どんもす~。ウェルです。
さて本日のブログの題材はスピードウェルと言う事で、
なにやらこの工場を本邦初公開で色々とご説明致そう。
まず、スピードウェル社は大阪は都心部からクルマで約20分ぐらいの
さらに大通りから2本外れたところに位置する。
夢のクルマ生産工場とでも申そうか、お客様の
願いを叶える為にいろんな製作機械を取り揃えたファクトリーである。
廻りの駐車場などを含めると約300坪と広々しているが、
日本中から修理やカスタマイズを施される車両を預かるゆえ
少し手狭でもある。
さて、このファクトリーは一体どんな仕組みになっているかと
もうせば、一台ずつ流れ作業性で各パートに別れ
熟練のクラフツマンがそれぞれ分業を行い、それぞれの
持ち場の仕事を丁寧に時間をかけて製作を行う仕組みである。
このPAOは大阪府のA様へ明日嫁ぐがれる車両。
最後の調整は全員で確認を行い、さらにウェルの合格㊞が
押されて納車がなされるのである。
今年のスピードウェル社のスローガンは
『日本一のクルマを造る』
一台いちだい、それぞれに日本一だといえるクルマ造りを
挑戦しているのだ。
おおっと、PAOのシフト周りがフィガロに、
ココだけで言うならフィオでなくパガロである。
こういう加工も難なくこなす。
いろんなご要望にもNOとは言わないゆえ、気持ちをぶつけて欲しい。
東京都のS様の元へ嫁ぐPAOだ。
リフトにあげられ、足回り、エンジン回りの整備から
下回りの錆止め塗装などもココで行われる。
隣には高知県のM様の元へ嫁ぐRASHEENが整備を終えて
次の(塗装)工程まで順番待ちをしている。
内装部門では、
これは兵庫のO様が大人の遊びと題して、
スピードウェル社の特別な引き出しをフルに使って
製作している特殊なPAOだ。
ルーフレールが無いのはPAOのプロトタイプと同様。
これはルーフレールを外し、凹凸の出来たところを板金するという
加工を施し、それと同時にキャンバストップの風防も取り外されるという。
オーナーO氏の思い描く仕様に手を加え、また新しい感覚でお乗り頂ける
事であろう。
ウェル帆布がフロアカーペットまで特別な色で製作している。
オーナーO氏とは何度と色の調整も行い出来上がりが本当に楽しみな
一台でもある。
スピードウェル社の塗装ブースだ。
ココで毎日一台ずつ塗装が行われている。
ただ今製作中は、愛媛県のY様のラシーンのオールラッカーフィニッシュ。
ボンネットやトランクは車体から外されて塗装が施される。
一般的な板金塗装屋であれば、まず外して塗るという面倒くさい事はしない。
しかしながら、外さないと色が綺麗にかからない所が有るゆえ、
スピードウェル社ではきっちり外して塗装が施されるのだ。
ウェル帆布の張り替え場だ。
シートなど一脚ずつこの場所で張替えが行われている。
張替えには特殊な工具が沢山あるのだが、
それぞれが特注品である。
日本中のPAO、RASHEENの張替えシートとうたわれるお店の
なかでも一番と絶対に言い切れるのは、
デザインを一から描き、味わいを出す為に色々な加工を
施しているからだ。
昨今の他社のシートアレンジを見れば、本質を解からず
ウェル帆布のシートアレンジを真似しているのが伺えるが、
残念なカタチになっている。
見よう見まねでは本当の良さは伝わらないのだ。
ウェル帆布社のページがさらにグレードアップして
近々お披露目となるゆえ、是非とも楽しみにして頂きたい。
スピードウェル社の隠れ家である。
この場所で色々とシートの色や車両の仕様など
お客様にお決めいただく場所でもあるのだが、
モダンなインテリアがウェルは趣味なゆえこんなカタチとなった。
レアなアイテムを沢山展示しているゆえ、ご覧頂き
楽しんで頂きたい。
この中には、発売されていない物まで存在するから
必見でもある。
と言う事で、本日はスピードウェル社にお邪魔致したのだが、
スピードウェル社では全てがこのファクトリーで生産されている
のには大きな理由があった。
それは、一つのコダワリを守るためである。
これからも日本一と呼べるクルマ達を製作するために
精進してゆく所存。
乞うご期待あれ。
本日の名言
賢者は長い耳と短い舌を持つ
つまりは、そういうこと。
いろんな人の意見に耳を傾け、
人の悪口や誹謗中傷など決して言わない。
それが賢者でありましょう。