異国
日本の国土はそれほど広いものではなく、しかし北海道から沖縄までの
全く違った風土には非常に驚かせられそして感動する。
とかく、日本にいながら異国に旅に出た雰囲気を味わえるという
そんな面白い体験が出来る日本の固有風土とラシーンはとても良く似合うと
それがあたしは言いたい訳である。
ラシーントラベラー ファサード
今回は長崎県長崎市にお住いのS様にお届けに上がられたラシーントラベラーを
ご覧頂く訳だが、オーナーのこだわりにより、外装の一切のパーツを黒色で統一し、
その廉価版であるような玄人好みのラシーンに仕上げが施されるコトとなった。
バンパーやグリルのブラックマットラッカーフィニッシュ
ヨーロッパ車では、廉価版のパーツの対応がこうしたブラックマットの
カラーリングにより、いかにも高級車との区別がなされているといった雰囲気はある。
しかし、今回は別に高級や廉価版を狙ったわけではなく、違った雰囲気で機能的パーツの見せ方を
提案しているように思えるのはあたしだけだろうか。
ルーフレールのブラックマットラッカーフィニッシュ
サンルーフと風防の色味も加わり、控えめな主張に。
しかしその控えめな主張が大胆に見えてくるのが面白い。
そしてルーフレールに続き、ドアミラー、ドアアウターハンドル、
背面タイヤ用ステー、ホイールなどなどもすべてが一色で統一されている。
謹製ウェル帆布 50スタンダードレザー
ラシーンは今回のレザーより、また少し仕上げを変えており、
デザイン(リヤシート)が特に良くなっている。
SWではこうした改善を常に行っており、良いクルマの製作に
注力している。
ラシーントラベラー 後方正面姿見
タイヤカバーにはSという文字が浮かび上がるようなそんな仕掛けが
施されている訳だが、スピードウェルのSではなく、紛れもなくオーナーのSである。
ということで、この度はS様ラシーントラベラー納車、誠におめでとうございます。
末永くお乗り頂ければ幸いに思います。
今日はコレまで。
本日の名言
おもしろき こともなき世を おもしろく
by高杉晋作
そうですなぁ。これぐらいの根性をもって生きてゆきたいものであります。