と言う事で、今回のウッドパネルは純正のウォールナット調をご紹介する。
メーターパネルは右、中央、左と3つから成り立つのだが、
こちらは運転席側のクルマで言う右側だ。
このパネルはもちろん新品の生産は中止しているため、
スピードウェル社のストック(コレクションの一部)をご紹介する。
これは中央のパネル。
丁度オーディオなどが付く真上のパネルである。
シガーソケットや、ハザードスイッチ、フォグスイッチなども
このパネルに収まるのである。
これは左側のグローブボックス用パネル。
ラシーンの前期モデルはこの部分のパネルはあるが、
平成9年式以降の俗に言う後期モデルにはこの位置は
助手席用エアバックが鎮座するゆえ、存在しない。
なので、後期モデルのウッドパネル仕様は
右側と中央のみに留まり、バランスが非常に悪く感じられるのだ。
ウッドパネルがとうとうおごられた。
今回のラシーンのオーナーH氏は旦那さんがウッド好きと言う事で、
わざわざ本日の早朝から御来店いただき、
取り付けさせて頂いたわけだが、
シガーソケットも先にウッド調を取り付けていたようで、
本当に気にいって頂けたであろう。
スピードウェル社では、大きくは2つの路線がある。
一つは純正をこよなく大切にする心。
もう一つはスピードウェル社のカラーだ。
純正をこよなく大切にすると言う事は、
デザインコンセプトの時点から始まり、
たとえばこのクルマがどういう人に乗ってもらいたかったのか
どんな風景が似合うのか、はたまたデザインで主張したかった事、
など研究しラシーンの魅力を体全体で感じること。
ラシーンのエクステリアデザイナー平林俊一氏
にお教え頂いたコトを読み返して勉強もしている。
そう、いろんなクルマは存在するが、どのクルマにも
発売されたカタチがデザイナーの思うところであるゆえ、
ココは崩してはならない、という所も随所に存在する訳だ。
そういったところを無視してカスタマイズを施し販売された中古車等に
(意図して崩していない、本気でなにも感じず崩れている)
魅力はないであろう。
ラシーンの楽しめる場所。
このタイヤカバーはそういった感覚をデザインの時点で考えられて
製作されていたのである。
今回オーナーH氏のスペアタイヤカバーはズタボロ状態であったがため、
またウェル所蔵のスペアタイヤカバーをお譲りする事となった。
実は純正スペアタイヤカバーも大切に所蔵している。
もちろん、当社の販売車両の全車にはウェル帆布謹製のタイヤカバーが
お好きな色で製作致し取り付けられるのであるが、
もう一つの路線では、こうした純正も大切にしているのだ。
このスペアタイヤカバーを選ばれた。
と言う事で、早速取り付けてみよう。
遂にスペアタイヤカバーもリニューアルされた。
先ほどの感覚からすれば、生き返ったかのようなイメージが
オーナーの大切度をあげあげさせる。
ラシーンはほんとうにこのスペアタイヤカバーを綺麗に
してあげるだけで後ろ正面姿見が良くなるもである。
オーナーH氏、この度は納車、、おおっと
いつもの感覚で言いかけたが、今日は納車ではなく
ウェル所蔵の品々を取り付けさせて頂いたので御座った。
堪忍、堪忍。
スピードウェル社は熱いラシーンオーナーをこれからも応援する。
今日はコレまで~。
本日の名言
灯台下暗し
とうだいもとくらし。
遠くのほうには目がいくが身近な事情はかえってわかりにくいと
言う事で御座います。
ウェルもこないだ、噛んでたガムがなんと脇の下『衣服』に
付いていた!!
遠くはみえますが、自分のわきの下の衣服を見ることが
なかなかできません。
まあこれは冗談のたとえ。
さて、身近なコトにぜんぜん気付いていないような人は
あす、自身の灯台下を見てください。
きっと何か発見があるはず。