どんもす~。ウェルです。
さて、本日も皆様とお勉強のお時間がやってまいりましたが、
日産ラシーンのフロントドアのスピーカーの交換『中級編』を
ご覧頂くことに致そう。
まず、初級はスピーカーだけをポンと交換するだけ。
中級になれば、やはりスピーカーもウーファーとツイーターと
分かれた物を使用し、さらにスピーカーの本領を発揮させるために
ドアの防震処理『デッドニング』も行うという事になるだろう。
上の写真をボちっとなぁ~と『以降の写真も』押すとよろしかろう。
今回使用するスピーカーユニットだが、時代はさかのぼる事,
1946年
ジェームス・B・ランシングにより、美しい家庭用スピーカーの
生産を目標に設立されたJBLというブランドだ。
このJBLは時代と共にハーツフィールド、パラゴン、オリンパスなどの
銘機を世に送り出したのだ。
コーンも佳き風合いが出ている。
また、なぜJBLというブランドネームかと申せば、
その名は「音」に人生を捧げた一人の天才エンジニア
ジェームス・B・ランシングのイニシャルなのである。
お父様方たちにはこのスピーカーがどれほどあこがれたか、
そういうスピーカーのメーカーなのだ。
今回はツイーター(高音を再生するスピーカー)も取り付けられるのだが、
この上の写真の位置(ドアピラーの内側)に装着される事とあいなり申す。
もちろん、このピラーの部分の裏側から配線も引き綺麗に取り付けられる
訳だが、出来上がりは最後にご覧頂こう。
これが純正スピーカーだ。
純正スピーカーはなぜ、コーンが紙質なのか、いつも疑問に思う。
なぜ、最初から少しぐらいは音質にこだわらないのか。
最近の新車になってやっと質を追求する動きが生じているのだが、
それにしても、やはりコストというところで断念せざるえないのであろう。
すこし、ウェルは熱くなりすぎた。めんごめんご。
ラシーンのスピーカーはプラスのスクリューで3箇所留められているだけだ。
このネジを外せばスピーカーは取り外せる。
また、このスピーカーの形にも注目して頂きたい。
なぜ楕円なのか。これは多分低音から高音を再生できるようにと
工夫をこらした逸品なのかも知れないが、
やはり現代のスピーカーが全て丸型だという事は、
丸のほうが効率が良かったのかもしれない。
時代も、今夜もまる~だ。(白鶴 風)
スピーカーが取り外された様子。
今回はさらにデッドニングを行うという事で、
まずはドアについているビニールのカバーを取っ払う。
こんな感じだ。
どの車にも、このビニール上のカバーは取り付けれており、
作用としては、ドア内に入った雨水が室内に浸入する事を
防ぐという事だ。
ドアスピーカーはドア自体がスピーカーボックスを成している
訳であり、ビニールカバーが付いているだけでびびる大木になってしまう。
要するに、音は空気の振動であり、この振動が、ビニールカバーに
つたわるとびりびり~びりびり~と音を立てるのである。
雑音の素でもある。
今回はデッドニング素材n貼り付け時の写真がないのだが、
まず施工前に、綺麗に掃除をしないといけない。
ドア内には砂ホコリが多く、脱脂剤(ブレーキクリーナー)などで、
綺麗に汚れをふき取ってから、デッドニングのマットを貼り付ける。
昔はナマリ状のデッドニングマットが販売されていたのだが、
今はアルミ状の分厚いフィルムに接着マットがのっている。
また、コツは張り合わせる前に一度ドライヤーでマットを
あぶる事だ。
こうすることにより、接着マットが熱により伸び、伸びた状態で
接着するとマットが常温に戻った時にぎゅっと引き締まり、
接着物を蛸の吸盤のように離さないのである。
JBLのスピーカー(型番はPS62C)が鎮座した。
ホームオーディオの世界では、スピーカーが良い音を鳴らすには
最低1年以上はかかると言われる。
それは、スピーカーのエッジやコーンが柔らかくなり安定するのに
それぐらい時間がかかるという事だろう。
また、音のアイドリングまでするというコダワリさえある。
ツィーターが装着された。
スピードウェル社では、こうしてオーディオまでチューンUPする事が
可能で御座る。
ただ、スピーカーを交換するならDIYで誰でも出来ること。
音質を追求するのも楽しかろう。しかし、音は基本的に
主観が強いものなので、好みもあるのはご周知のとおり。
ウェルは原音に忠実な物が好きで御座るな~。
しかし、一般的に原音(例えば楽器の音)を解かっている方が
どれだけいてるか、それさえも微妙なところ。
ウェルはバンドマンなので、いろんな楽器の音を知っている。
そこら辺はお任せあれ。
上級編はまた次回にご覧頂くことに致そう。
今日はコレまで~
本日の名言
牛になる事がどうしても必要です。
by夏目漱石
しっかり休養しないと、しっかり働く事もできないという事で御座ろう。
しんどい時は、みなみな言いなされ。
牛になることがどうしても必要です、と。